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進学通信

2021年9月

この記事は1年以上前の記事です。

School Update
AI型オンライン教材を活用した
アダプティブ・ラーニングが本格始動

外国人教員と日本人教員のチームティーチングによるオールイングリッシュの授業を導入。
楽しみながら学べるアクティビティなどを通じて、間違えることを恐れることなく積極的に話す姿勢を育んでいる。

公開日2021/10/31
「解説動画は短くまとめられているので、集中して観ることができます」「動画には解説するキャラクターのほかに、生徒のキャラクターも登場。一緒に勉強しているような感じで、やる気がアップします」「好きな教科は歴史。時代や出来事の複雑なつながりも、『デキタス』を使うとスムーズに理解できました」と、生徒たちにも好評。

「解説動画は短くまとめられているので、集中して観ることができます」「動画には解説するキャラクターのほかに、生徒のキャラクターも登場。一緒に勉強しているような感じで、やる気がアップします」「好きな教科は歴史。時代や出来事の複雑なつながりも、『デキタス』を使うとスムーズに理解できました」と、生徒たちにも好評。

 2021年度より、『山手ルネサンス』をスローガンに掲げ、建学の精神“自学自習・情操陶冶”を継承しつつ「未来型リーダーシップの女性育成」「進路満足度100
%」の実現に向けた学びの改革を加速させている神戸山手女子。その一環として推進しているのが、一人1台のタブレット端末とAI型オンライン教材を活用した“アダプティブ・ラーニング(個別最適化学習)”の実践です。
 同校のアダプティブ・ラーニングは、「一人ひとりの理解度に応じた問題に取り組み学力を確実に伸ばす」だけではなく、自ら現状を見つめ、課題を発見し解決方法を探る「探究型学習」を日常的に実践するための手段でもあります。目指すのは、それらが実践される質の高い授業を通して、「さまざまな課題に向き合い、分析し、最適解を見つける習慣」を養うことです。
「授業においても、生徒が主体的に考えて活動する時間をいかに増やすかを重視しています。私の数学の授業では、一方的に説明する時間を短縮して、演習の時間をなるべく多く確保。この演習の時間のなかで、AI型オンライン教材を取り入れると、数学が得意な生徒はどんどんハイレベルな問題に挑戦できますし、時間が余れば復習や、強化したい単元に戻って取り組むことも可能です。数学が苦手な生徒は、自分が理解できていない部分を把握し、解説動画を繰り返し見るなどしながら、基礎の定着を図っていきます」(進路指導部長・中村昌義先生)
 同校ではグローバル社会、福祉、平和などについてSDGsを意識しながら学ぶ探究学習の時間を設けていますが、教科学習においても、自分の課題を見つめ、必要なことは何かを考え選びとることを通して、「未来型リーダーシップ」の礎を築いているのです。
「探究というのは、探究の授業内だけで実践するものではありません。たとえば『自分にはどんな勉強法が合っているか』という答えのない課題に日常的に向き合い、自分をコントロールすることも、探究活動の一つなのです」(中村先生)
 2学期からの本格導入に先駆け、AI型オンライン教材を3日間の夏の勉強会『スタディーデイズ』の各授業で使用。「自分のペースで勉強できるのが魅力」「家でも使いたい!」と、生徒たちは使い方をすぐにマスターし、生き生きとした表情で個々の課題に取り組んでいました。
「学校では、一斉授業の後に、個別に生徒たちが、自主的に学ぶ環境を整えることが重要です。オープンスクールで、皆様にぜひ体験していただけたらと思います。」(入試広報センター長・佐々木誠先生)

日常的な探究型学習の実践で
主体性と自律学習の姿勢を養う

勉強会『スタディーデイズ』での授業は、全員に向けて説明する時間、ペアワークの時間、各自のペースで『デキタス』に取り組む時間と、メリハリのある構成で行われた。
臨機応変なフォローも可能で、質問があればその都度、電子黒板を使いながらていねいに解説する教員の姿が見られた。

中学では9月より主要5教科において、教科書に準拠したWEB学習システム『デキタス』を導入。
中3数学の授業では、『デキタス』の解説動画と手元のテキストを併用しながら理解を深めたり、テンポよく要点を確認したり、
先生に質問して疑問点を解消したりと、それぞれのスタイルで学ぶ生徒たちの姿が見られた。

AI型オンライン教材の導入により
「使える英語」を学ぶ環境も進化!

ネイティブ教員によるマンツーマンレッスン『Y2-Chat(ワイワイ・チャット)』は、全学年対象・予約制で放課後に実施。英検に向けてスピーキング力を身につけたい生徒や、コミュニケーション能力を磨きたい生徒が参加している。

放課後、英検3級以上を目指す希望者を対象に実施する『語彙力養成講座』。外国人教員によるオールイングリッシュのレベル別クラスで、「長い単語を調べて書き出そう!」といったアクティビティなどを通して語彙力アップを図る。

中1英語の授業。英語科・山田茉麗奈先生は「週2時間、日本人教員による授業で文法を学び、その使い方をいかに定着させるかということが大切です。
『デキタス』は、その復習ツールとして、授業最後の10分程度に活用しています」と話す。
自己採点では見落としがちな箇所にもすぐに気付けるところが、オンライン教材のメリットの一つ。「ピリオドを忘れてた!」という生徒の声も。

Teacher's Voice★
大学受験でも、コミュニケーションツールとしても
「使える英語」を身につける
英語科主任・有澤渉先生

 今年度から本校の英語教育では「音読」に注力しています。音読で読めない部分は、理解できていない部分ということ。それを自ら発見し学び直すというサイクルにつなげることが目的です。
 音読に重点を置くとなれば、今までに比べてインプットに割く時間が少なくなりますが、教科書に準拠した『デキタス』を使えば、音読中に生じた疑問を個別に解決することが可能です。一人ひとり異なる疑問点を『デキタス』を使って解決し、インプットの質・量も向上させることで、英語力を鍛えていきたいと考えています。
今後は、ニュージーランドの姉妹校とのオンライン交流などを導入し、英語を話す機会をさらに充実させていく予定です。