2024年4月6日、明浄学院高等学校の第104回入学式が執り行われました。
満開の桜と筝曲部の演奏に迎えられ、新入生たちが晴れやかな表情で校門をくぐり、続々と入学式会場へと向かいます。
今年度より藍野高等学校と統合し、共学校となった同校。新しいキャンパスと制服、男子生徒の姿、『衛生看護科』の誕生…。満を持して迎えたこの日は、新たな歴史の節目となる記念すべき一日なのです。
吹奏楽部の演奏に乗せて大きな拍手が沸き起こるなか、新入生383人が入場し、新生・明浄学院がスタート。渡邊雅彦校長の入学許可宣言の後、新入生代表・HSさんが力強く宣誓を行いました。
「あふれる希望と少しの不安が、今の私たちの気持ちです。明浄学院の長い伝統に恥じることのないように、自分の行動に責任を持ち、勉学に励んでいきます」
その言葉に応えて、渡邊校長が式辞を送ります。
「高校時代は人生で最も大切な時期です。自分がその時期にいるという自覚を持ち、さまざまな価値観に触れるなかで“人を思いやる気持ち”を持つ努力をしてください。また、2~3年後には明確に進路を決めなければなりませんから、しっかり勉強して、明るくけじめのある明浄生として充実した学校生活を過ごしてください。多様な進路を選択できる環境が、本校にはあります」
新しくなった学校で男女が共に学び、お互いを認め合い、高め合う。恵まれた教育環境と多様な価値観の中で成長していく新・明浄生たちから目が離せません。
午後からはグラウンドで吹奏楽部の歓迎演奏が行われました。多くの新入生・保護者が足を止め、華やかで明るい音色に聴き入り、これから始まる学校生活に期待を膨らませました。