中高6年間を満喫しよう!~学校生活~

多彩な国際研修を実施。
2025年度より、現地の少数民族の子どもと国際交流を行う、「タイ研修」「マレーシア研修」をスタート。
写真は「ニュージーランド研修」の様子。
CASE1市川
千葉県市川市・共学校
「独自無双の人間観」「よく見れば精神」「第三教育」を建学の精神として教育を展開する市川。
挑戦を応援する校風が、様々な改革を生み出してきました。
やりたいことを見つけ挑戦する
「第三教育の達人」を育てる

教頭
吉田 康彦 先生
家庭からの「第一教育」、学校教員による「第二教育」とともに、自ら学ぶ自分自身による「第三教育」を重視し、第三教育の達人を育てることを教育目標に掲げる同校。
2003年の共学化を皮切りに、これまで様々な改革を進めてきました。自身も卒業生という吉田康彦教頭先生は、現在まで続く改革の歩みについてこう話します。
「共学化から10年ほどは、0から1を創り出す黎明期でした。女子を受け入れての行事等、学校作りにおいて試行錯誤が続いていた時期です。同時に学校としての進学目標を達成するため、ゼミや選抜クラスの導入など多くの改革が行われていました。教員の指導力強化に今一度注力し、授業の質の向上を図りました。こうした改革の積み重ねにより、教育活動の様々な場面で好循環を生み出すことができました」
共学化を機に、グローバル教育もアップグレードされました。
「現在は、英国ケンブリッジ、英国イートン、米国ボストン、ニュージーランドなどで国際研修を行うほか、国内プログラムとして、神田外語大学との連携で行う『グローバル・イシュー探究講座』、アメリカやカナダの大学生とともに取り組む『グローバル・スタディーズ・ブログラム』などを実施しています。
また2022年には、様々な分野で活躍する意思をもつ生徒を対象に『HKなずな奨学金』制度をスタートさせました。海外大学への進学や、国内外を問わず特色ある研究や活動にチャレンジする生徒を支援しています」
2009年にSSH指定校として認定され、現在4期目を迎えています。
「高2の理系生徒は全員が学校指定科目『市川サイエンス』を履修し、個人またはグループで課題研究に取り組みます。一方、文系の生徒は、少人数制の『リベラルアーツゼミ(LAゼミ)』で学びます。このほか、2012年にスタートした対話型古典教養セミナー『市川アカデメイア』(高2希望者対象)も特色ある取り組みです」
さらに2017年には、iPadの導入もスタートしています。
「中1・中2はあえてタブレット端末を使わず、紙をベースに手を使って学ぶ習慣を身につけます。中3以降は1人1台所有し、授業や課題解決型学習、課外活動などに活用しています」
これまでに行われてきた改革の多くは、教員がトライ&エラーを重ねて主導してきたといいます。
「私がよく生徒たちに伝えているのが、『完璧より完遂を』という言葉です。完璧でないからと諦めてしまうのではなく、まず形にしてみて改善していこうという意味です。挑戦する心を尊重し、踏み出す勇気を支援するということです。本校の改革も、このような学校全体の考え方に支えられているように感じます。教員一人ひとりの意欲とチャレンジ精神を出発点とし、改善を重ねてきました。
もちろん教員だけでなく、生徒のチャレンジも応援する校風があり、毎年3月には課外活動で得た知見や経験を共有する『Ichikawa Academic Day』などを設け、学校ぐるみで生徒の活動を後押ししています」
同校は2年後に創立90周年を迎えます。大きな節目に向け、施設面でもさらなる充実を図っていく予定です。
「本校には、やりたいことを見つけ、実現できる環境があり、チャレンジへのサポートが充実しています。本校の教員を一言で表現すると、『Cool heads but warm hearts.』(英国経済学者アルフレッド・マーシャルの言葉)です。高い専門性で生徒の興味・関心にこたえ、困っている生徒には親身に寄りそいます。皆さんの入学を心よりお待ちしています」
10年ほど前にスタートした「Ichikawa Academic Day」では、生徒が課外活動で得た経験を、10分程度でプレゼンします。
「最近は、アカデミックデイがさらに広がりを見せ、生徒たちがより詳しい話を後輩に伝えるための有志団体『漁火の会』が生徒主導で立ち上がりました。中学では、学年単位で『ミニアカデミックデイ』も開催されています」(吉田先生)
高2の文系生徒を対象とする「リベラルアーツゼミ」には、東京大学の学際的講座、英語プレゼンテーション、認知心理学入門、基礎生命科学、オペラ、ドイツ語、バイリンガル落語など、多彩な講座を用意。
文化祭「なずな祭」は、毎年盛り上がる一大イベント。中3生は「演劇祭」を実施。舞台設備も自分たちで設営し、完成度の高い舞台を披露します。









