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私立中高進学通信

2026年1月号

中1の始め方

光塩女子学院中等科

多様な個性と出会い
成長の初めの一歩に

毎年5月に実施している遠足。今年は災害時の広域避難場所でもある『都立和田堀公園』への徒歩ルートを確認し、レクリエーションで交流を深めました。

毎年5月に実施している遠足。今年は災害時の広域避難場所でもある『都立和田堀公園』への徒歩ルートを確認し、
レクリエーションで交流を深めました。

 聖書の「光と塩」の教えのもと、中1の初めは“友達との関係づくり”を重視。互いを尊重しながら、自分らしく成長していけるようにサポートしています。

新しい関係づくりから始まる
中1の春

「あなたがたは世の光 あなたがたは地の塩」。聖書のこの言葉を校名の由来とする光塩女子学院では、光と塩が世の中になくてはならない存在であるように、人もまた誰もがかけがえのない存在であるというカトリックの精神に基づいた教育を行っています。

 中等科には、初等科からの進学者と中学からの入学者がほぼ半数ずつ、合計150名ほどの新入生が入学します。入学直後の4〜5月は、新しい環境に慣れ、クラスメートとの距離を縮めるための大切な期間です。

 この時期には、生徒同士の親睦を深める行事が続きます。学校生活の基本的なルールを学び、自己紹介やワークショップを通してクラスの仲間を知る『オリエンテーション』。出席番号ごとのグループで校内を巡りながら行う『体力テスト』。公演や部活動紹介を通じて学校について知る『光塩祭』の参観。班活動での避難訓練も兼ねた『遠足』など、新入生同士が自然に打ち解けられるよう工夫されています。

中1担任/社会科・谷川真帆先生中1担任/社会科・谷川真帆先生

「初等科から進学する生徒が一定数いるなかで、中等科から入学する生徒は、友達ができるかどうか不安に感じることも少なくありません。しかし、初等科から進学する生徒も新しい友達との出会いを楽しみにしています。中等科から入学してくる生徒と仲良くなったことをきっかけに、自ずと友達の輪が広がっていく様子をよく見かけます」(中1担任/社会科・谷川真帆先生)

 学年全体を教員6〜7人で受け持つ「共同担任制」も、同校ならではの仕組みです。今年度の中1では、4クラスを7人の教員が共同で担任を務め、朝礼や終礼を交代で担当しながら、チームとして生徒の様子を見守り、支えています。

「複数の教員で生徒の様子を共有することで、さまざまな視点が得られます。また、生徒にとっても話しやすい大人が複数いることは、安心感につながっていると思います。『いろいろな先生が自分を見てくれている』『大切にされている』と感じてもらえるよう、日々の関わりを大切にしています」(中1担任/理科科・山田香梨先生)

多様な人と関わりながら
“ありのままの自分”を見つける

 カトリックの価値観「ありのままのあなたがすばらしい」を柱とする同校では、学校生活のさまざまな場面で、人もまた欠点や限界をもちながらも、ありのままの姿で神さまに愛されている尊い存在であることを学びます。自分自身を大切にし、同時に周囲の人も同じように価値ある存在として受け入れ、互いに尊重し合いながら共に成長していく。その姿勢を育むことが教育の根幹です。

 この精神を体験的に学ぶのが、同校ならではの教科『倫理』です。中1の授業では、建学の精神やキリスト教の考え方を学びながら、『自分との出会い』をテーマに自分自身と向き合います。中2では他者との対話を通して『考えの違い』を知り、互いを理解し合うなかで『自分はどうありたいのか』を考えます。さらに中3では、社会で起きている出来事に関心を広げ、『社会のなかでどう生きるか』を自分事として考える学びが展開されます。

「少しずつ学びの視野を広げ、最終的には自分の夢や目標を見つける手がかりになればと思います」(谷川先生)

 中1の夏に行われる『山荘生活』では、クラスの枠を越えて3日間寝食を共にし、自然と触れ合いながら協働することを学びます。以降は、学年全体で協力して活動する場面が増えていきます。

中1担任/理科科・山田香梨先生中1担任/理科科・山田香梨先生

「さまざまな個性の友達や教員と関わるなかで、『こういう考え方をしてもいいんだ』『自分を発揮していいんだ』という気持ちが育ちます。そして自分を認め、互いの違いを自然に受け入れる感覚が培われていきます」(山田先生)

 6年間を通して育まれるのは、学年全体の一体感です。

「オンラインでも学べる時代ですが、人との関わりは、学校だからこそ得られる学びです。時には人間関係で悩むこともあるでしょうが、それもまた大切な経験です。困った時はいつでも相談できる環境整備を、私たち教員は大切にしています」(谷川先生)

カトリックを基盤とする同校では、朝礼時にお祈りを唱え、心を鎮めて授業に臨みます。カトリックを基盤とする同校では、朝礼時にお祈りを唱え、心を鎮めて授業に臨みます。
6~7人の先生が共同で3~4クラスの生徒を見守る『共同担任制』。クラスの枠を越えて活動することも多いので、学年の団結力も自ずと強まります。6~7人の先生が共同で3~4クラスの生徒を見守る『共同担任制』。クラスの枠を越えて活動することも多いので、学年の団結力も自ずと強まります。
週1回、クラスの代表者が集まって課題を共有し、話し合う『生徒学年会』。生徒主体で学校生活の目標を決める機会にもなっています。週1回、クラスの代表者が集まって課題を共有し、話し合う『生徒学年会』。生徒主体で学校生活の目標を決める機会にもなっています。
職員室前に設置されている『オープンスペース』。生徒と教員が気軽に向き合うことのできる場所です。職員室前に設置されている『オープンスペース』。生徒と教員が気軽に向き合うことのできる場所です。

(この記事は『私立中高進学通信2026年1月号』に掲載しました。)

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