Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

2025年9月号

「やりたいこと」にたくさん出会う機会が
人生のチャンスを広げる

見どころUPDATE

大学や社会が身近になる!~高大連携・キャリア教育~

2024年1月に高大連携協定を結んだ東京医科大学で実施する「医療体験プログラム」。
大学病院を訪れ、手術室の見学や、皮膚の縫合などの医療体験実習を行います。

CASE1吉祥女子

東京都武蔵野市・女子校
「自分で決める」という価値観を6年間でしっかりと育んでいる同校。
高大連携や教養講座、進路プログラムなど、
生徒の視野を広げる機会を豊富に用意しています。

多くの体験から視野を広げ
「自分で決める」力を育てる

広報部 部長
杉野 荘介 先生

「社会に貢献する自立した女性の育成」を建学の精神に、知的好奇心と自立心を育み、互いの価値観を尊重することを重視する同校。高大連携にも積極的で、東京農工大学、東京外国語大学、東京学芸大学、国際基督教大学、順天堂大学、東京医科大学、東京理科大学の7大学と高大連携協定を結んでいます。

「本校では、夏休み前と冬休み前の年2回、大学の教授や研究者、専門家、企業の方を講師に招き『教養講座』を開講しています。『学問を知る』『社会を知る』『職業を知る』をテーマに毎回企画しており、この夏は、東京大学大学院教授による『45億年の地球の歴史を読み解く』、近畿大学教授による『水が出ない、トイレが使えない!? 安心安全な上下水道を持続させる方法とは?』など、4つの講座を行い、中高合わせてのべ230人の生徒が受講しました。
 連携校以外にも、東京科学大学、三菱UFJモルガン・スタンレー証券やGoogle といった企業や大学にも協力していただき、幅広い学びの機会を設定しています。生徒アンケートの意見も取り入れて講座内容は毎回見直し、校外に出る学び、協働的な学び合いを重視して企画しています」(明石先生)

進路・学習部 部長
明石 里恵 先生

「一部、対象学年を制限するものもありますが、ほとんどが中1から高3まで参加が可能です。好奇心旺盛な中学生の参加率が高いですね。縦割りで活動することで、よい相乗効果があるようです」(杉野先生)

 また、6年間を通して段階的に進路を考える「進路プログラム」にも力を注いでいます。同校では生徒の主体性を尊重し、文理芸選択や進路、志望校など、何事においても「自分で決める」ことを重視しており、中1からさまざまな機会を通して視野を広げ、最後に自分で選択する力を育てています。

「本校の進路プログラムの目的は、広い選択肢を知り、自分では気づかなかった適性や興味・関心を発見することです。中1で社会人インタビュー、社会問題レポート・プレゼンに取り組み、中2でハンディキャップ体験、ボランティア活動、福祉に関する講演会を行います。中3では文理芸選択に備え、自分の興味・関心をどう学問につなげるかについて考える『学問探究』にも取り組みます。さらに高校では『学部・学科レポート』をまとめ、卒業生によるパネルディスカッションや進路ガイダンス、文化人による講演などを経て、進路を具体化していきます。生徒たちは自分で進路を決めることで、より誠実に学びと向き合う姿勢を身につけていきます」(明石先生)

 高大連携や進路プログラムでは、卒業生の功績も大きいと言います。

「ありがたいことに、卒業生のリーダーシップやプレゼン力をほめていただく機会が多く、進学先の大学で卒業生が活躍しているという理由で、高大連携のお声がけをいただくことも多いのです。今後は、連携校を増やすことも前向きに考えていきたいですね」(明石先生)

 同校には伝統的に、互いの価値観を尊重し、多様性や個性を認め合う校風があります。

「卒業生の言葉で印象に残っているのが、『そのままの自分を認めてもらったことが、一番大きかった』というものです。本校では同調圧力も、出る杭が打たれることもほとんどありません。
『思いっきりやって失敗したって、それもかっこいいよね』と言い合える安心感があるからこそ、生徒たちもさまざまな経験に思いきりチャレンジできるのです」(杉野先生)

 高大連携を活かした教養講座と、40年以上前から研磨し続けている進路プログラムは、生徒たちの視野を広げるとともに、「自分で決める」主体性を高いレベルで育んでいます。

南極地域観測隊で研究活動を行っている卒業生とオンラインで交流した「南極教室」。
「卒業生自身の提案により実現した特別プログラムです。『先輩がしてくれたことを後輩にも』という卒業生の思いに支えられています」(明石先生)

進路プログラムとして行う高1の「卒業生によるパネルディスカッション」では、高1生が司会を務め、大学1年の卒業生が志望校の決め方や悩んだことについて語ります。
高2の「卒業生を囲む会」では、大学3~4年の卒業生30名前後を招き、日々の学びや研究、1週間のスケジュールなど、大学生活について分野別に語ってもらいます。

順天堂大学のメディカルテクノロジー・シミュレーションセンターで実施した体験実習。「専門的な深い学びに触れる機会」を高大連携協定により広げています。

吉祥女子中学校  

〒180-0002 武蔵野市吉祥寺東町4-12-20
TEL:0422-22-8117

最新記事

大学や社会が身近になる!~高大連携・キャリア教育~

栄光学園 倫理

栄光学園

チャンスを活かせ! 併願大作戦2026

先輩ママに聞く私学を選んで良かったと思うこと

生徒広報が輝く私学


ページトップ