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【中学入試を知ろう】「私立学校で学ぶ」という選択肢⑦
タイプ別に学校を見てみよう!~伝統校・新鋭校・大学付属校~

引き続き、学校をいくつかのタイプに分けて紹介します。
今回は伝統校・新鋭校・大学付属校について見ていきましょう。

掲載日:2024/1/18
伝統ある学校って保守的なの? 新鋭校って?

戦前に創立した学校を伝統校、戦後に創立した学校を新鋭校と呼ぶことが多いようです。
伝統校には都心部のが男子校・女子校・宗教校が多く、併設小学校や系列大学がある場合も。
新鋭校には共学校が多く、郊外に広々としたキャンパスを構え、おしゃれなカフェや充実した運動施設などを保有している傾向があります。
新鋭校は高校からの入学生を受け入れている学校が比較的多いため、高1からのクラス編成がどうなるかは確認しておきましょう。
どちらのタイプも時代に合わせた教育を行っていますが、校舎やキャンパス、生徒の雰囲気の違いを、学校へ足へ運んで確認してみるとよいでしょう。

歴史を重んじつつ学校改革にも意欲的
伝統校

伝統校には、創立者の建学の精神が今も息づいています。文化財に指定されるほど歴史ある校舎や、希少で価値の高い古書などの豊富な蔵書がある図書館、創立時から続く伝統行事、歴史的な偉人や著名な卒業生を輩出している学校も多いようです。
同窓会のネットワークが強く、2代3代と親子で同じ学校へ通う家庭も。
自由研究や論文などのアカデミックな取り組みを大切にし、社会に出た後も学び続ける人材を育みます。
教育理念を大切にしながらも、新コースやICT機器の導入など、時代に合わせた教育改革を積極的に行っています。

生徒・先生・保護者が一丸となって学校づくり
新鋭校

新鋭校は、生徒のために日々改革を実施しているのが何よりの特徴。たとえば習熟度別や少人数指導、中学の選抜クラスなどは、かなり以前に新鋭校が導入した手法です。常に「良いもの」に対して学校がアンテナを張り、試行錯誤を繰り返す中で、自分の学校に合った教育を実践しています。
創立者や初代校長が教育活動に深く関わりを持っている学校が多く、その熱意は生徒や先生にも伝わっています。「自分たちで学校を作る」という情熱にあふれ、生徒や先生、保護者もパワフル。教育理念は深く浸透しているといえるでしょう。

大学付属校・半付属校・進学校の違いって?

生徒のほとんどが系列大学へ進学する「大学付属校」、大半の生徒が系列大学以外の大学へ進学する「半付属校」、系列大学がないか、あるいはほぼ全員が大学受験をする「進学校」。それぞれの特色を紹介します。

大学受験をしたくないからと安易に付属校を目指すことは避けましょう。どう学び、どんな大人になってほしいのかを考える必要があります。学びたい学部・学科への内部推薦進学はできるのか、その割合はどの程度かを確認しておきましょう。
大学付属校や半付属校には、系列大学への進学を保留したまま他大学受験に挑戦できる学校も多いですが、付属校といってもさまざまなタイプがあり、進学条件はどうなっているのかを調べておく必要があるでしょう。

その点、進学校は、大学受験へのバックアップ体制が整っています。予備校に通わず大学へ合格した生徒がどの程度いるかなども、大学受験の費用を考える上で参考になります。

大学との連携授業も充実
大学付属校

大学受験の心配をしなくて済むのが付属校の大きな利点といえるでしょう。ただし、内部推薦進学するためには、在学中の成績や出席率、卒業論文などの評価が大切なケースが少なくありません。必ずしも希望の学部・学科へ進学できるとは限りませんので、内進条件などを確認しておきましょう。
大学と連携した授業などを展開し、メリハリをつけた教育が行われています。他大学へ進学したい場合は、多くの学校が個別にフォローしてくれます。

他大学へも挑戦できる
半付属校

半付属校は系列大学だけでなく、他大学への進学にも熱心です。系列大学への進学率は3割程度から5割近い学校までさまざまです。
在学中に将来の道が決まり、そのために取り組むべき学問が見つかったものの、系列大学にはその学部・学科がない場合もあります。そんな時は、他大学受験へ方向転換ができます。大部分の半付属校が、他大学受験のためのカリキュラムを整えています。
また、多くの学校が大学付属校と同様に、系列大学への進学を留保して他大学へ挑戦できます。

一丸となって大学進学を目指す
進学校

6年間を共に過ごす仲間と一丸となって大学進学を目指す姿には勢いがあります。教員にも受験のノウハウが蓄積されており、志望大学への合格に向け、予備校いらずの補習・講習を行う学校も少なくありません。
大学との連携は付属校や半付属校に比べて手厚いとはいえない印象があるかもしれませんが、独自に連携教育を進める学校も多く、キャリア教育にも熱心です。大学付属校・半付属校と同様に、探究型教育やグローバル教育もさかんで、それらを通して大部分の生徒が将来の夢を見つけ、学習意欲を高めています。