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仲間と一緒に学び合い
高め合える3年間

旧担任の堀将太朗先生(数学科・写真左)と卒業生の野﨑楓さん
(写真右・法政大学 理工学部 経営システム学科2年)※取材は2021年3月
正則高等学校

〒105-0011
東京都港区芝公園3-1-36

TEL:03-3431-0913

学校情報 学校HP

 3年間学級固定(クラス替えなし)で担任持ち上がり制が特色の正則高等学校。体育祭や学院祭(文化祭)ではクラスごとの取り組みが盛んで、生徒たちは行事や日々の学校生活を通してクラスメートとの絆を強固なものにしています。学習面では成績別、進路別のクラスは設けず、“普通クラス”としている点も特色で、仲間と共に学び合い、高め合おうとする場面や、みんなで希望進路を実現していこうという環境が整っています。今回は卒業生の野﨑楓さん(法政大学理工学部経営システム学科2年)と旧担任の堀将太朗先生にお話を伺います(取材は2021年3月)。

仲間と一緒に成長できる環境

まず、野﨑さんが正則高等学校を志望した理由を聞かせてください。

野﨑さん中学時代はサッカーに打ち込んでいて、スポーツ推薦も視野に入れた学校選びをしていました。その一方で、「選手としてサッカーを極めていくのは厳しい」ということを自覚していたので、高校からは勉強に力を入れたいとも考えていました。ただ、勉強は大の苦手で、中学時代の学力は伸び悩んでいました。そんな悩みに寄り添ってくれたのが正則でした。

 親の勧めで正則の文化祭に足を運び、校風に魅力を感じて、高校入試個別相談に参加しました。そこで不安や悩みを相談したところ、「同じような迷いや悩みを持っている生徒たちもこの学校にはたくさんいる。仲間と一緒に成長できる環境があるよ」と励ましてくれたのです。

 それが千葉先生(千葉修一校長)でした。その雰囲気や言葉に「この学校なら大丈夫」と確信しました。教育方針も自分に合っていると感じ、入学を決めました。

主にどのような点で「学校の教育方針が自分と合っている」と感じたのでしょうか。実際に入学してみて、それは期待通りでしたか?

野﨑さん進学指導に熱心で行事や部活動も楽しむという点で期待通りでした。実際に入学してみて思った以上に厳しいと感じたのは、「ルールをきちんと守る」ということでした。身だしなみやマナーなど校則は厳しいほうだと聞いていたので、それほど不自由を感じることはありませんでしたが、学習に関しては宿題をはじめ、どんな小さな約束事であっても先生は見逃さず、厳しい指導を徹底していました。

 単に“指導が厳しい”というよりは、小さな問題でもうやむやにせず、まずは学級委員を中心とする生徒と先生が話し合い、「クラス全体できちんと解決していく」という機会がたびたびありました。

堀先生私たち教員は“本来の学校らしさ”を大切にしています。教育の中心軸は学力をつけることですが、勉強を軸に、行事や部活動にも熱心に取り組み、中身の濃い充実感のある学校生活を送りながら、将来の進路希望も実現できる学校をめざしています。そのような充実した学校生活を送るためには、“クラス”という集団生活を営むことが重要と考えています。

 本校では特進クラスなどはなく、生徒全員が普通クラスで、同じスタートラインに立って高校生活、学習を始めていきます。多様な生徒が集まるからこそ衝突することもありますが、それを一つひとつきちんと話し合って解決していくことで、得るものは大きいと思います。

 はじめは本校ならではの“厳しさ”に対して、各自が違う思いを抱いていますが、学年が上がっていくにつれ、その厳しさの意味を一人ひとりが理解し、クラスがまとまっていくようになると同時に、人間性や社会性の面で成長しているように感じます。とりわけ学院祭(文化祭)や運動会では、生徒たちの成長を実感します。

クラス替えがないことで結束力が強まる

行事にはどのように取り組んできましたか?

野﨑さん正則は学校行事が盛んで、体育祭や学院祭は実行委員会が中心となって企画・運営をしています。体育祭はクラス対抗で競技を行い、学院祭もクラス単位で映画・演劇、ダンス・パフォーマンスなどの企画・準備を進め、最高の栄誉である最優秀企画賞(グランプリ)賞をはじめとする賞も授与されるので、学年が上がるにつれ前年を上回る成果をめざそうという意識が強くなります。

堀先生このクラスははじめから「創意工夫しよう」「オリジナリティのある企画をしよう」という意識が高く、1年目の学院祭は比較的うまくやれていたように思います。でも2年目の学院祭ではクラスの団結がうまくいかず準備が間に合わず、当日の朝になって「劇のパフォーマンスを中止しようか……」というところまで追い込まれました。

野﨑さんうまくいかないことがあっても、翌年にまた同じメンバーでリベンジできるので、前年の良かったところは活かして、反省するべきところは改善して、翌年はより良いものにしていくことができます。クラスに軋轢あつれきが生じてしまうこともありますが、その経験を一つひとつ乗り越えていくからこそ絆が強くなっていき、最終学年になると行事への思い入れが強くなっていくんです。

 最終学年で『最優秀企画賞』は受賞できませんでしたが、体育祭も学院祭もこれまでにない最高の取り組みができ、クラス全体で感動を分かち合うことができました。

ここまで主に行事への取り組みについて伺ってきました。勉強が苦手な野﨑さんを、学校はどのように導いてくれたのでしょうか。

野﨑さん中学の頃から勉強は苦手で、先生に「他人の3倍やらないと追いつけない」と言われたこともあるほどです。がんばってもなかなか成果が出ず、勉強が嫌いになってしまいました。

 そんなとき、学校説明会に参加した際の先生の言葉に励まされました。自分は単願の第一志望で正則に入学しましたが、クラスには自分よりも成績の良い生徒ばかりで、「第一志望校に合格できなくて正則に来た」という生徒もいました。そうしたクラスメートに「負けたくない!」という気持ちがモチベーションとなり、結果も出せるようになっていきました。「努力は報われるんだ」と感じるようになると、成績もぐんぐん伸びていきました。

堀先生週に1度、『学習手帳』を介して生徒たちがどんな学習をしているのかを確認していました。彼は実に努力家で、授業以外の時間の多くを勉強に費やしていることは知っていたのですが、授業の様子を見ていて「不器用だな……」と感じていました。

 私の指導教科である数学は暗記学習も大切ですが、内容が難しくなるほど問題の本質を見抜いて解答することが重要になっていきます。多くの時間を暗記学習に費やしていることが得点につながっている面もあり評価するべきことではあるのですが、このままだと伸び悩んでしまうのではないかと心配でしたね。そこで、2年次からの選択授業では数学はあえて、『発展クラス』を選択するように勧めました。

野﨑さん発展クラスを勧められたときは、「自分も『発展』に行っていいんだ」と、認められた感じがしてとてもうれしかったです。ただ、堀先生以外の先生には『標準クラス』を勧められましたし、自分でも『発展クラス』についていけるのか不安がありました。

 実際、『発展クラス』ではまったく授業についていけなくて、成績も下がってしまい、3年生になってから『標準クラス』を選択することになったんです。ただ、『発展クラス』で学んだことは本当に多く、とてもいい経験になりました。クラスメートがどんな学習方法をとっているのか学ぶことができ、自分が伸び悩んでしまうことに気づくことができました。

都市開発という将来の目標に向けて
精いっぱいがんばりたい!

進路はどのように決めていったのですか?

野﨑さんとくに目標もなく、ひたすら成績を上げることだけを考えてきたので、進路について真剣に考えて志望大学を決めたのは高3の秋以降でした。現在の大学を勧めてくれたのは堀先生で、大学のみならず将来の進路についても多くのアドバイスをもらい感謝しています。

堀先生野﨑くんは「建築に関わる仕事をしたい」という漠然とした希望を持っていました。ただその動機として、親御さんが建築関係の仕事をしているからという以上のものは感じられず、まだ「本当にやりたいこと」が見えていないと感じました。

野﨑さん堀先生は、自分とよく向き合って何がしたいのかを考えるよう促してくれました。先生に相談するうちに、「体の不自由な人や子どもたちのことを考えた都市開発に携わりたい」という目標が見つかり、現在の進路に進むことを決意しました。

堀先生野﨑くんの希望を聞いたうえで建築にも関わりがあり、かつ建築を支える仕事に携わりたいのであれば、経営工学を学んでみてはどうかと考え、現在の進路(法政大学理工学部経営システム学科)の指定校推薦を勧めました。

最後に、これまでの3年間を振り返り、今後の目標を聞かせてください。

堀先生野﨑くんは、周囲をよく見て状況を素直に受け入れ、柔軟に対応し、新たなことに気づいたりすることで成長できる人です。また、努力家でもあります。苦労することがわかっていたとしても、少しでも可能性のあることには自信を持って挑戦し、自分の可能性を広げていってほしいですね。

野﨑さん今はチューターとして正則で後輩の学習サポートにもあたっていて、大学で数学の教員免許を取得したいとも考えています。都市開発という将来の目標に少しでも近づけるように、大学では勉強に精いっぱい取り組みつつ、堀先生の期待通り、自分の可能性も広げていきたいと思います。

当時の思い出話を懐かしそうに振り返る堀先生と野﨑さん。

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