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私立中高進学通信

2025年特別号

地域とつながる協働活動

西武台千葉中学校

郷土へのまなざしを育てながら、
国際社会で生きる力を養う西武台千葉の野田学のだがく

1年次の『自分を深める学習』。絵本『葉っぱのフレディ―いのちの旅―』を読み、生と死、誕生、それぞれの役割などについて、意見を交わしながら、一人ひとりが考えを一枚の紙にまとめます。

中1では事前学習を行ったうえで、
実際に関宿城跡を歩き、体感的に地域の歴史や地理を学びます。
その後、新聞形式でまとめたり、文化祭で復元模型を作ったりと、
自分たちで学びを形にしていくプロセスが用意されています。

自分を知り
相手に伝える力を育む
小檜山 寛先生「野田学」担当・英語科
やまかん先生

 西武台千葉が独自に取り組んでいる探究型学習「野田学」は、地元・野田市を舞台にした総合的な学びです。中1からスタートし、歴史や文化、産業、自然など多様なテーマを扱いながら、自分たちの地域について深く学び、それを“自分の言葉”で発信する力を育てていきます。

「最初のステップは地元の歴史に触れること。本校が建つ野田の歴史を探究するために関宿城跡を訪れるなど、フィールドワークを重ねます。野田醤油など地元産業を取り上げる年もあり、切り口は多彩です」(「野田学」担当・英語科/小檜山 寛先生)

 こうした取り組みは、単なる郷土学習にとどまりません。中3のオーストラリア海外研修とも連動しており、野田学で得た知識や体験は、海外での発信活動にもつながります。現地ではファームステイを通して現地の人と交流し、英語で日本の文化や地域について紹介する機会があります。

「海外に行って“自国のことが話せない”のではもったいない。野田学での学びがあるからこそ、自信をもって自分のこと、日本の文化のことを伝えられるんです」
 ここでの経験が、生徒たちの未来を大きく広げていきます。

“苦手”が
“楽しい”に変わる!

 実際に授業に参加した生徒たちは、どのようなことを感じたのでしょうか。中1生のIさん、Mさんに話を聞きました。

Iさん(中1)Iさん(中1)

「関宿城跡では、資料をもとに復元されたお城の姿に驚かされました。取り壊されてしまった建物がこのように再現されることに、歴史の重みと人の知恵を感じました。私にとってお城は旅行など特別な機会に訪れるものという印象でしたが、身近な場所にあることを初めて知り、視野が広がったように思います。天守に登り、360度に広がる景色を目にしたときは、本当に感動しました。
 もともと歴史には少し苦手意識があり、千葉のことは知らないことばかりでした。でも、関宿城を訪れ、見て、聞いて、触れて学んでいくうちに、自ずと歴史に興味がわいてきました。社会科では地理が好きで、SDGsなど現代の課題にも関心があります。関宿城跡に見られるように、かつての人々による防災の工夫にはとても惹かれました。今は、野田学で学んだ『水塚(みづか)』という洪水対策の仕組みを、文化祭で再現するのが楽しみです。
 中3のオーストラリアでのホームステイでは、日本や野田の魅力を英語で伝えられるように、今から準備を進めたいと思っています」(Iさん)

Mさん(中1)Mさん(中1)

「関宿城の近くを流れる利根川と江戸川、そしてこの地域に多かった水害について学んだことが、特に印象に残っています。昔から水害が多かった場所で、堤防などの工夫を知ることは興味深かったのですが、歴史や地理を詳しく調べるのは少し大変でした。でも、もともと歴史が好きなので、江戸時代に関宿城が“出世城”と呼ばれていたことや、城主が幕府の重臣だったことを知ったときは、とてもワクワクしました。
 地元のことを学ぶ時間は、すごく充実していました。こうした歴史がやがて近代につながっていくことを思うと、これから学ぶ日本の近代史にも期待が高まります。
 新聞形式でまとめて発表するという流れも新鮮で、楽しかったです。気づいたことや感じたことを自分の言葉で整理して伝えるという経験はこれまでになく、学びの実感がありました。海外研修では学んだことを伝えられるよう、英語の勉強もがんばりたいです」(Mさん)

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