新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた2020年4月に入学。『大進選抜クラス』1年生で生徒会副会長の笹﨑貴文さんに、入学時の心構えやコロナ禍での1年間の学校生活について話を聞きました。
新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた2020年4月に入学。『大進選抜クラス』1年生で生徒会副会長の笹﨑貴文さんに、入学時の心構えやコロナ禍での1年間の学校生活について話を聞きました。
“スポーツが強い男子校”という印象を持っていて、「怖い先輩や厳しい指導をする先生がいるのでは?」と、少し抵抗感を抱いていた部分がありました。でも、実際に学校へ足を運ぶと印象が変わりました。生徒たちの楽しそうな様子や、ていねいに対応してくださる先生方を見て、充実した学校生活や生徒と先生の良好な関係性を感じ取ることができました。
また、将来の夢をかなえるために国立大学への進学を見据えた高校を選びたいと考えていたので、『大進選抜クラス』があり、大学進学に向けた学習サポートに力を入れている点も自分の希望と合っていました。
5月の末までは自宅学習が続きましたが、動画配信授業のほか、課題の解説などもオンラインでサポートしてくれ、先生方の熱心さが伝わってきました。学習サポートのほかに担任の先生による自己紹介や、ホームルームなども実施してくれたので、学校生活への不安も解消され、学校が始まると緊張することなく担任の先生と接することができました。
高校からは新しいことに挑戦したいと思っていたので、生徒会と水泳部の活動を始めました。この年は全員が生徒会未経験というメンバーだったので、組織づくりからスタートしなければならなくて大変でしたが、とてもやりがいを感じました。2020年度はコロナ禍でさまざまな制限があり、生徒総会や行事などはできませんでしたが、東日本大震災復興支援の募金活動や首里城再建募金などのボランティア活動、紙の無駄をなくすリサイクル活動などを実践しました。2021年度も引き続き生徒会活動に参加して、これらの活動をより積極的に続けていき、コロナ禍での文化祭をはじめとする行事の開催をめざそうと考えています。
水泳部は学校の近くにある『戸山公園』の施設を借りて活動しています。保善は強豪のサッカー部や空手道部など運動部の活躍が目立ちますが、水泳部は比較的気軽に参加できる部活動です。私は楽しむ程度に水泳部の練習に参加していますが、大会をめざして本気で取り組んでいる部員もいます。各部員が思い思いに活動できるので居心地が良く、とても気に入っています。一人ひとりの多様なニーズに応えてくれる環境が整っていることは、保善の特色だと思います。
保善に入学して、勉強が面白いと感じるようになりました。一人でコツコツと取り組んだり、生徒同士で競い合うというよりも、みんなで一緒にワイワイ楽しくやろうという雰囲気の中で勉強ができるからです。“生徒に教えることで先生も学ぶ”というスタンスで、生徒に寄り添ってくれる先生方が多く、中学時代は苦手だった数学も、成績が順調に伸びています。
当初は予想もしなかった楽しい学校生活を送りながら、志望大学をめざすための学力も順調に伸ばすことができ、保善に入学して本当に良かったと思います。生徒の様子や雰囲気など、目に見えない部分にも学校の良さがありす。ホームページからも保善の学校生活を知ることができるので、ぜひより多くの受験生に、先入観を持たずに見てもらった上で、学校説明会や文化祭などで保善高校の雰囲気を感じ取ってほしいと思います。
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