――巣鴨に入学する前から楽しみにしていた行事や、興味のあるプログラムは何ですか？

伊藤さん
僕は巣鴨の国際教育プログラムに興味をもっていて、ぜひ今後も参加したいと思っています。ネイティブの先生による授業などもとても楽しみにしていました。実際に英語の授業や英語に関連するプログラムなどに参加してみるととても楽しく、ますますやる気が出ます。

折田さん
国際社会の最前線で活躍するイギリス人の講師とともに過ごす、『巣鴨サマースクール』に興味を持ったことが、巣鴨入学のきっかけになりました。僕もぜひこうしたプログラムに参加したいと思っています。

佐々木さん
国立競技場で行われる体育祭は、僕が入学前からずっと楽しみにしていたものです。中1で実際に参加してみると、その特別な雰囲気に圧倒され、まるで夢の中にいるような感覚になりました。陸上部の選手として、トップアスリートが競うのと同じ場所で走ることができるなんて、本当に言葉では言い表せないほどの喜びを感じました。あの瞬間の感動は忘れられないと思います。

武市さん
巣鴨は僕にとって正直なことを言うと中学受験のときは第二志望の学校で、あまり大きな期待を抱いていませんでした。けれど実際に入学してみると、巣鴨での学校生活は予想を越えるほど楽しく充実しています。毎日の授業は興味深く、どの教科・科目も興味・関心を持って取り組むことができ、学ぶことが楽しいと感じるようになりました。また、休み時間に友人と遊んだり話したりする時間も本当に楽しく、笑顔が絶えません。一日のどんな場面も充実感に満ちていて、この学校で過ごす時間が本当に特別だと感じています。

――これまで経験した学校行事で、特に印象に残っているものは？

伊藤さん
中1・7月の『巣園流水泳学校』です。学校のプールで練習はしていたものの、実際の海はとても広大で、最初は恐怖を感じました。しかし、友人と一緒だったことで、その恐怖心も次第に和らいでいきました。夕日は本当に美しく、その景色に心を打たれました。夜の自由時間には、友人とおしゃべりをしたり、テレビを見たりする時間がとても楽しく、特別な思い出として心に残っています。

折田さん
中1・8月の『蓼科勉強合宿』では、長野県の蓼科に泊まり込みで勉強をしました。今までに経験したことのないほど長時間勉強し、「やりきった」という達成感を得ました。参加する前は、勉強漬けの辛い合宿というイメージを持っていましたが、実際には蓼科の土地について学ぶなど、普段とは違う授業もあり、新鮮で楽しかったです。また、友人同士で過ごす時間が増え、仲良くなれたこともあり、楽しい思い出がたくさんできました。
　ちなみに僕はハンドボール部の活動と重なり、中1では『巣園流水泳学校』には参加できませんでした。ぜひ1度は参加したいと思っています。

佐々木さん
水泳学校では旅館の食事もとても美味しくて、特に海鮮が最高でした。巣鴨の行事は厳しそうな印象を持ちがちですが、実際に参加してみると楽しいことが多いです。もちろん、大変なこともありますが、その分達成感も大きいです。OBの方や先生たちと一緒に食事をしたことも楽しい思い出です。最初OBの方は時間を守ることに厳しく、少し怖いと感じていましたが、一緒にご飯を食べたり話をしたりすることで親しみを感じるようになりました。こうした経験を通じて、巣鴨の行事の本当の楽しさや価値を実感することができました。

武市さん
水泳学校は、まず学校に集合してバスで千葉県館山市まで行き、泳法訓練などを行う宿泊行事です。バスを降りるとすぐにOBの方に大きな声で挨拶をされ、その迫力に圧倒されました。この行事では水泳訓練だけでなく、OBの指導のもとで普段よりも時間に厳しい生活を送りました。終えてみると、なんだか大きく成長できたような実感がありました。プールでしか泳いだことがなかったので、海で泳ぐことに慣れるまでは苦労しましたが、どんな生徒でも最終的にはきちんと泳げるようになります。中1の夏にこうした経験ができたことで、「小学生までの自分」から一つ大きく踏み出せた気がして、とても良かったです。

――中1では3日間英語漬けて過ごす『巣鴨イングリッシュシャワー』もありますね。いかがでしたか？

伊藤さん
イングリッシュシャワーをきっかけに、英語に対する苦手意識が払しょくされました。さまざまな国の先生と一緒に授業を受けるのはとても楽しく、先生たちが一生懸命に背中を押してくれるので、その期待に応えたいという気持ちが芽生えました。英語の勉強に対する意欲が高まりました。

折田さん
初めて人前でスピーチをする場面があり、とても緊張しました。スピーチでは担任の先生について話をし、褒めてもらえたことがとてもうれしかったです。先生方の励ましや普段とは違う雰囲気が背中を押してくれたおかげで、普段よりも力を発揮できたと思います。自分の知っている単語や文法はそれほど多くはありませんが、それでもこんなに豊かな表現ができるんだと感じ、とてもやる気が出ました。

佐々木さん
いろいろな国の先生と話す機会があり、普段の何倍もコミュニケーションをとったことがとても印象に残っています。話すことに慣れることでどんどん積極的になり、間違っていてもいいから質問にすぐ答えたり、自分の言いたいことをまず声に出してみたりすることが大切だと気づきました。コミュニケーション力が大きく向上したと感じています。

武市さん
普段あまり交流のないクラスメートとのコミュニケーションも活発に行ったので、交流が広がりました。先生たちとのコミュニケーションの中で英語以外にもその国の文化を学ぶことができ、楽しかったです。外国人の先生たちが盛り上げてくれるおかげで、英語が苦手な生徒でも、「話したい」と思うようになるプログラムだと思います。

「いろいろな国の先生と話す機会があり、積極的にコミュニケーションができるようになりました」

――これからの学校生活で目標にしていることや、力を入れていきたいことを教えてください。

伊藤さん
今年、文化祭実行委員に立候補しました。主な役割は、クラスの企画を中心に計画し、運営することです。僕たちのクラスの企画には、たくさんの人に来てもらいたいです。楽しんでもらえるような企画を考えていますので、受験生の皆さんにもぜひ足を運んでほしいです。
　また、巣鴨の国際教育プログラムはどれも人気が高く、高い英語力が求められるものもあるので、海外研修プログラムに参加できるよう英語の授業は特に力を入れて取り組んでいきたいと思います。

折田さん
僕はハンドボール部に所属しているため、球技大会などで活躍を期待されています。昨年の球技大会ではそうした期待に応えることができず、1試合目では勝てたものの2試合目で負けてしまいました。ハンドボール部のメンバーとしてのプライドをかけ、次の球技大会のハンドボール競技で活躍し、結果を出したいと思っています。
　勉強は中学受験よりもずっと難しいですが、例えば日本史などは深く学んでいくことができるので楽しみです。これからも学ぶことを楽しむ気持ちを大切にして、学力をつけていきたいです。

佐々木さん
僕は陸上部の活動で、1年生の時に豊島区の大会で良い成績を収めて、都大会にも出場することができました。これまでは短距離走に取り組んでいましたが、顧問の先生の勧めで棒高跳びにも挑戦しています。卒業したすばらしい先輩がいたので、その記録を上回れるように挑戦します。自分の技術を向上させるだけでなく、後輩から尊敬されるような存在になりたいです。
　勉強に関しては、苦手な教科であっても「この部分は好きだな」と思えることを積極的に見つけてモチベーションにつなげ、得意不得意、好き嫌いに関係なくすべての教科にキチンと取り組みたいと思っています。

武市さん
夏休み中の3週間、オーストラリアの大自然の中で課外活動を満喫する『ロックハンプトン　ウィンタースクール』というプログラムに参加したいと思っています。より充実した体験ができるよう、それに向けて英語を頑張っています。入学するまでは、このプログラムを含め、こんなにもたくさんのチャンスがある学校だとは知りませんでした。
　巣鴨では、先生方の教え方が上手で、質問に笑顔で答えてくれるので、わからないことがあっても躊躇せずに職員室に行けます。そうした先生がたくさんいて、勉強やその他の活動でも「もっとがんばろう」と思わせてくれます。学校生活を充実させながら、さらに学力も伸ばしていきたいです。

「巣鴨の行事は厳しそうな印象があるけれど、実際に参加してみると楽しいことばかり！」