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進学なびWEB版

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主体的な活動と交流が要となる『海外修学旅行』
異文化圏での経験が、次のステップへとつながる

常翔啓光学園高等学校の修学旅行(高2)は、コースごとに異なる国を訪れます。共通の目的は、同校の教育目標『K1GOALS』に掲げる“多様化する社会で活躍するための幅広い力”を育むこと。一人ひとりが自分の長所・短所を理解し認める「肯定力」、自分の意見を持ち相手の意見を尊重する「コミュニケーション力」、課題に対して周りの人と協楽する(協力して楽しむ)「協楽力」を意識して行動することを重視しています。
各コースの先生方に、プログラムの特徴や現地での生徒たちのようすや成長についてお話をしていただきました。

公開日2026/3/9
【一貫コース】 シンガポール&マレーシア
★伝わる喜びを実感し、「どんな状況でもできる!」という自信を得た5日間
一貫コース担当/池田 卓司先生

一貫コース担当/池田 卓司先生

 行き先は、英語による意思疎通が難しいマレーシアと、公用語の一つである英語が“シングリッシュ”と呼ばれるほど独特のアクセントがあるシンガポール。どのような環境でも積極的にコミュニケーションを取る姿勢を身につけてほしいという思いから、現地の人と交流の機会を設けていることが特徴です。
 まずマレーシアでホームビジット(現地の家庭を訪問)を体験。英語があまり通じないためジェスチャーでのコミュニケーションが中心となり、生徒たちは四苦八苦しながらも、何とか意思疎通を図ろうとしていました。その努力が実り、現地のゲームで遊んだり、一緒にランチタイムを過ごすなど、楽しい時間を過ごせたようです。
 シンガポールでは、現地の大学生と一緒に行動する『B&S(Brother&Sister)プログラム』を実施。そのほか、班のメンバーのみで街を散策したり、リゾート地のセントーサ島では一日フリーで過ごしたりと、自主性が求められる自由度の高いプランです。

「シンガポールでは英語でのコミュニケーションがとりやすく、大学生との会話も積極的に挑戦できていました。自由行動の時間を多く設けていたので、行きたい場所や集合場所へのルート、食事をとる場所も自分たちで調べて行動しなければなりません。何をするにも現地の人とのやりとりが必要となりますが、自分たちの英語が通じる状況を楽しみながら乗り切っていました。これは大きな自信になったでしょう。また、シンガポールでは、公共の場でのマナーが厳しく、街が清潔というイメージがあります。その環境で生活することで、日本では当たり前だと思っていた公共マナーや秩序の大切さを、あらためて実感した生徒もいたようです。海外ならではの体験が、さまざまな国や文化に目を向けるきっかけとなり、今後の挑戦につながることに期待しています。」(一貫コース担当/池田 卓司先生)

【特進コース】 イギリス
★ホームステイと学校交流を通して育まれた、「伝えよう」とする姿勢
特進コース担当/松井佳宏先生

特進コース担当/松井佳宏先生

 オックスフォード大学・バッキンガム宮殿・大英博物館・ビッグベン・ウェストミンスター寺院など、イギリスの歴史と文化を象徴する名所を訪れます。加えて、2人1組でのホームステイ、小学校への訪問と、現地の人々との交流も体験できる充実のプランです。普段は目の前のテストや進路選択に気をとられがちですが、現地で目にしたものや人との関わりを通して新たな価値観に触れ、興味や関心の幅を広げてほしいという思いが込められています。

 コッツウォルズでのホームステイは2泊。ホストファミリーと会う前は、ほとんどの生徒が「緊張するなあ」「大丈夫かな」と不安を口にしていたものの、一日経つと、「今日の夕食は〇〇を食べたい」とリクエストをするなど、打ち解けて過ごせたようです。小学校での交流は、班ごとに分かれて、日本文化を紹介。けん玉や折り紙、椅子取りゲームなどをジェスチャーを交えて説明し、一緒に遊ぶという内容。現地の小学生たちも楽しんでくれたようです。

「ホームステイではホストファミリーとの距離を縮めていましたし、小学校では英語を使いながら“お兄さん・お姉さん”として接することができていて、頼もしさを感じました。相手が伝えたがっていることを、懸命に理解しようとする“姿勢”が求められたと思います。その姿勢こそが重要だと実感し、今後、さまざまな人との交流の場面で活かしてほしいと思います。」(特進コース担当/松井佳宏先生)

【進学コース】 インドネシア・バリ島
★互いの伝統文化と現地生徒との交流を通して知る、新たな価値観
進学コース担当/ 吉田 浩子先生

進学コース担当/ 吉田 浩子先生

 東南アジアを代表するリゾート地・バリ島でのプログラムは、世界遺産・タマンアユン寺院の訪問からスタート。豊かな自然と伝統文化が息づく村・ウブドの散策で感性を磨き、美しいビーチでクルージングやマリンスポーツを楽しみ、学校交流でコミュニケーション力を育むなど、多彩な体験ができることが魅力です。将来、異なる文化や価値観を持つ人々と関わる場面をイメージしながら、現地の人とオープンマインドで接し、お互いの強みを見つけ尊重し、異なる文化や価値観の中で行動できる力を育ててほしいという思いが、このプログラムには込められています。

 特に重視したのは国立芸術高校との学校交流。交流を通じて友だちづくりや異文化への学びを深めるのがねらいです。歓迎セレモニーでは本校のある班が、体育祭で演舞する『啓中ソーラン』を披露。迫力ある日本のソーラン節を目の当たりにした現地の生徒たちは、興味津々な様子。その後、バリ舞踊・ガムラン演奏・影絵作りなどの伝統文化を教えてもらい、グループごとに発表。英語が通じにくい中でも一生懸命コミュニケーションを図るうちに友情も生まれ、現地の生徒とSNSでつながる姿も見られました。
 日本とは異なる環境や文化に触れることで、生徒たちはこれまで当たり前だと思っていた価値観を見つめ直す機会にもなり、多くの学びを持ち帰る5日間となりました。

「どちらが良い悪いではなく、世界は広く、多様な価値観や文化があることを実感できたのではないでしょうか。将来、社会や世界に出たときに、自分とは異なる背景を持つ人々と出会って協働する場面において、今回の経験が必ず生きてくるはずです。」(進学コース担当/ 吉田 浩子先生)

常翔啓光学園中学校・高等学校

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