中1?中3の普段の授業を見学でき 教員の熱意を肌で感じる説明会

私立中高進学通信

2022年9月号

学校見学へGO！

帝京大学系属帝京中学校

中1〜中3の普段の授業を見学でき
教員の熱意を肌で感じる説明会

男子も女子も和気あいあい

授業見学会のプログラム

本校の教育内容の紹介
校長の東海林先生が、校訓や帝京大学とそのグループ校、80年にわたる同校の歴史、6年一貫教育の流れ、進学実績などを紹介。
授業見学
同校は1学年3クラス。中1〜中3までの3学年を合わせると9クラスあり、それぞれの教室で行われている授業を自由に見学できます。
募集要項の説明
入試日程から入試方法、スライド合格や特待生制度などについて説明。
個別相談会
保護者や受験生の質問に個別に対応しました。

　6月18日（土）、同校で授業見学会が開催されました。まず、校長の東海林啓造先生が登場。視聴覚室に集まった小学生と保護者合わせて120名に向けて、同校の教育内容を紹介した後、次のように述べました。

「今日のメインイベントは、授業見学会です。本校の中学生がどのように勉強をしているのか、教室に入って、肌で感じていただきたいと思います」

　そしていよいよ、授業見学会がスタート。参加者を少人数のグループに分け、教員が引率します。全員に渡されたリーフレットを開くと、クラスの様子と授業の内容が掲載されていました。1年1組については「男子も女子も和気あいあいとして、仲の良い朗らかなクラスです。何かをクラスに投げかけると、積極的に返事が返ってくる元気の良さが持ち味です。困っている人がいたら教えてあげたり、協力したりすることができます」と記されています。

　中学広報主任の白川千絵先生はこの授業見学会の特色をこう語りました。

「授業を自由に見学できるだけでなく、本校の熱意あふれる教員たちとじっくり話し合えることです。今日は校内のあちこちに案内役の教員が立っています。どんどん質問し、教員の熱のこもった受け答えから『この学校なら、うちの子を任せられる』と保護者の方々に確信していただきたいですね」

帝京大学医学部、薬学部などや石神井川の桜並木に隣接する、同校のキャンパス。

視聴覚室で同校の教育内容について語る、校長の東海林啓造先生。

教頭／横田優子先生
「教員たちが創意工夫を凝らして熱心に生徒を指導している姿、そして、生徒たちが楽しみながら真剣に授業に取り組んでいる姿をぜひ見ていただきたいと思います」

見どころ授業見学

同校では全教員が、発見や感動、驚きのある授業をめざしています。

1年1組道徳

1年3組理科

1年1組の道徳では、言葉や態度で人はどう感じるのかなど心について。
1年3組の理科では、火山から噴出する物質やマグマについて学びました。

2年2組数学

2年3組数学

同校では数学の授業を、3クラス混合の習熟度別に行っています。
この日はそれぞれの習熟度に合わせ、二等辺三角形の証明を学びました。

3年1組社会科

3年3組言語文化

3年1組の社会科では、基本的人権について学習。3年3組の言語文化では、古典文法を学びました。

個別相談会
図書室で行われた個別相談会。同校の教員が保護者や受験生の質問にていねいに答えます。

壁に張り出された大学合格実績。医療系に進む生徒が多いのも特色です。

社会科／久保健太先生
「授業見学会だからといって、特別なことをするわけではありません。普段通りの授業をしています。ぜひ、学校説明会にご参加いただき、本校の授業の雰囲気に触れてください」

保健体育科／久家治何先生
「中学入試に不安がある時は、本校の過去問題を繰り返し問いてみてください。傾向がつかめるはずです。また、本校には国語または算数の1教科入試もあります。ぜひ、チャレンジしてください！」

学校の特色

一般選抜で難関大学をめざす『一貫特進コース』と、多様な大学入試スタイルに対応する『一貫進学コース』があります。帝京大学や帝京科学大学などの系列校へは『一貫進学コース』の生徒に限り、優先進学制度を利用可能。他大学では2021年度に東京医科歯科大学(医)などの国公立大、また、早慶上理、MARCHに合格者を輩出しています。

（この記事は『私立中高進学通信2022年9月号』に掲載しました。）