出願直前の学校選び!

お話をうかがった先生方
栄光ゼミナール
- 藤田 利通先生
- 大島 芳崇先生
- 鈴木 登美子先生

入試約2カ月前~
過去問演習を中心に勉強し、公開模試を受けて実戦力を高める頃です。入試直前まで受験生の力は大きく伸びるもの。過去問や公開模試の後には解き直しを行い、間違えた問題は夏休みの教材などに戻って復習しましょう。
保護者も、併願校の決定、出願準備などで忙しくなります。一つひとつ確実に進めていきましょう。
併願校を決めるうえで大切なことは、お子様が自信をもって第1志望に臨めること。万が一の場合も考えて、さまざまなパターンを考えておきましょう。入試までの2カ月は思った以上に長く感じられる時期。受験生にとって、家族は一番頼りになる存在です。最後までお子様の味方として寄り添ってあげてください。
やることリスト 入試約2カ月前~
- 最終的に受験校を決定。あらゆる事態を想定
- 入試のスケジュール表を作成し、家族で共有
- 通知票のコピーや出願用写真などを準備
- 願書の入力(記入)・出願
- 面接の準備(シミュレーション、服装、靴など)
- 受験会場までの交通手段を調べる(複数の行き方も)
- 受験費用の確認
- 感染症などに対する各校の対応をチェック
- 万が一の事態に備え、親類などにスケジュールを伝える
こんなときどうする?
スケジュール過密で不安です
一番大切にすべきことを軸にして
大島先生あれもこれもと詰め込むのではなく、何をベースにするかを決めるといいですね。「お子様にあまり無理をさせない」など家庭の方針に合わせて、「健康管理」や「学習」など、メインとなる軸を決めることが大事だと思います。
鈴木先生生活面と勉強面で分けて考えることも必要です。願書用の写真撮影や予防接種などのスケジュールは保護者がしっかりと管理して、家族で共有しておきましょう。勉強については、その日の塾で授業がない教科は家庭で学習するなど、毎日4教科に触れるよう心がけてください。この時期は新しい教材に手を出さず、復習に力を入れ、基礎力を強化するようにしましょう。
こんなときどうする?
出願がきちんとできるか心配です
出願前には必ず確認を
藤田先生WEB出願では、試験教科や募集コースなどのチェックが簡単にできるからこそ、もれや間違いが起きてしまいがちです。入力ミスがないように、必ず確認をしましょう。また、受験票はどの学校も似たような書式で区別がつきにくいので、入試当日にはその日に受ける学校の受験票かどうか再度確認してください。
こんなときどうする?
受験へのモチベーションが下がっているように感じます
「大丈夫」と背中を押してあげて
藤田先生たとえ過去問演習で合格点に届かなかったとしても、「大丈夫。あなたならできるよ」と励ましてあげましょう。とことん過去問に取り組み、志望校の出題傾向に慣れていけば、合格に近づいていくはずです。
大島先生保護者は普段どおりに接するほうがいいでしょう。特別なことを言う必要はありませんが、ネガティブな発言は控えてください。モチベーションを上げるためには、志望校のホームページに学校紹介の動画などがあれば、それを見るのもお勧めです。
こんなときどうする?
併願校がまだ決まりません
合格難易度のバランスを考えた併願を
鈴木先生「合格した」という自信を本人にもたせてあげることが大切です。「ある程度のラインより上の学校しか受けさせない」という考えはお勧めしません。合格難易度にメリハリをつけて併願を組みましょう。1月校で合格を得ておくのが理想ですが、一方で後半日程まで受験する可能性や「さまざまな結果」の場合を想定しておきましょう。
こんなときどうする?
お勧めの息抜き方法は?
親子でできることを探してみては
藤田先生「音楽を聴く」「好きなものを眺める」「絵を描く」「軽いスポーツをする」など、本人の好きなことをするのがいいでしょう。
大島先生 個人でできるリラックス方法もいいですが、親子で一緒に何かをしてみるのはいかがでしょうか。たとえば散歩や買い物などを一緒に行うと、いい気分転換になると思いますよ。
こんなときどうする?
朝型のリズムに直せませんでした
無理はさせずに
大島先生入試前は小学校に普段通っている時刻より少し早く起きて、朝学習の習慣をつけることをお勧めしていますが、なかなか早起きできないお子様もいます。体質によることもありますし、入試当日に起きられないということはまずありませんから、無理のないリズムを大切にしてください。
こんなときどうする?
本当に小学校を休ませなくてもいいのでしょうか?
通学することで気持ちがリフレッシュします
大島先生受験勉強以外のことが何も手につかないのでは、むしろ追い込まれすぎかもしれません。ある程度は気持ちの切り替えも大切です。健康管理をしつつ、小学校にはできるだけ休まず通うようにしましょう。
鈴木先生小学校を休んで家にいるお子様を保護者がずっと見ていると、お互いに息が詰まってしまう可能性も。お子様が小学校に行っている間は、保護者も仕事や趣味など別のことをして、“子どもの受験”から離れる時間をもつといいでしょう。
こんなときどうする?
入試当日の下の子の世話はどうすればいいでしょうか?
協力者を見つけて事前にお願いを
鈴木先生受験生に幼い弟や妹がいる場合、入試本番にはお父さん、お母さんだけでは手が足りないことも。また、急なアクシデントが起こることも想定しておきましょう。祖父母や親戚など、下のお子様を頼める人に事前にお願いしておくといいでしょう。









