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進学通信Web版

卒業生に聞く!母校への思い
三世代続けて“なわがくちゅう”へ!
「変わらない魅力」と「進化」を今、改めて実感しています

2026年に創立100周年を迎える四條畷学園。中学校の開学は1947年という伝統ある同校には、何世代にもわたり通うご家庭も多いそうです。
今回は、三世代続けて“なわがくちゅう”を選び、その変わらぬ良さと進化を体感されてきた早川さんファミリーに、堀井清史校長との座談会にご参加いただき、在校当時の思い出や“なわがくちゅう”の魅力を語っていただきました。

公開日2025/11/5
●○●〇● 参加者 ●○●〇●

●早川禎信さん
野秋未紗さん、居地永真さんのお父様。本日は参加していないが、息子さん2人も四條畷学園中学校の出身で、三世代にわたり学園のスピリットを受け継いでいる。

●早川壬知子さん
野秋未紗さん、居地永真さんのお母様。「息子・娘たちもそうでしたが、今は、楽しく学校に通っている孫の姿を見ると、とてもうれしくなります」と目を細める。

●野秋未紗さん
怜衣さんのお母様。「バドミントンに明け暮れた中学校生活で、多くのものを得ることができました。全国大会に出場できのは最高の思い出!」と語る。

●野秋怜衣さん
四條畷学園中学校1年生。紗永乃さんが生き生きと学校に通う姿を見て、自身も進学を決意。「ニュージーランド海外研修が楽しみです!」

●居地永真さん
紗永乃さん・栞里さんのお母様。在校時は陸上競技部に所属。「先生との距離の近さは、昔から変わらない大きな魅力ですね。安心して学校生活が送れるというのは、子どもを預けるうえで大きなポイントです」

●居地紗永乃さん
四條畷学園中学校3年生。2年生の時、生徒会長に。陸上競技部・美術部に所属。「先生が全力でサポートしてくれるので、何ごとにも挑戦できます。自分で学校づくりに参加している意識が持てます」

★昔も今も変わらない、先生と生徒の距離の近さが一番の魅力
堀井清史校長

堀井清史校長

堀井校長●早川禎信さんが本校に通われていたのは60年以上前ですが、その当時、私立中学校に進学するというのはめずらしかったのではないでしょうか。

禎信さん●はい。当時、父から四條畷学園の受験を勧められたときは、公立中学校へ進学する小学校の友だちと離ればなれになるのがイヤで、気が進みませんでした。しかし、いざ入学してみると、ユニークな先生が多く友人にも恵まれて、とても楽しい学校生活を送ることができました。

堀井校長●学校生活で印象に残っていることはありますか?

禎信さん●一番の思い出は、臨海学校での遠泳です。泳ぎ慣れていなかったこともあり、すぐにギブアップしたことを覚えています(笑)。運動会のマラソンでは飯盛山を登り、大変だったことも忘れられません。

堀井校長●そこから時が流れて、ご長男の朋宏さん、次男の豊史さん、長女の未紗さん、次女の永真さんと、4人のお子さんが本校へ。朋宏さんと豊史さんは、私が顧問を務めていた準硬式野球部に入部し、共に汗を流してくれました。

未紗さん●私はバドミントン部でした。“中学校=クラブ活動”といってもいいくらい練習漬けの日々を送り、毎日しんどかったです(笑)。でも結果、未経験からスタートした私が、3年後には全国大会に出場するまでに成長することができました。
永真さん●私は陸上競技部に所属していました。男女・先輩後輩関係なく仲良くて、楽しく活動していました。今は娘の紗永乃が陸上競技部で部の様子をよく聞くのですが、その和気あいあいとした雰囲気は変わってないなと感じます。
壬知子さん●保護者同士もとても仲良くて、一緒に子どもたちの試合の応援に行くなど、楽しかったですね。

堀井校長●本校に長く関わっていただいていますが、魅力はどこにあると感じておられますか?

未紗さん●中学2年生でのニュージーランド海外研修(希望者対象)をはじめ、行事が豊富なところです。ニュージーランド海外研修に参加した紗永乃ちゃんが、現地で楽しかったことをたくさん話してくれたことで娘の怜衣の海外に対する興味が高まり、「私も四條畷学園に入って、ニュージーランドに行きたい」と言うようになって、それが入学の決め手でした。
怜衣さん●そのために今、英語を頑張っています!
永真さん●娘の話を聞いていると、よく先生の名前が出てくるので、昔と変わらず、生徒と先生の距離は近いんだろうなと感じます。
紗永乃さん●そう思います。私は美術部に所属していて、自分のイメージをどのように形にすればいいのかよく悩んでしまうのですが、先生がいろいろな角度からアドバイスやアイデアを出してくださるので、あきらめずに頑張れます。また生徒会活動では、全校生徒や先生方が着るオリジナルTシャツ作りに挑戦。そのときも先生は親身になって考えてくださり、自分たちのやりたいことが実現するよう、先生方の存在に支えられています。
永真さん●サポートが手厚いですよね。
紗永乃さん●進路について相談すると、いろいろと調べてくださり、本当に助かっています。
禎信さん●そういう温かい雰囲気が、この学校の一番の良さなのでしょう。

★さまざまな経験が得られる環境 「なわがくちゅうを選んで本当によかった!」

堀井校長●皆さんが本校で得たものは何でしょうか?

禎信さん●入学前は「わざわざ私立に行く必要があるのかな」という思いがありました。そんな私が「絶対に私立高校に行こう」と考えるようになったのは、楽しい3年間があったからこそ。目標としていた高校に合格できましたし、後に子どもたちにも四條畷学園に通わせるという選択肢を持つことができました。
未紗さん●バドミントン部の活動を通して、何ごとも頑張れば結果はついてくると学べたことです。
永真さん●経験ですね。当時は両親の仕事が忙しく、家族旅行にはあまり行けなかったのですが、四條畷学園でスキー旅行やニュージーランド海外研修に参加できたので、さまざまな経験を得ることができました。現在も、夫・私ともに多忙でなかなか旅行には行けません。娘たちにいろいろな経験をさせてくれることが、四條畷学園に通わせたいと思った一番の理由です。

堀井校長●現役のお二人はどうですか?

怜衣さん●勉強時間が増えました。周囲から遅れを取らないように、頑張っています。
未紗さん●入学後から2学期までの数カ月で、まるで別人になったかのようです。表情も明るくなりましたし、よく話すようになりました。
壬知子さん●毎日のように「学校が楽しい」って言っているのを聞くと、うれしいですね。
紗永乃さん●私は探究活動を通して、聞いている人にとってわかりやすいプレゼンテーションができるようになりました。また、ニュージーランド海外研修で視野が広がりました。
永真さん●ニュージーランドで友だちになった人とは今もつながっていて、誕生日にはラインのメッセージがたくさん届いたようです。本当に行かせてよかったです。
壬知子さん●紗永乃ちゃんは、何ごとも一生懸命にやり遂げる頑張り屋さんだよね。
永真さん●中2で生徒会長になって、最初は大丈夫かなと心配でしたが、すべての業務をきちんとこなすことができ、確かな成長につながったのではないでしょうか。

堀井校長●生徒会ではオリジナルTシャツは保護者と一致団結して作り上げました。目標達成に向けて自分たちで考え、やりたいことに一生懸命に取り組む。まさに本校において創立以来受け継がれる言葉である“実践躬行”を体現してくれていますね。2026年の学園創立100周年に向けて、そうした雰囲気をさらに加速させていきます!

(左から)居地栞里さん、居地紗永乃さん、居地永真さん、早川壬知子さん、早川禎信さん、野秋未紗さん、野秋怜衣さん

四條畷学園中学校・高等学校

〒574-0001
大阪府大東市学園町6-45
072-876-2120
大阪府 共学