中高6年間を満喫しよう!~学校生活~

算数

栄光ゼミナール 算数科
奥田 章人先生

栄光ゼミナール 算数科
田中 駿祐先生
過去問の取り組み方や活用法は?
過去問は初めは点数が取れなくて当然。正答率が高い問題の解き直しと復習に注力しましょう。
直前期の11月~12月頃は、過去問演習が本格化してきます。過去問を解いたらやりっぱなしにせず、塾の先生に添削してもらいましょう。
その際、受験生の正答率が高い「必ず正解するべき問題」と、正答率が低く「不正解でも合否にあまりかかわらない問題」、そして「その中間の問題」に印をつけてもらいましょう。そして、正答率が高い問題を優先して、解き直しや復習を行います。合格を勝ち取るために最も大切なのは、「みんなができる問題を確実に正解する」ことです。特に時間のない直前期には、特殊な問題の対策に時間を費やすのではなく、確実に点数を取るための訓練に注力することが大切です。
算数で出題頻度が高いのは、速さや図形ですが、さらに学校ごとに特色が異なります。例えば、豊島岡女子学園の「立体の切断」、女子学院の「角度」、明治大学付属明治の「ニュートン算」など、各校頻出の問題があります。第1志望校の傾向と受験生の状況を見て、塾の先生が戦略を立ててくれるはずです。頻出の問題はしっかりおさえつつ、得点するべき問題を落とさないことが重要になってきます。
模試の結果がいまひとつ……
志望校を見直すべきでしょうか?
11月頃からは、模試で結果が出ない、過去問が思ったようにできない、などが原因で、モチベーションが下がる受験生も出てきます。こうした状況が長引くと、「志望校を変えたほうがいいのでは?」と不安に思うご家庭が出てくるのもこの時期の特徴です。
私たちの経験からいうと、過去問や模試の結果だけを見て判断することは、避けたほうがよいと考えています。というのも、模試や過去問で思うように結果が出せなかったりして、お子様の実力がテストの結果に正確に反映されているとは限らないからです。私たちが受けもった過去の生徒のなかにも、11月の模試で第1志望の合否判定が20%だったにもかかわらず、本番で力を出し切って、見事に合格したという事例がいくつもあります。テストの結果以外の部分、例えばお子さんの日頃の成績や学習姿勢、解答や途中式などをよく見ている塾の先生からすると、「この子は合格の可能性がある」と判断できるケースも多いのです。
志望校の最終決定において不安を感じたときは、まず塾の先生に相談しましょう。客観的な視点からお子様の可能性を見極めたうえでのアドバイスがもらえるはずです。
本人にやる気があり、本気で取り組む覚悟が見られるようなら、本人の意思を尊重することをおすすめします。
というのも、中学受験では本人のモチベーションが大きく結果を左右します。チャレンジ校への受験を自分で決めた生徒は、日頃の授業はもちろん、復習や過去問演習などにも真剣に取り組みますから、本番までぐんぐん伸びていく可能性も高いです。
秋までに見極めた苦手分野の克服をどこまで追求するのかも、塾の先生のアドバイスに従いましょう。苦手分野が志望校の頻出問題であれば、逃げるわけにはいきません。頑張って向き合い、少なくとも基本はできるようにしていきましょう。一方で、合否に関わりにくい問題であれば、優先順位から外すことも。塾の先生が一人ひとりの状況を見て取捨選択してくれるので、それにひたすら取り組みましょう。
最後まであきらめないメンタルは、できなかった問題が少しずつできるようになっていく喜びや、塾仲間の頑張りを見ることで、次第に醸成されていきます。学力は1月に入っても伸びていきます。保護者の皆さんにはお子様が一度決めたことを信じ、一緒に走ってほしいと思います。
これだけは覚えて!
直前期のお守り得点源
ラストスパート期にやるべきこと
- 過去問で正答率の高い問題を、着実に正解できるよう解き直しをしよう。
- 基礎問題に抜けがないかを過去問演習でチェックし、復習に時間をかけよう。
- 保護者は、過去問のスケジュール管理に加え、睡眠時間や食事のサポートを。









