中高6年間を満喫しよう!~学校生活~
広報活動や学校外との連携など生徒主体の活動の今
高橋昨今は、部活動以外で生徒の主体的な活動が注目される機会も増えていますね。近年増加傾向のものでは、生徒による学校広報や、模擬国連・ディベートへの参加などの活動があります。
市川学校広報は、実践女子学園「JJ blossom」、中村「中村AMBASSA-DOR」、日出学園「FLYERS」、高輪の「学校PR部」など、生徒の組織が独自の名称で活動する学校も多いです。
一昔前ですと生徒を人前に出さないことを信条にしていた学校もありましたが、生徒が主体的に自分自身のことばで語る意義や、より受験生に実感として伝わることもあり、広く浸透しています。SNSでの情報発信が広報活動の中心になっている昨今、生徒の得意分野を活かしやすくなっている例もあります。共立女子第二の「2KRT(にっくると)」にはイベント運営班、企画班、SNS班があり、SNS班では動画の企画や撮影・編集を生徒が担当しています。
学校が生徒を信頼していなければ成り立たない活動ですから、「どこまで生徒に任せているのか」に着目すると、生徒と先生の信頼関係の深さも見えてきます。
高橋ミッションスクールは、伝統的にボランティア活動に力を入れる学校が多いです。ボランティア部や奉仕部として活動する学校もあれば、有志の活動もあります。
市川ユニークなボランティア活動といえば、自修館中等教育学校の「サイバー防犯ボランティア」です。警察で講義を受けた生徒たちが、外部の中学校で防犯のための講習会などを行っています。
こうした生徒主体の活動について最近の傾向として言えるのが、以前はコンクールへの出場など、既存のものへの参加が中心でしたが、生徒自らが企画・立案する、より自由なものへと移行していることです。
品川女子学院の有志団体「CLAIR.(クレア)」は、生理期間を過ごしやすくすることを目的に活動する団体で、他校への出張授業や職員研修、イベントへの参加など、積極的に活動しています。清泉女学院のAI倫理委員会は企業、大学と連携し「倫理憲章」を策定します。
一方、巣鴨、駒場東邦、鷗友学園女子、洗足学園、広尾学園、市川などの生徒が参加して外国人講師とのセッションを行う「ダブルヒーリックス」のように、複数の学校が連携して進める活動も目立ちます。分野の垣根を越える活動、産学連携や高大連携、地域連携など、学校という「枠」を越える活動は、今後もさらに増えていくのではないかと予想しています。
高橋学校ごとに千差万別で、それぞれが個性豊かな「学校生活」のなかから、わが子に合うものを見極めるコツはありますか。
市川まずは、ご家庭が学校生活で大切にしたいことの「軸」を見極めましょう。学校選びで見るべきポイントの比重も変わってきます。ただ、私学の6年間には、たくさんの“タネ”がまかれています。興味・関心が変わることもあるでしょう。がんじがらめにならずに成長を見守ることも忘れないでほしいです。
高橋ある程度目星がついたら、実際に学校を訪れて、校風や生徒の様子を自分の目で見て、肌で感じることも大切です。文化祭や説明会に足を運ぶほか、登下校時など、生徒の日常の振る舞いを見てみるのもよいでしょう。
学校のイメージと実際の様子が異なることはよくあります。その場で得たお子様の「直感」も、学校選びに活かしてください。









