宝仙学園理数インターには、帰国生のための『グローバルコース』があります。英語圏からの帰国生のほかにも、さまざまな国や地域で育った仲間たちと同じホームルームで過ごし、多様な文化体験から刺激を受けます。
帰国生が活躍するのはアメリカ研修旅行です。事前に一人1テーマの探究活動を行い、校内予選を勝ち抜いた生徒は現地の大学生の前でプレゼンテーションを行います。ヨセミテ国立公園では大自然に触れ、サンフランシスコでの自由行動は、グループごとに計画を立てて行動します。
「従来のアメリカ研修旅行では、Googleの本社を見学したり、大リーグ観戦をしたりした年もありました。自転車でゴールデンゲートブリッジを渡ったグループもあります。現地に留学中の生徒と合流したり、アメリカでの生活経験のある帰国生が、馴染みの場所を訪れたりすることもありました。予定とは違う行動になることもありますが、むしろ“想定外を楽しむ”ことが、アメリカ研修旅行の目的でもあります」(中野望教頭先生)
コロナ禍の影響でアメリカ研修旅行は中止となりましたが、多様な国や地域での生活経験のある帰国生が、キャンパスにインターナショナルな空気を運んでいます。2021年に『グローバルコース』に入学した井ヶ田美優さんが、学校生活について語ってくれました。