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進学通信

2022年3月

この記事は1年以上前の記事です。

学校生活ハイライト
『研修旅行』

団体行動を通して仲間との絆を強めながら
協力・挑戦・達成する姿勢を培う
公開日2022/4/12
村岡先生

村岡先生

 何ごとにも全力で取り組む姿勢を育み、一人ひとりの自立に向けた力を伸ばすことを目標とする関西大学北陽中学校。その達成に向けて、自分の可能性の発見や、仲間と支え合い高め合う関係を築く機会として、学校行事は重要な位置付けにあります。なかでも『研修旅行』は、集団生活や公共の場における行動のあり方を学び、仲間との一体感を高める大切な宿泊行事です。2021年度は夏から秋に延期のうえ、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期して実施されました。
 中2の『阿南海洋体験研修』が行われたのは、徳島県阿南市の『YMCA阿南国際海洋センター』。多彩なプログラムの中でも特に盛り上がったのが、最終日の『クラス対抗カナディアンカヌーレース』です。優勝を果たした生徒たちは、「初めての宿泊行事なので楽しみにしていました。カヌーレースでは皆で作戦を練り、一致団結して取り組めたと思います」(2年・Yさん)「他の行事では負けていたので、クラス全体に『絶対勝つぞ!』という雰囲気が漂っていました。3日間の活動を通して、他のクラスの人とも仲良くなれたことがうれしかったです」(2年・Aさん)と話してくれました。
 その頃、中3は『北海道体験研修』へ。アイヌ文化について学べる『ウポポイ(民族共生象徴空間)』訪問をはじめ、北海道ならではのプログラムがたくさん用意され、最終日の小樽・札幌タクシー研修では、各班ごとの行程を楽しみました。
「タクシー研修で私の班は、観光とジンギスカンを堪能。分刻みのスケジュールをこなし、仲間との交流を深められました」 (中3・Mさん)
「団体行動に苦手意識があったのですが、助け合う体験を重ねるうちに、自分にもできるという自信がついたことが大きな収穫」 (中3・Kくん)
と、生き生きとした表情で語る生徒たち。中3の北海道体験研修に同行した村岡先生はこう話します。
「宿泊行事は、時間を守り、集団でのルールを意識して行動する絶好の機会です。研修旅行後は、普段の学校生活においてもメリハリをつけた行動が見られるようになりました。何気ない行動から、研修旅行の意義と、一人ひとりの成長を実感しています」

4~5名で力を合わせて進む『カナディアンカヌー』。転覆しても、果敢に再挑戦!

『北海道体験研修』では、学年を6つの班に分けて農場・牧場体験に挑戦。

中2 阿南海洋体験研修

ビーチクリーン
2日目と3日目午前に行った『ビーチクリーン』。「5種類のゴミを拾い、それらが自然分解されるまで何年かかるのかを学びました」(Aさん)「前日にも掃除したばかりなのに、翌日たくさんゴミが打ち上げられていて驚きました」(Yさん)

ウォークラリー
3クラス混合班で行動。各ポイントの問題を解いて回り、時計を見ずにいかに30分ぴったりにゴールできるかを競った。「クラスの枠を越えていろいろな人と話せる機会があるところが、学校行事のよさだと思います」(Aさん)

カナディアンカヌー
風が強く寒かった2日目。インストラクターからのレクチャーを受けた後、班ごとに最後尾から指示を出す船長と先頭に乗る副船長を決めて出発!「寒い~!」と言っていた生徒たちも、いざカヌーに乗るとやる気満々!「右、右、右が漕いで!」「今度は左~!」と協力し合い、スムーズに進むコツを着実に習得。

カヌーレース
バトンの代わりに、パドックを手渡すのがルール。「私たちのクラスは、岸に着く直前に一人が海に飛び込み、次のカヌーの人に素早くパドックを渡す作戦を実行。うまくいきました!」(Yさん)

星空教室
1日目の夜に星座について学び、翌日に屋外で星を観察。「単にキレイというだけではなく、星座も意識して眺めることができました」(Aさん)

キャンプファイヤー
2日目の夜はキャンプファイヤーを実施。有志のキャンプファイヤー委員10名が企画・運営を担当。「先生が火の神になるという演出をして、楽しいひとときになりました」(Yさん)

左から、中2のAさんとYさん。

中3 北海道体験研修

花火
洞爺湖では、地元の方々からのサプライズで、夜に花火が打ち上げられた。「あんなに間近で打ち上げ花火を見たのは初めてだと思います。迫力満点でした」(Kくん)

『ウポポイ(民族共生象徴空間)』訪問
アイヌの人たちの暮らしや伝統芸能を体感できる『ウポポイ』を見学。「社会の授業では学びましたが、チセ(家屋)を見るのも、アイヌ語に触れるのも初めて。イラストや寸劇で学べるので、わかりやすかったです」(Mさん)

農場体験・牧場体験
2日目は、6つの班に分かれて『農場体験』『牧場体験』を実施。「私は牧場体験を選択。驚いたのは、ダチョウとその卵の大きさ。ダチョウはパンなども食べることができるので、フードロスの削減に一役買っています。SDGsの実践につながっていることを実感しました」(Mさん)

ニセコ自然体験・スイーツ作り
3日目はニセコで、北海道の雄大な自然を体感。乗馬やレザーワークなどを楽しみました。「北海道産牛乳を使ったアイスクリーム作りに挑戦しました。10月末で寒かったものの、美味しくてどんどん食べてしまいました(笑)」(Mさん)

小樽・札幌 タクシー研修
各班自由行動のタクシー研修。札幌市時計台をはじめ代表的スポットは押さえつつ、小樽のラーメンなど、ご当地グルメをたっぷり味わいました。「北海道で身につけた助け合う姿勢を、今後の学校行事でも活かしたいと思っています」(Kくん)

ニセコ自然体験・サイクリング
「インストラクターと一緒に、マウンテンバイクで10~15キロ走りました。広々とした大自然の中、最高に気持ちよかったです」(Kくん)

ニセコ自然体験・ラフティング
3日目午後は、全員が尻別川でラフティングを体験。「全長7kmのコースに、羊蹄山が見えるスポットがあり、その日は快晴で美しく感動しました。川の水が冷たくて最初は抵抗がありましたが、他のチームとの競争に夢中になって、気づけば水の掛け合いをしていました(笑)。皆で力を合わせることの大切さも実感できた一番の思い出です」(Kくん)

左から、中3のKくんとMさん