私立中高進学通信
2021年神奈川版
注目!News and Topics
日本大学藤沢中学校
豊かな自然と最新設備を備えたキャンパスで
一人ひとりが輝ける学校生活を送る
スチューデントラウンジ(ホール)で。上野さん(右)のお気に入りの場所でもあります。(写真1)
三浦まりなさん(中3・写真左)
「友だちに勉強を教えて、感謝されるとすごくうれしいので、理科か数学の先生になりたいです。悩んでいる人の背中を押せるような職業に憧れています。受験は意志が大事。自分が魅力を感じた学校に全力でぶつかってください。辛くなったら楽しい中学生活を思い浮かべて頑張ってください!」
上野稚恵実さん(中3・写真右)
「将来は深海の研究者になりたいです。地球最後の未開の地とも言われる深海は何かを発見できそうだし、深海魚は食べてもおいしいです(笑)。この学校は広くてのびのびして、友だちもたくさんできます。受験は大変ですが学校生活は楽しいので、ゴールに向かってまっすぐ進んでほしいです」
校内設備や学校の雰囲気に魅力を感じて
緑あふれる広々としたキャンパスの日本大学生物資源科学部に隣接する同校は、学習や研究をサポートする最新設備を備えています。東京ドーム2個半もの広い敷地で、生徒たちはのびのびとした学校生活を送っています。
今回は同校に通う中3の上野稚恵実さんと三浦まりなさんに、学校の魅力を語ってもらいました。
――――同校を受験したきっかけは?
「姉がこの学校の生徒で、体育祭などの学校行事を見に来て、施設に魅力を感じました。スチューデントラウンジ(写真1)や食堂、カフェテラス(写真2)が整備されていて、清潔な印象を受けました」(中3/上野稚恵実さん)
「兄が2人ともこの学校に通っていて、私も小さい頃から行事を見に来ていました。実は文化祭で迷子になったことがあって。その時、先生方が優しく接してくれたこともあり、学校の雰囲気が気に入りました」(中3/三浦まりなさん)
――制服も人気ですが、実際に着ていてどうですか?
「セーターやベストの肌触りが良くて、ポロシャツはバリエーションがあります。自分でコーディネートできるし、ベストが白なのもかわいいです」(上野さん)
「昨年の冬から女子のスラックスとネクタイが認められました。特に自転車通学の女子は助かります。女子にスラックスが認められるのは世の中の流れとも合っていて、そのおかげでみんなが過ごしやすい学校生活になっていると思います」(三浦さん)
友情と好奇心を育む
恵まれた学びの空間
――校内で一番好きな場所はどこですか?
「図書室(写真3)です。私は小さい頃から本が好きで、今も図書委員をしています。この学校の図書室にはたくさん本があって、私の好きなゲルマン神話も読めるのでうれしいです。書庫があって、そこから司書の方に本を持ってきてもらうこともできます」(上野さん)
――広々としたグラウンド(写真4)も魅力の一つですね。
「400mのトラックに、1200もの観客席が設けられています。私は陸上部なので、グラウンドにはたくさん思い出があります。練習はきついけど、一緒に乗り越えられる先輩や同学年の友だちがいて、部活動が楽しいです。8月に引退ですが、悔いのないよう頑張りたいです」(三浦さん)
――好きな行事を教えてください。
「毎年10月に開催する体育祭です。中高合同で行われる色別対抗の体育祭で、他学年の先輩たちと一致団結して勝利に向かって突き進んでいくのも好きです。特に応援合戦が楽しくて、踊ったり歌ったりしてアーティストのライブみたいです。2020年はコロナ禍の影響で中高別の開催になりましたが、それでも楽しかったです」(三浦さん)
「学内の畑(写真5)で行った中1のフィールドワークが忘れられません。日本大学生物資源科学部のスタッフや学生の方と一緒に、水菜や大根を育てて収穫しました。農業の大変さがわかったし、収穫そのものが楽しくて、とれた野菜もおいしかったです! それ以来、野菜を育てることに興味を持って、家でトマトを育てています」(上野さん)
同校の広いキャンパスには、一人ひとりが輝ける場所が待っているようです。
挨拶や制服に見る本校の伝統
三武誉生 先生
「本校の生徒は、一人ひとりが素直で、基本的な挨拶ができます。運動部が盛んで、顧問の教員が生徒としっかり向き合っているという理由もありますが、部活動に入っていない生徒も当たり前のように挨拶ができます。先輩たちの様子を見て、見習っているからでしょう。
また、女子のスカート丈も短くなく、きちんと制服を着こなしています。決して教員が厳しく指導しているわけではありません。先輩たちの制服の着こなしを見て下級生がそれに倣っている、いわば先輩たちが培ってきた伝統をしっかりと受け継いでいるといえます」
(この記事は『私立中高進学通信2021年神奈川版』に掲載しました。)
日本大学藤沢中学校
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
TEL:0466-81-0125
進学通信掲載情報
PICK UP!!
紹介する学校
- 探究活動や学校生活に幅広くICTを活用し「発信力」を高めるカリタス女子中学校
- コロナ禍だからこそ先進的な取り組みが生徒の学びを進化させる北鎌倉女子学園中学校
- 違いを受容し意見を発信「人とかかわる力」を育てる神奈川学園中学校
- 平和の実現のために行動できる力を育てる関東学院六浦中学校
- 探究心をもった学びが未来の自分を深めていく鶴見大学附属中学校
- どんな時代であっても、自分自身の力で立てる人財育成をめざす森村学園中等部
- 知識を連結し汎用的能力を育むクロスカリキュラム横浜女学院中学校
- 油絵やバイオリンなど芸術に触れて感性を磨く横浜富士見丘学園中学校
- 日本を知り、アジアを知り世界を知って、飛躍する力に藤嶺学園藤沢中学校
- カトリックの精神から社会課題を考える聖園女学院中学校
- 20年後の世界で必要な力を今から育むGLP山手学院中学校
- ネイティブ教員9名が英語の授業を担当横浜隼人中学校
- 「自律」からチャレンジ精神と創造力 強い絆が生まれる湘南学園中学校
- 「OLIVE STREAM」を合言葉に100年の伝統を今に伝える関東学院中学校
- マリンチャレンジプログラムに向けた研究が評価され、2年連続で全国大会に進出サレジオ学院中学校
- グローバルユース国連大使に選出された2名が国際問題にかける熱い想いを語る自修館中等教育学校
- 生徒主導の課題活動・福祉活動を通し「こころ」と「力」を育成する聖セシリア女子中学校
- 高校でのコース選びに悩む中3生に先輩の高校生が自分の経験をアドバイス橘学苑中学校
- ICTを活用した多様な学びの実践でデジタルスキルと豊かな人間性を育む東海大学付属相模高等学校中等部
- 国公立大107名の合格を支えた年間600を超える3種の『講習』桐光学園中学校
- 豊かな自然と最新設備を備えたキャンパスで一人ひとりが輝ける学校生活を送る日本大学藤沢中学校
- 人・自然・世界と「共に生きる」ため伝統の「総合学習週間」でSDGsを学ぶ横須賀学院中学校
- 中学3年間の探究で大きく成長 翠陵グローバルプロジェクト横浜翠陵中学校