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私立中高進学通信

2024年神奈川版

Students' Chat Spot

聖セシリア女子中学校

吹奏楽部みんなでつくり上げた、
6年ぶりの「定期演奏会」

ボランティア活動や部活動といった人とつながる機会から多くのことを学んでいる同校の生徒たち。
今回は、定期演奏会を終えたばかりという吹奏楽部の高3生4名にお話を聞きました。

Yo・Eさん(高3/金管指揮)
Yo・Eさん(高3/金管指揮)

「私は経済や経営のジャンルに興味があるので、大学では経済学を学びたいです。人に必要とされる仕事に就けたらと思っています」

Ya・Kさん(高3/副部長)
Ya・Kさん(高3/副部長)

「天文学や物理学などを学びたいと思い、勉強を積み重ねています。数学があまり得意ではないので、特に力を入れています。部活動との両立をめざして頑張ります」

K・Mさん(高3/部長)
K・Mさん(高3/部長)

「学校の授業を通して奉仕の精神を学んだことで、私もいつか貧しい国の人たちを支える一助になれればと考えています。そのためにも、大学では国際問題について学びたいです」

A・Tさん(高3/木管指揮)
A・Tさん(高3/木管指揮)

「生きていくうえで必要な食に関する幅広い知識を身につけ、いろいろな年代の人の助けになる栄養士になりたいです。管理栄養士の資格を取ることが目標です」

「定期演奏会」について教えてください

Kさん
文化祭やクリスマスコンサートなど年に何回かある演奏会のなかでも、部の総力を結集して皆様にお届けする、集大成とも言える演奏会です。高3生の引退公演でもあります。コロナ禍の影響で、私たちが中1の時から中止が続いていたので、実は私たちにとって今回が初めての定期演奏会でした。部員たちで全ての準備を行う演奏会なので、わからないことや自分たちで考えなければいけないことばかりで大変でしたが、みんなで役割を分担しながらつくり上げました。

定期演奏会は、大変なこともあったけど、忘れられない思い出になりました

「定期演奏会は、大変なこともあったけど、忘れられない思い出になりました」

それぞれの係を担当するうえで、特に大事にしたことは?

Yoさん
私は「渉外係」として、チケットの作成やOGの先輩方に定期演奏会への協力をお願いしたりしました。これまで演奏会が中止になっていたことで、連絡先のわからないOGもいて、人手の確保に苦労しました。チケット制作にあたっては番号を振るようにして、分配しやすくし、来場者数も把握できるように工夫しました。

Aさん
私は「演出係」を務めました。当日の司会進行が一番大切な仕事なので、どのように話したら伝わりやすいのかを考え、セリフや話し方などを練習しました。幅広い年代のお客様に、演奏曲のことや私たちが頑張ったことを伝えられるように意識しました。司会は私たち4人で行ったので、マイクをどう受け渡すかなど打ち合わせしつつ、臨機応変に行動しました。

Yaさん
私は「パンフレット係」です。吹奏楽部が頑張っていることを伝え、お客様の心もつかめたらと思い、係のみんなで協力して作りました。お客様に喜んでもらえるパンフレットを作るのはもちろんですが、私たちにとっては初めての演奏会になるので、「ユニフォームが最も似合う人」や「妹にしたい人」というようなアンケートを部内でとり、その結果も載せてみんなのモチベーションを高めることにも気を配りました。

Kさん
私は「ステージマネージャー係」という仕事を務めました。ステージマネージャーは、本番でのスムーズな進行を意識して準備することはもちろん、現場でしっかりと指示出しをすることが主な仕事です。会場づくりやルールなどたくさんの情報を、その場の状況に応じてみんなに伝わりやすい指示を出すことを心がけました。当日は大きな遅れもなく進めることができたので安心しましたし、後輩たちもそれぞれが自分で考えて選択をして進めてくれたので、的確な指示を出せたという実感が得られてうれしかったです。

そうした係での仕事を経験して、成長したと思うところは?

Yaさん
自分だけの成長というよりは、「部全体がここまで一丸となって演奏会を成功させることができた」という手応えがすごく自信になりました。みんなの絆が強まったと思います。お客様からのご意見・ご感想も温かい言葉が多く、うれしかったです。

Kさん
仲間と一緒にやり遂げたことが、私にとって何よりもうれしいことでした。後輩とのつながりはもちろん、高3生同士のコミュニケーションがたくさん取れたから、うまくいったのかなと思います。「演奏会を成功させよう。この仕事を一緒に頑張ろう」という気持ちを共有できました。そうしたコミュニケーションの大切さが、改めて感じられたように思います。

吹奏楽部の活動で大切にしていることは?

Aさん
やはり同級生、そして先輩・後輩と仲良く活動することが大切だと思います。個性豊かなメンバーが集まっていますが、それぞれが自分のキャラを確立させていて、部内での立ち位置を自覚しているからこそコミュニケーションがとりやすく、うまく回っているのかなと思います。

Yoさん
活動に際しては、「やるときはやる」という姿勢が大事だと思います。ずっと頑張り続けることは誰にとっても難しいと思うので、どこで頑張るのかを決める力が必要だと思います。例えば、演奏会に向けた合奏の練習は1回1回がすごく大事になるので、そこはみんなで力を合わせて頑張る。でも、休む時は休む。そうしたメリハリをつけることが大切だと思います。

吹奏楽部の活動を通してコミュニケーションの大切さを実感しました

「吹奏楽部の活動を通してコミュニケーションの大切さを実感しました」

この学校の魅力は?

Yoさん
中高一貫の学校なので、先生や友達と6年間一緒に過ごせるところです。先生方との距離も近く、温かい先生が多いので、気兼ねなく何でも相談できます。

Kさん
部活動もそうですが、生徒同士の結びつきがすごく強いところだと思います。「セシリアファミリー」という言葉があるのですが、その意識はたとえ卒業しても不変のもので、OGの先輩方はいつまでもセシリアのことを気にかけてくれています。人と人とをつなげる学校だと思います。

Yaさん
生徒一人ひとりの個性や自由が尊重されている校風が良いところだと思います。どんな性格や個性でも認めてもらえるのは、この学校だからこその魅力だと思います。

Aさん
キリスト教の学校なので、私たちにはキリスト教の教えが根付いていると思います。生活をしていくなかで聖書の言葉を思い出すことがあり、それが心の支えになることも多いです。キリスト教教育は外せない魅力だと感じています。

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