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教員として母校に戻ってきた
先生からのメッセージ

写真左から浜田夏歩先生(社会科)、松原里紗先生(保健体育科)
目白研心高等学校

〒161-8522
東京都新宿区中落合4-31-1

TEL:03-5996-3133

学校情報 学校HP

好きなことに熱中した中高6年間

 1923年に「研心学園」として創立した目白研心高等学校は、ほどなく創立100周年を迎えます。2009年に共学化しましたが、女子校時代から海外研修が充実するなど、グローバル教育に定評がありました。

 2002年度卒業の松原里紗さんは女子校時代を経験した卒業生で、現在、保健体育の教員として勤務しています。在校中にチアリーディングと出会い、高校、大学、社会人……と継続するなかで日本一も経験して、チアリーディングの強豪である「POLARIS」の顧問を務めています。

 浜田夏歩さんは2015年度の卒業生。松原先生の体育の授業を受けた教え子でもあります。2020年度春に母校の社会科講師として着任して、後輩たちを教えています。

 目白研心で生徒として過ごした時代はそれぞれですが、「いつか母校に戻って先生になりたい!」という思いは一緒でした。

将来に影響を与えてくださった先生方のように
私も後輩たちにいろいろな世界を見せたい

浜田 夏歩さん(2015年卒業) 浜田 夏歩さん(2015年卒業)
中央大学文学部人文社会学科日本史専攻 卒業

 私が大学で日本史を選択したのは、高校時代の古典や日本史の授業の影響を強く受けています。

 日本史は、自分とは違う時代を生きた人たちの思いに触れるのが魅力的でしたし、古典の授業でも、その時代の人がどんな気持ちで作品を著したのかを想像することができました。古典の先生は高校3年間のクラス担任でもあり、平安時代の古典に関する書籍を貸していただいたこともあります。とくに落窪物語は、「平安時代にもこんなシンデレラストーリーがあるのだな」と感銘を受けた作品です。

 日本史の先生は、ドラマや映画を通して歴史の面白さを教えてくれました。熱中したのは『龍馬伝』です。私が在学中の修学旅行は“九州一周”だったので、坂本龍馬が歩いた長崎の土地を歩くことができたのは良い思い出です。

 私は目白研心の充実したグローバル教育に惹かれました。クラスには日常的に短期、長期の留学生がいて、違った文化と触れ合うことの楽しさを教えてくれました。大学でタイへの短期留学を経験して、卒業してからは国際交流基金の日本語パートナーズ派遣事業として1年間、タイで日本語を教える活動をしていました。タイに滞在していたときは、目白研心のグローバル教育部の先生方のご協力をいただいて、目白研心のSuper English Course(SEC)の生徒とタイの学生の間で年賀状のやり取りをさせていただきました。

 タイから帰国してすぐに、目白研心の社会科の講師として着任しましたが、コロナの影響ですぐに休校となってしまいました。休校中は先生方が授業動画の配信などを行ったので、私も先輩の先生方の授業を見て勉強していました。

 6月に授業が再開すると、私の在学中とは変わらない先生方の熱心さや温かさを感じました。自分が生徒だったときには気づかなかった、先生方の苦労も実感しています。

 また、SECができて校舎や設備が新しくなったのを見ると、「グローバル教育がいっそう充実してきているのだな」と感じました。日本文化を世界に発信するための探究授業を行ったところ、面白い視点で日本文化を紹介する生徒がたくさんいました。私の高校時代よりも活発に意見を述べて情報発信ができる生徒が増えたような気がしています。

 私もタイでの経験も踏まえて、さまざまな世界に興味を持つ後輩たちをサポートしたいと思います。

目白研心で出会ったチアリーディングが
私の生きる道を教えてくれました

松原 里紗さん(2002年度卒業) 松原 里紗さん(2002年度卒業)
日本体育大学体育学科 卒業

 小学校の6年間をマレーシアの日本人学校で過ごした私にとって、目白研心の留学プログラムや英語教育はとても魅力的でした。短期から長期までの留学プログラムは、自分が行きたい国を選んで、めざす将来に近づけるものでした。

 しかし、高校で出会ったチアリーディングは、それまで考えていた自分の将来をまったく違う方向に導いてくれました。先輩たちは一つのことに向かって一生懸命熱中していて、私が入学した年に“日本一”になっていました。「自分も2年後、先輩たちと同じように優勝したい」という思いでチアリーディングに熱中した3年間でした。

 大学でもチアリーディングは続け、2年で日本一になり、その後クラブチームに入りました。大学のチアリーディングチームは厳しい世界です。それでも辞めずに頑張ることができたのは、高校3年間で培った「チアリーディングが大好きだ」という気持ちがあったからこそ。その気持ちはブレることなく、今につながっています。

 高校3年間は、好きなことに思いきり熱中することができました。運動会や文化祭の枠組みは先生が作ってくださっていましたが、生徒が自主性を持ってさまざまな提案をして、形にしていく校風は変わりません。

 体育祭の思い出といえば応援合戦です。私の高校時代は3年生が1年生、2年生をリードして応援団を作り、朝も昼休みも練習して当日に臨みました。今は生徒たちのなかに「3年生になったらこんなふうに踊りたい」という思いがあるようで、「先生、当日を楽しみにしていてください」と言われます。

『目白研心POLARIS』の強さは、好きなことを思いきりできる環境と、どんな場所に出ても恥ずかしくない行動をしようというポリシーにあると思います。大切なのは大会の勝ち負けだけではなく、社会人になっても恥ずかしくない行動ができることです。だからこそ、勉強との両立も大切にしていますし、一般受験に挑戦して夢をかなえる部員も数多くいます。

 現在、部員は104人。全員「Aチーム」として大会に出場できるとは限りませんが、部員の目標は大会出場だけではありません。もちろん日本一をめざしてチアリーディングを始める部員もいますが、引っ込み思案な自分を変えたいと入部する生徒もいます。自己表現をしたくてチアリーディングをはじめる生徒もいます。一人ひとりが目標を設定して「誰かの後ろに隠れない」をモットーに活動しているので、一人ひとりが「ここに存在する意味」を見出しています。

 コロナ禍で休校になったとき、部活動ができない生徒たちの不安やショックは計り知れないものがありました。それでもオンラインミーティングやオンラインのトレーニングを始め、「みんなとつながっている」のを感じたとき、直接会えなくても生徒たちの絆はいっそう強まりました。学校が再開後は、保健体育の授業でiPadが活躍していて、生徒たちはダンスのフォーメーションや自分の動きを撮影し、より良い体の動かし方を確認することもあります。

 近年、健康やスポーツ、身体と心の関連性などに対する関心は高まり、将来的に選択できる職業も増えています。そこで本校の教育実習生も、体育学部生も増えています。体育大学や体育系の学部は、生きていくために必要な学問を学ぶので、社会貢献の幅は広がったと感じています。

 私は目白研心で生きる道を見つけることができました。いろいろな選択肢があるなかで目白研心を選んでくれるのは、教員としても先輩としてもうれしいことです。だからこそこのかけがえのない3年間、一生懸命に青春してほしいと願っています。

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