
小学生の頃から一貫して「将来は人の役に立つ仕事がしたい」というぶれない信念を持つ高2・SKさん。現在はインターアクト部で奉仕活動に尽力し、さらに医学部を目指して勉強という多忙な日々を送っています。「頑張れるのは目標があり、それをかなえてくれる開明の環境があるから」と言うSKさん。将来の目標、夢への思いや日々の学校生活についてお話をしていただきました。

中学では水泳部、高校ではインターアクト部に所属し、高1時から部長を務める。
趣味は一人で映画鑑賞をすること。

入試広報委員・社会科教諭。S Kさんが水泳部に在籍中に顧問を務めた。
当時から大きく成長したSKさんの頼もしい姿に、日々驚かされるという。
SK さんが部長を務めるインターアクト部ですが、入部の理由と、活動内容について教えてください。
SKさん
私は小さな頃から両親と一緒にいろいろな場所でボランティア活動をしていたこともあり、ずっと「人の役に立つことをしたい」という思いがあります。実は中学3年間は水泳部で(その時の顧問が田中先生)、なかなかその時間がとれなかったので、高校では人や社会に奉仕できるインターアクト部に入ろうと決めていました。
インターアクト部は奉仕活動を行うクラブで、休日を中心にボランティアに取り組んでいます。地域の人たちと協力した“カフェボランティア”で来た人に飲み物を出したり、子どもたちに折り紙や工作を教えるなどの交流をしたり。また、ロータリークラブ(地域の奉仕活動を行う団体)と連携し、大阪市旭区の区民まつりで、チラシ配りや会場案内などのお手伝いをするなど、多方面にわたる活動に参加しています。現在は8月の台湾・高雄での海外研修に向けて準備をしています。現地では台湾のインターアクト生との交流やボランティア活動に取り組みます。
また、個人的には、インターアクト部代表として、万博でプレゼンテーションをするための予選会突破を目指しています。プレゼンのテーマは “ダブルケア(育児と介護を主に女性が一人で受け持つ状態のこと)”。このテーマを選んだ理由は、ジェンダー平等に興味があること、そして私の身近にダブルケアの問題があるので、もっと皆に知ってもらいたいと思ったからです。わかりやすく伝えるために、カルタを制作しているところです。

インターアクト部の仲間たち。部員は約30人で、週1回活動。現在は8月の台湾での研修で、現地のインターアクト生に開明の紹介をするための準備に奮闘している。

“ダブルケア”をテーマにしたカルタとすごろくを制作中。
とても忙しそうですが、勉強とはどのように両立させているのでしょう?
SKさん
インターアクト部は日曜の活動が多く、休日はじっくりと勉強に取り組めないので、平日の休み時間や通学時間を利用して宿題に取り組んでいます。また、放課後、予習・復習を学校で行う『学習会』という時間が設けられているので、クラブがない日はそれに参加し、19時半まで勉強しています。勉強の時間、クラブの時間、とメリハリをつけて取り組めるので、とても助かっています。中学生になったばかりの頃は、運動部だったのと、あと課題も多くて大変でしたが、手帳を上手く活用してスケジュール管理ができるようになってからは、スムーズにこなせるようになりました。

インターアクト部とロータリークラブで『ポリオ(ウイルス性感染症)撲滅』のための取り組みを行っており、その活動の一環として他校の生徒と共に、医師・尾身茂先生と対談したことも。
田中先生
そこまで自己管理できるのは素晴らしい! 私には無理です(笑)。
SK さんは中3のときに『理数』から『スーパー理数』へとコース変更したよね。コース移籍後は宿題や勉強量も増え、追いつくのが大変そうだったけど、努力してクラブ活動と両立させていたから、本当にすごいと思ったよ。
SKさん
はい。『スーパー理数』になってからは、皆についていくのが大変で…。先生に質問攻めでした。友だちより先生と話していることが多かったです(笑)。どの先生もわかるまでじっくりと対応してくれました。
田中先生
職員室やいろいろな場所でその姿を目にしたよ。質問に来る生徒はとても多いけど、開明の先生は一人ひとりに親身にていねいに対応してくれるのが特徴ですね。
SKさん
毎日50問出題の英単語テストがあるのも助かっています。自主的に毎日50もの単語を覚えようとすると難しいですが、テストがあるのでやらなければと思えますから。
他にも勉強する環境がいろいろ整っているので、塾にも行かずに頑張れています。
そのように頑張れるのは、何か目標があるからでしょうか。開明でやりとげたいことはありますか?
SKさん
私は小さな頃に難病を患い、その経験から、まだあまり治療法が確立されていない病気に苦しむ子どもたちを助けたいという思いがあり、医師を目指しています。医学部進学のために、もっと勉強して成績を伸ばすのが今の目標です。あとは、困っている友だちがいたら、相談に乗りサポートをしたいです。
田中先生
強くなりましたね。SKさんは『弁論大会』でも2年連続優勝しましたね。いろいろな経験が自信になっているのでしょう。あまり話すタイプではなかったのに、自分の意見をはっきりと言えるようになったのは、大きな成長です。
最後に、開明を目指す受験生へメッセージをお願いします。
SKさん
開明は行事が多く、『夜間歩行』は大変だけど達成感がありますし、『理科実習』や『研究発表』で行う実験は、医師を目指すという私の夢につながっています。行事以外にも勉強や部活動など、多くの仲間とさまざまな経験ができて、好奇心や興味の幅が広がりますし、万全のサポートのもと、自分の夢をかなえるための学びができますよ。
SKさんが心に残っている中3の行事『夜間歩行』。約40㎞を夜通し歩く。「なかなかできない経験でしんどいけれど達成感がありました。最後はみんな寝ながら歩いていました(笑)」