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私立中高進学通信

2024年特別号

私学だからできるオリジナル教育

開智未来中学校

開智未来の「学びの夏」を充実させる
『グローバル・スタディーズ・プログラム』と『夏期講習』

 生徒1人ひとりが自分の未来を切り拓くために、大切になるのが夏休み期間です。普段の学校生活とは一味違った“鍛えの夏”を、Globalに、そして、Academicに、開智未来中学校の生徒たちは満喫していました。

オリジナル授業 Part1
グローバル・スタディーズ・プログラム
海外名門大学の大学院生と
ともに過ごす5日間
お話を伺った新居良太先生お話を伺った新居良太先生

 一学期の授業が終わり、夏期講習期間に入った7月中旬、例年通り高1と高2を対象とした5日間の『グローバル・スタディーズ・プログラム』(以下、GSP)が行われました。注目は、このプログラムのために来日した海外人材のポテンシャルの高さです。今年度のGSPには、ハーバード大学をはじめとする海外の名門大学・大学院で学ぶネイティブの学生5名が参加しました。

「本校のGSPには毎年、日本の文化や哲学、風習などに興味を持つ、海外の優秀な学生たちがこぞって講師として参加してくれます。そんな彼らとともに学ぶのが、GSPに強い意欲を示してくれた本校の生徒たちです。今回は20名の生徒たちが手を挙げ、そのなかから5つのご家庭に、ホームステイ先として学生たちを受け入れてもらいました」

 そう語るのは、同校の物理科教員であり、オランダ留学の経験もある新居(にい)良太先生(教頭補佐)です。

とにかくポジティブ!
元気になるGSP

「GSPのために日本にやってくる学生たちの素晴らしい点は、何といってもポジティブシンキングが基本にあることです。特に『何のために勉強するのか』という学習意識の高さには目を見張るものがあり、とても参考になります。日本国内で見られがちな、『有名大学の学生が、なんとなく大学に行っている』というようなケースとはまったく異なります。昨年度のGSPの生徒たちのアンケートを見ると、最も多かった回答は、『とても元気になる』『自分の人生を考えるきっかけになった』というものです。『苦手だった英語が使えるようになった』という語学について言及する回答それ以上に、GSPの講師たちの人柄や熱意に触れ、刺激を受ける生徒が多くいるのです。本校のGSPはこれからも、参加した生徒一人ひとりを内面から刺激する、ポジティブシンキングを養成する、そんなワンランク上の国際プログラムでありたいと考えています」

GSPは英語のみのコミュニケーション。1日6時間×5日間で実践的な英語力が鍛えられます。「伝えたいことが伝えられないもどかしさを感じたとしても、それは良いきっかけになります。GSPは、生徒の大学進学から先の未来で、英語力をいかんなく発揮してもらうための特別プログラムでもあります」(新居先生)GSPは英語のみのコミュニケーション。1日6時間×5日間で実践的な英語力が鍛えられます。「伝えたいことが伝えられないもどかしさを感じたとしても、それは良いきっかけになります。GSPは、生徒の大学進学から先の未来で、英語力をいかんなく発揮してもらうための特別プログラムでもあります」(新居先生)
4班に分かれた生徒たちに海外の大学院生が1人ついてのグループレッスン。英語で課題に取り組み、話し合いながら、最終発表に向けて訓練を積んでいきます。「大学院生の母語は英語でも出身地が異なるため、多様な英語を日本にいながら体感できます」(新居先生)4班に分かれた生徒たちに海外の大学院生が1人ついてのグループレッスン。英語で課題に取り組み、話し合いながら、最終発表に向けて訓練を積んでいきます。「大学院生の母語は英語でも出身地が異なるため、多様な英語を日本にいながら体感できます」(新居先生)
オリジナル授業 Part2
夏期講習
わずかな費用で予備校並みの
受験指導を実施

 同校のもう一つの夏の注目授業は、『夏期講習』です。学期中の『放課後講習』と並んで、重要な教育プログラムと位置づけられています。

「夏期講習は5日間を1タームとし、お盆休みを挟んで全体で6ターム構成となっています。講習料金は1時間350円と安価であるため、1日5時間受講しても1,750円という安さも魅力です。塾や予備校と較べて圧倒的にリーズナブルで手軽に受講できますし、いつもの教科担当の先生方が講師役となって進行していくので、質問がしやすいなど環境面での安心感もメリットです」

 受験を間近に控える高3なら、いつもの授業に、放課後と早朝の『特別講習』を加え、さらに自分の志望校を踏まえた教科・科目・レベル/コースの夏期講習をマッチングさせることにより、塾や予備校に通うことなく、学校完結型で第一志望の大学・学部への現役合格が可能になります。

基礎固めから受験技術まで
きめ細かく指導

 新居先生が担当する夏期講習の1つ、高3『物理』を取材しました。物理を選択する高3生が2クラス(一教室25名)という割合の高さに驚かされます。

「理系志望の生徒たちのほとんどは国立大学志望者です。そんな生徒たちの最近の傾向として見られるのが、大学4年間に大学院修士課程前2年を加えた“6年間で学ぶ”という発想です。これは男子・女子ともに同じです。物理を学んでおくことが、こうした修士課程・就職に有利ということがあげられます。またとくに理系で顕著ですが、いわゆる難関の大学のほうが実験装置など設備も整っているというメリットもあります。
 私たち教員はそうした大学受験に関するさまざまなことをしっかりと情報共有しながら、生徒たちの受験にかかる費用はなるべく安く設定し、どの大学にも対応できる臨機応変な学習指導を、夏期講習で展開しています。こうしたきめ細かさと手厚さにあふれた本校独自の指導は、理系大学志望者だけではなく、文系においても同様です」(新居先生)

 生徒の基礎固めから超難関大学への現役合格までを、徹底的に鍛える開智未来の夏期講習の魅力がここにつまっています。

新居先生が担当する夏期講習の1コマ『物理』(高3)。「夏休み期間中の特別授業ということで、生徒たちの集中力も高いものがあります。この後はすぐに演習問題に入りながら、大学受験に向けてそのスピードを速めていく予定です」(新居先生) 新居先生が担当する夏期講習の1コマ『物理』(高3)。「夏休み期間中の特別授業ということで、生徒たちの集中力も高いものがあります。この後はすぐに演習問題に入りながら、大学受験に向けてそのスピードを速めていく予定です」(新居先生)
鍛えの夏だからこそ、自ら講座を選んで夏期講習へ。得意科目はさらに伸ばし、苦手科目はその課題克服に努めようとする生徒たちの熱気で教室はヒートアップ。この夏を制する者が実りの秋を迎えます。鍛えの夏だからこそ、自ら講座を選んで夏期講習へ。得意科目はさらに伸ばし、苦手科目はその課題克服に努めようとする生徒たちの熱気で教室はヒートアップ。この夏を制する者が実りの秋を迎えます。
どの教室に行っても、生徒同士が話し合っている光景をよく目にします。開智未来の教育の特色の1つでもある生徒同士の「学び合い」です。「理解できている生徒とそうでない生徒を隣り合わせにして、教えて理解を深める、学んで理解を得ることを重視しています」(新居先生) どの教室に行っても、生徒同士が話し合っている光景をよく目にします。開智未来の教育の特色の1つでもある生徒同士の「学び合い」です。「理解できている生徒とそうでない生徒を隣り合わせにして、教えて理解を深める、学んで理解を得ることを重視しています」(新居先生)
開智未来中学校  

〒349-1212 埼玉県加須市麦倉1238
TEL:0280-61-2021

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