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進学通信

2021年9月

この記事は1年以上前の記事です。

卒業生に聞く!母校への思い
「人としての礼儀」 「やるからには全力で!」
これらの姿勢の積み重ねが人間的成長と目標達成のための力に

参加してくれた卒業生(左より)

※青波さんはオンラインで参加 2018年3月に『3年英数発展コース』を卒業
青波 亮太郎さん(あおなみ りょうたろう)
京都大学 文学部

種池 新太郎さん(たねいけ しんたろう)
同志社大学 商学部・商学科

吉井 萌夏さん(よしい もえか)
関西学院大学 文学部・総合心理学科

八木 雄大さん(やぎ ゆうだい)
神戸大学 工学部・情報知能工学科

公開日2021/10/31

四條畷学園の『3年コース』を選んだ理由と、入学後の学校の印象を教えてください。

吉井さん
地元の中学が荒れていたので、両親とも相談し、実績もよく、家からも近いこの学校を選びました。とにかく施設がきれいで感動しました。

八木さん
同じく、中学校が荒れていたから。もともと高校は公立にチャレンジしようと決めていたので、『3年コース』に入学し、施設もきれいだし、生徒も皆落ち着いていて、勉強に集中できる環境が整っていると感じました。

種池さん
僕は幼稚園から四條畷学園だったのでそのまま進学。小学校から野球をしていてずっと続けたかったのですが、高校には野球部がなく『3年コース』を選びました。四條畷学園は勉強だけではなく、「時間を守る」「あいさつをきちんとする」など、人としての教育を大事にしている学校です。チャイムがないので自己管理を徹底しました。この学校の生徒は皆、約束の1本前の電車に乗って行動するようなイメージです。

青波さん
僕は『英数発展コース』での学びに魅力を感じたからですが、部活動にも行事にも全力で打ち込んでいる学校だと思いました。それらの学校生活すべてで人間教育がされていて、建学の精神「報恩感謝」が根付いている学校だと感じました。

学校生活で印象に残っていることは何ですか?

吉井さん
全学年・クラス対抗の『合唱コンクール』は絶対外せません。どのクラスも朝から練習していて、誰も文句を言ったり嫌がったりしていないんです。

八木さん
僕たちの『英数発展コース』だけは3年間クラス替えがなく、年ごとに団結力も高まるので、有利といえば有利。だからこそ他のクラスは「あのクラスには絶対勝とう!」という目標ができてて。だから余計に負けるわけにはいかなかったです。

吉井さん
あと、中2のときの宿泊研修『サバイバル』では、文字どおり生き残るために、自然の中で食材を集めて調理したり、食器がないから竹を割ってコップやお皿、お箸を作りました。

八木さん
僕は入学直後に行われた、若狭での宿泊研修。内部生の人と仲良くなれるか不安でしたが、みんなで力を合わせるアクティビティなどもあって、すぐに仲良くなれました。

青波さん
東北(岩手・宮城)への修学旅行では、平安時代に建てられた『中尊寺金色堂』にも行くことができ、歴史好きの僕としてはうれしかったです。宿泊研修は友だちといる時間も長くて、どれもすごく心に残っています。

種池さん
僕はクラス対抗の『スポーツ大会』に熱中しました!「勝つ」ことにこだわり、皆で作戦を考えて。中3のとき僕の出たソフトボールが優勝! 優勝クラスは先生のチームと戦います。

吉井さん
先生も本気を出してくるよね!(笑)。『体育会』などでも、先生と勝負したり、一緒に活動することも多いです。

八木さん
先生方はどんな時でも「何でも全力、やるからには100%」というのを体現してくれています。

種池さん
『人権学習』も印象に残っています。差別や、SNSの問題など、社会に出たときに直面する問題について、外部の人にお話ししていただいたりして、深く考えさせられる時間でしたね。

学習面はどうでしたか?

青波さん
歴史の授業が大好きでした。先生が歴史の出来事にまつわるちょっとしたエピソードを教えてくれるなど、飽きない授業でした。

八木さん
理科の実験が楽しみでした。化学反応などを教わるだけではなく、実際に目で見て納得することで知識として定着させることができました。

種池さん
テスト前の授業ではスイッチが切り替わるのがわかりました。授業でも行事でも「今はこれをやらなければいけない」と気付かせてくれる環境を、学校が作っていてくれたのだと思います。

吉井さん
検定対策も手厚く、ほとんどの生徒が目標をもって取り組んでいました。

志望校決定と受験対策はどのように進めましたか?

種池さん
中1から行きたい高校が決まっていて、その学校は中学3年間の成績を重視していたので、コツコツと勉強しました。先生は、できていないところを的確に指摘してくれるので、勉強するポイントがわかりやすかったです。

青波さん
小学生の頃から「京都大学文学部で歴史の勉強をしたい」という目標があったので、京大への進学者が多い高校を選びました。先生は、僕の足りていない部分や弱点を克服するためにプリントをくれたり。職員室前は質問する生徒であふれていましたね。

八木さん
僕は将来の夢は決まっていたので、模試の結果を見ながら志望校を決めました。受験勉強のサポートは、塾より手厚いんじゃないかな?と思うくらい。勉強への意欲が低下したときは、先生がアドバイスしてくれて、気持ちを奮い立たせてくれました。

吉井さん
私は将来の夢を四條畷学園の学校生活の中で見つけました。友だちから悩みを相談されることが多く、感謝されたらうれしくて、人の話を聴く仕事が向いているのかな?と思って心理学の分野に興味を持ったんです。先生と話し合いながら志望校を決めました。

この学校で学んだことが、今の生活に、どのように生きていると感じますか?

吉井さん
「礼儀正しいね」と言われることが多いので、あいさつや礼儀が当たり前の習慣になっていると思います。

種池さん
まずは人としての礼儀。そして「やるときは全力でやる!」という姿勢です。

青波さん
学習面では、中1から英語の音読を授業に取り入れてくれていたのが助かっています。高校や大学でも抵抗なく英文を読むことができます。

八木さん
僕は学習習慣。やる気がなくなったときも先生のサポートがあったので、気持ちを立て直すことができ、継続して学習に臨めるようになりました。

四條畷学園を目指す受験生にメッセージを!

八木さん
学校生活、仲間、そして先生の密度が濃くて本当に楽しいところです!

吉井さん
全力で中学生活を楽しみたいなら、ぜひ入学してほしいです。

青波さん
人間関係も学べるし、自分自身の成長も感じることができます。

種池さん
いろいろな人がいて、一生の恩師や友人に出会えます。今でも会うとほっとする、そんな人間関係を築くことができる学校です。

全学年・全クラスが本気で勝負する『合唱コンクール』。約1カ月をかけてクラス一丸となって練習。他のクラスの歌声が聞こえると、負けたくない!と気合が入ったそう。

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