進学通信

2023年3月

キャンパスのVISION
「知識(学力)」と「知恵(心)」を育むキャンパス
ここが私たちの学びと成長の場

聖堂の『タワーベル』は、キャンパスのどこからでも見える位置にある学院のシンボル。

2023年に創立100周年を迎える小林聖心女子学院は、同じキャンパス内に小学校・中学校・高等学校の校舎があり、一貫した教育活動を行っています。創立以来、「Big You,small i(大切なあなた、謙虚なわたし)」の精神の育成に注力し、社会に貢献できる多くの人材を輩出してきました。どんなに“知識”があってもそれを活用する“知恵”がなければ社会の役に立つことはできず、“知恵”は「他者の役に立ちたい」という思いがあってこそ身につけることができます。日々、その精神が育まれている学び舎をご紹介します。

公開日2023/4/20

*阪急今津線「小林(おばやし)駅」からの通学路『みこころ坂』

『みこころ坂』は、校門へと続くゆるやかな坂道のこと。道の両脇には木々が茂り、四季折々の彩りを感じることができる。防犯カメラを設置し、警備員も常駐しているので、安全に、安心して通学ができる環境。

*「我に来たれ」の像が迎える中学・高校校舎

“我に来たれ”の像(右下)が迎える本館校舎は、登録有形文化財に指定されている。設計を手がけたのは、帝国ホテル建設などに携わった建築家・アントニン・レーモンド氏。レーモンド氏は、1919年、フランク・ロイド・ライト氏とともに来日し、数多くの名建築を遺した。

*祈りと黙考の場『聖堂』(写真左)
日々の祈りや、ミサ、クリスマス・ウィッシング、黙想会などの宗教行事の際に全校生が集う『聖堂』は、学院の心の拠り所ともいうべき神聖な場所。中央正面には十字架にかけられたキリスト像、左右の壁にはキリストの受難を表す「十字架の道行」のレリーフが掲げられている。

*『講堂』(写真右)
行事や朝礼に使われる講堂。朝礼での祈りは、心を落ち着かせて、一日をスタートさせる大切なひととき。

*廊下に掲げられた『感ずべき御母(おんはは)』

『感ずべき御母』は、神を信頼して生きた聖母マリアのように、命を育み、大切にして神と人への愛に応えてゆく品位と使命を象徴するもの。「この絵画は、校舎のあちこちに掲げられています。私の在校時は、あまり気にすることはなかったのですが、教員として学院に戻ってこの絵を見たとき、言葉にできない温かな気持ちになりました。知識を得るだけでなく心を育むことも、人の成長には欠かせないものですね」(青山礼子先生)

*12万冊以上の蔵書を有する『学習センター』

その名の通り校舎の中心にある『学習センター』(図書館)。探究心を育むために、読書活動を重視。司書教諭が常駐し、本選びや、調べ学習のアドバイスが受けられる。自習スペースも設けられ、昼休みや放課後には多くの生徒が利用。CD・DVDの視聴も可能。

*一人1台の『タブレットPC』

関数グラフソフトを用いて一次関数のグラフ作成に取り組む中2数学の授業。ICT教育は、中1・中2を、デジタルとアナログを適切に選択する力を養う時期、中3~高3を、ICT活用の幅を広げる時期として捉えて実践している。

*充実した運動施設

グラウンドのほかに、体育館2棟と人工芝のテニスコート3面を有する。生グラウンドのほかに、体育館2棟と人工芝のテニスコート3面を有する。生徒主体で運営する体育祭や球技大会は、これらの施設で学年対抗で行われ、熱い戦いが繰り広げられる。グラウンドのほかに、体育館2棟と人工芝のテニスコート3面を有する。

*『茶室』(写真左)
武者小路千家の三代木津宗詮が設計した茶室。茶道体験の授業で礼儀作法を学び、文化祭では茶道部が茶会を開く。

*宿泊可能な『ロザリオヒル教育施設』(写真右)
キャンパス内にある『ロザリオヒル教育施設』。中高生対象で年1回、2日間に渡って神父やシスターの話を聞き自分を見つめる「黙想会」や、合宿などで利用される。

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