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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

学校生活ハイライト

佐野日本大学中等教育学校

“成功”という同じ目標に向け
心が一つになる『顕桜祭』

『ENGLISH PERFORMANCE CONTEST』に出場した生徒たち。英語研究部(SELC)のメンバーを中心に部員以外の生徒も参加し、ピーターラビットやシンデレラの英語劇やスピーチを発表しました。手にしているのはこのコンテストに参加したことを示す賞状です。

『ENGLISH PERFORMANCE CONTEST』に出場した生徒たち。
英語研究部(SELC)のメンバーを中心に部員以外の生徒も参加し、
ピーターラビットやシンデレラの英語劇やスピーチを発表しました。
手にしているのはこのコンテストに参加したことを示す賞状です。

『顕桜祭』(文化祭)は毎年、併設の佐野日本大学高等学校と合同で開催されます。
会場に足を運ぶと、創造力にあふれた展示や発表に日々の学びの成果が表れていました。

みんなで力を合わせれば
壁は必ず乗り越えられる

『Break the wall~新たな時代へ~』。これが2019年の『顕桜祭』(文化祭)のテーマです。生徒会長のE・Kさん(高2)は次のように話します。

「テーマは、日本語に訳すと『壁を壊せ』です。自分の殻を破り、クラスや学年が違っても、その壁を乗り越えて、一丸となって『顕桜祭』の成功という目標に向けて歩んでいこうという思いが、このテーマには込められています。さまざまな壁にぶつかっても、みんなで力を合わせれば、必ず乗り越えられるはず。そのことを生徒全員が『顕桜祭』で強く実感したいと思っています」

 教室を巡ると、各クラスがアイデアを凝らした発表やゲーム、模擬店などを出展。体育館では合唱部や管弦楽部、和太鼓部などが練習の成果を披露しています。

 英語研究部(SELC)のメンバーが中心となり、部員以外の生徒も参加した『ENGLISH PERFORMANCE CONTEST』も、“学年や部活動という壁”を大きく越えた発表の一つです。「英語で何かを伝えたい」という熱い思いのもと、英語が大好きな生徒たちが集まって、劇や踊りなどを表現していました。

「部のメンバー以外の生徒もたくさん参加してくれました。発表を見に来た生徒にも、英語の楽しさや英語が伝わる喜びを知ってもらえたらと思います」(英語研究部顧問/マーシー先生)

アイスキャンディーやお菓子を校内で売り歩く、元気いっぱいの高校生たち(写真前列)。アイスキャンディーやお菓子を校内で売り歩く、元気いっぱいの高校生たち(写真前列)。
『佐日鉄道』と題された中2の展示発表。鉄道を含む公共交通機関の重要性をポスターなどでわかりやすく来場者に伝えています。教室内に列車を再現していました。『佐日鉄道』と題された中2の展示発表。鉄道を含む公共交通機関の重要性をポスターなどでわかりやすく来場者に伝えています。教室内に列車を再現していました。
2018年に和太鼓部は、文化部の全国大会である「総文祭」に2度目の出場をしています。『顕桜祭』ではその時の曲を発表。途中には篠笛のソロも入ります。2018年に和太鼓部は、文化部の全国大会である「総文祭」に2度目の出場をしています。『顕桜祭』ではその時の曲を発表。途中には篠笛のソロも入ります。
高1の『イギリス研修旅行報告会』。高1生が、5月に実施されたイギリス研修旅行の事前学習や研修での成果を、Chromebookを使ってプレゼンテーションしました。高1の『イギリス研修旅行報告会』。高1生が、5月に実施されたイギリス研修旅行の事前学習や研修での成果を、Chromebookを使ってプレゼンテーションしました。
高2のクラスによる『Hantendo』。担任の半田宗先生が手がける架空のゲーム会社を教室内に創造。来場者はゲームに挑戦できます。高2のクラスによる『Hantendo』。担任の半田宗先生が手がける架空のゲーム会社を教室内に創造。来場者はゲームに挑戦できます。
高3のカフェ「Cafe De Yong-Ping」では、アイスキャンディーやお菓子を、琴やバイオリンの生演奏とともに楽しめます。高3のカフェ「Cafe De Yong-Ping」では、アイスキャンディーやお菓子を、琴やバイオリンの生演奏とともに楽しめます。
一つひとつの言葉に励まされます
左から生徒会担当の長島正志先生、生徒会長のE・Kさん(高2)、執務委員長のM・Tさん(高2)。左から生徒会担当の長島正志先生、生徒会長のE・Kさん(高2)、執務委員長のM・Tさん(高2)。

 毎年『顕桜祭』を企画・運営するのは、生徒会の役員たち。生徒会長のE.Kさん(高2)は次のように話します。

「当日はパンフレットを補充したり、傘を入れる袋を配布したりと縁の下の力持ち的な仕事が多いです。来場者の皆さんが楽しんでいる姿を見るたびに、生徒会長になって良かったと思います」

 会長のE.Kさんを支えるのは、執務委員長のM.Tさん(高2)。執務委員長は、生徒会の会計をはじめとする事務を担当しています。

「『顕桜祭』の受付で小さなお子さんに靴を入れる袋を渡したら、私の目を見て『ありがとう』と言ってくれたんです。生徒からも『何か手伝うことある?』と声をかけられることも多いですね。一つひとつの言葉が心に響いて励まされます」

 生徒会担当の長島正志先生は2人の話を聞いて、次のように話します。

「生徒が表現したり、発表したりするには、陰で支える人たちの存在が必要です。その役割がどれだけ大切かを学んでもらい、成長の糧にしてほしいと願っています」

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