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進学通信

2024年7月

入学式レポート
伝統の男子校が共学化
一人ひとりの多様性を認める集団に

公開日2024/8/31

100年以上の伝統を持ち、兵庫県の男子進学校として存在感を示す滝川中学校・高等学校が、2024年度春、男女共学校として生まれ変わりました。
この日は新たな歴史の第一歩となる入学式。保護者に見守られながら、男子147名・女子42名、計189名の新入生が初々しい表情で会場に入ってきます。
「入学式に桜が満開なのは久しぶりのこと。本校の、そしてみなさんの新たなスタートを祝福してくれているようで、喜ばしい気持ちです。本校は、一人ひとりの才能や情熱を引き出し、将来の目標を達成するための力となれる学校です。他者を尊重する気持ちを持ち、多様性を認める集団となって、自分自身とクラスを成長させてください」 (下川清一校長)
続いて新入生総代の立花昊さんが、「中学生の実感はまだありませんが、これまでに多くの方の力を借りてこの場に立つことができました。この学校でいろいろ経験し、成長していきたいです」と、力強く宣誓をしました。
2025年夏には新校舎が竣工予定で、ますます進化する同校。これらの“進化”とリーダーシップ教育をはじめとする“伝統”が、これからどのような化学反応を起こすのか、目が離せません。

「女子の先輩がいなくて不安もありますが、女子1期生として自分たちがその歴史をつくれる喜びと期待のほうが大きいです。将来の夢は患者さんを笑顔にできるお医者さんになることですが、勉強だけでなく、あいさつや礼儀などの社会で役立つ力も身につけられるように、何事も挑戦したいです」(写真/新入生総代・立花昊さん)