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生徒の可能性を引き出す
きめ細かな進路・進学指導

新たなスタートを切る5人(取材は2021年3月)
岩倉高等学校

〒110-0005
東京都台東区上野7-8-8

TEL:03-3841-3086

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2021年春に卒業し新たなスタートに向かう5人に、岩倉高等学校における3年間の高校生活を振り返りながら、それぞれの思いを語り合ってもらいました(取材は2021年3月)。

Mさん
普通科L特コース/陸上競技部に所属
卒業後は芝浦工業大学機械工学部機械システム学科へ進学
Hさん
普通科L特コース/ダンス部に所属
卒業後は青山学院理工学部数理サイエンス学科へ進学
Sさん
普通科S特コースに所属
日本女子大学理学部生物化学部へ進学
Iさん
運輸科/バドミントン部に所属
失業後は東京地下鉄株式会社(東京メトロ)へ就職
Nさん
運輸科/茶道部と文芸部に所属
東日本旅客鉄道株式会社(JR)へ就職

夢の実現に向けた進学・就職の手厚いサポート

はじめに、岩倉高校を志望した理由を教えてください。

Mさん中学時代から陸上競技に力を入れていたため、強化指定部活動の一つとされている陸上部がある学校として岩倉高校を知りました。いくつかの学校を見学したなかで、難関大学などをめざし、部活動でもがんばる生徒をサポートする『L特コース』があるなど、部活動と勉強の両方に精いっぱい打ち込める体制が最も整っていると感じたのが岩倉でした。部活動の雰囲気も良く、自宅から近いこともあり、第一志望校として入学しました。

Hさんもともとダンスが好きで、中学時代からずっと部活動でダンスをしたいと思っていました。でも中学校にはダンス部がなくて……。そこで高校に入ったら、ぜひダンス部で活動したいと思っていました。ダンス部の存在が岩倉を志望する大きな動機となりました。

 ダンス部のある学校はほかにもありますが、男子部員が所属し、男女ともに活躍しているケースはあまり多くありません。岩倉が父の母校だったのをきっかけに文化祭へ足を運び、ダンス部の活躍を見たり部活動体験をしたりして、活気のある校風や親しみやすい先輩たちの雰囲気に魅力を感じて入学を決めました。

Sさん中学の頃から「数学の教師になりたい!」という夢を持っていたので、高校は大学進学を見据えて進学指導に力を入れている学校を視野に入れていました。岩倉は自宅から近く、『上野』駅の入谷口からすぐという抜群の立地と、いくつか調べた学校の中で学習サポートが整っていることなどにも魅力を感じ、入学を決めました。

Iさん幼い頃から電車が好きで、鉄道業界に憧れを持っていました。運輸科のあるほかの学校や、高校卒業後の就職以外の進路も見据えて普通科の学校も検討しましたが、中1の頃から鉄道業界への就職を強く希望していたため、その近道となる岩倉への進学を決めました。埼玉県の自宅から通学することを考えて、上野駅から近くて通いやすい立地であることも魅力でした。

Nさん鉄道業界で働いていた父の影響で、鉄道の模型を作って遊ぶような鉄道好きな子どもでした。Iさんと同様に早くから鉄道業界に憧れを持っていたため、就職のサポートが充実し、実績もあるこの学校に大きな魅力を感じて入学を決めました。

将来に役立つ生活指導

皆さん、岩倉高校への期待値は高かったようですね。実際に入学してみて意外だったことや驚いたことはありますか?

Mさん駅から近いだけではなく、校内の環境も整っている学校です。カフェテリアではおいしい『かけそば』が格安で食べられ、地下1階には都内随一のトレーニングルームがあり、希望者は誰でも利用できます。

Hさんトレーニングルームには各種マシーンがそろっていて、これは自慢できるものの一つです。それから図書室も。あらゆるジャンルの書籍がそろっていて、休み時間によく利用していました。

Sさんあいさつや服装、携帯電話に関する生活指導などが徹底していて、はじめは不自由さを感じてしまいました(苦笑)。

一同確かに(笑)!

Iさん鉄道関連の業種はルール厳守が求められるので、生活指導が厳しかったことが就職活動に役立ちました。社会へ出る前にあいさつや身だしなみをきちんとする習慣が身についていることは、岩倉生のアドバンテージの一つだと思います。

Nさん私の学年の運輸科には女子が3名しかいませんでした。入学前の面接では、その環境に馴染めるかどうか学校側が確認してくれていたので覚悟はしていましたが、実際にその環境を目のあたりにして、少しだけ戸惑いを感じましたね。

 でも、先生方は入学後も細やかにサポートをしてくれて私たちを気遣ってくれたので、女子3名は3年間同じクラスで充実した学校生活を送ることができました。社会に出てから男性の多い職場で働くことを考えると、このような環境で3年間過ごせた経験はプラスになっていると思います。

悔いのない3年間の学校生活

学校生活ではどんなことに打ち込んできましたか?

Mさん陸上が中心の学校生活で、テスト期間中を除くほぼ毎日、部活動がありました。自宅は近かったのですが、帰宅してから予習・復習など自宅学習に費やす時間がほとんど取れなかったので、とにかく普段の授業で内容をしっかり消化するようにしていたので、メリハリのある学校生活を送ることができました。

 高3の11月に実施される駅伝大会まで部活動を続けていたので、受験勉強にそれほど多くの時間は費やせませんでしたが、部活動に打ち込んできたことが報われ、『駅伝プロジェクト』というスポーツ推薦制度を活用して第一志望の大学に合格することができました。志願書の書き方や面接対策など、先生方が手厚くサポートしてくれたおかげで、大学受験に対して不安はなく、最後まで精いっぱい学校生活を満喫できました。

Hさん自分も大好きなダンス部の活動に全力で取り組み、楽しみながら勉強との両立ができていたと思います。2年次からは文系・理系に分かれ、大学受験に合わせた科目選択をします。自分は理系クラスを選択し、好きな勉強に打ち込めるようになると、勉強が本当に楽しくなり、大学受験へのモチベーションも高まっていきました。

 進路指導や大学受験対策に関するサポートは素晴らしく、期待以上でした。自分に合った大学を先生が紹介してくれたり、そのための対策方法などを具体的に細やかに指導してくれたりするので、予備校や塾に通わず第一志望の大学に合格できました。

Sさん『特進コース』には通常の6時間授業に加えて、1年次は週2日7時間目の授業があり、帰宅は18時過ぎ。放課後には希望制で校内予備校も実施されました。国語と英語が苦手だったこともあり、授業や定期テストでは苦労しました。

 2年次から理系クラスを選択し、数学をはじめとする好きな科目を集中して学べるようになると、ますます数学が好きになっていき、中学生の頃から抱いていた「数学の先生になりたい」という気持ちも強くなっていきました。

 3年次になると卒業生が志望理由書の書き方などを指導してくれるチューター制度や小論文対策講座など、大学受験のサポート体制が充実していきます。先生方は放課後や休み時間を使って小論文の添削をしてくれるなど、手厚い対応をしてれました。そのおかげで予備校や塾に通うことなく目標の大学に合格できました。

Iさん日本各地を電車で旅行したことのある生徒がいたり、『時刻表』を読んでいる生徒がたり、他県から新幹線で通学している生徒がいたり……、運輸科で自分と同じかそれ以上に鉄道が好きな仲間に出会いました。秋に就職活動が始まってからは、同じ夢に向かう者同士、よりいっそう強い絆が生まれていきます。

 授業は“サービス介助”の内容を中心に学習する『ホスピタリティ』や、鉄道業務の現場を肌で感じることができる『鉄道実習』、機械製図・CAD・機械工作・溶接などの知識・技術を学ぶ『工学技術基礎』といった実習授業が多くあります。また、『鉄道概論』では鉄道の制度や歴史、鉄道を構成する線路・構造物・電気・信号などの設備・技術について学んだり、国家資格である『旅行業務取扱管理者試験』への合格に向けた勉強をしたり、専門性の高い座学も充実していました。

 普通科と同様に一般教養も重視しているので、鉄道業界をめざす生徒だけでなく、社会人として必要な専門性と人間性がしっかりと磨かれるカリキュラムだと思います。

Nさん私は、主に個人小説を書くなどの活動をする『文芸デザイン部』に所属し、編集業務を担当していました。また、高2からは同好会として立ち上がった『茶道部』の活動にも参加しました(茶道部は現在正式な部活動に昇格)。『文芸デザイン部』では、新型コロナウイルスの影響でメンバーが集まれないときもオンラインのアプリを活用して活動を続けました。就職活動だけでなく部活動も楽しみながら、3年間最後まで充実した学校生活を送ることができました。

それぞれが夢に向かってスタート!

最後に、将来の目標や新生活への意気込みを聞かせください。

Mさんまだ具体的ではありませんが、日常生活を豊かにできるようなロボットや機械をデザインしたり、制作したりする仕事に就きたいと考えています。そのために、大学院進学を視野に、大学では得意な数学・物理を応用したロボット工学の専門分野を深めてきたいと思います。また陸上競技も続け、良い結果を出したいです。

Hさん数学が好きなので、大学で数学のさまざまな考え方や専門的な内容、応用的な内容を学べることが楽しみです。大学在学中に数学の教員免許を取得したいと思っています。また、大好きなダンスができるダンスサークルの活動もとても楽しみです。たくさんの仲間と一緒に、充実した活動ができたらいいなと思っています。

Iさん高校3年間は勉強に部活動にアルバイト、そして就職活動と、本当に忙しい日々でしたが、毎日とても充実していて、それらの経験からたくさんのことを学び、自らの成長を実感できました。憧れの業界で働けることに感謝し、“運転士”という夢に近づけるよう、誠意を持って日々の業務に取り組みたいと思います。

Sさん中学生の頃から憧れていた数学の教師になるために、数学の知識や指導方法を学んでいきたいと思います。また、「結婚・出産と教員の仕事をどう両立させるのか」ということにも感心があります。自分自身のことだけではなく、より多くの女性のために、女性のキャリア形成やジェンダーについても課題解決の方法を探っていきたいと考えています。

Nさん将来は、列車の正常な運行を担う“指令員”をめざしています。鉄道に関わる機器を初めて身近で見たときの感動や、憧れの鉄道会社から内定をいただいたときの喜びを忘れずに、次の目標に向かって社会人生活を送っていきたいと思います。

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共学
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