先生まずは第1体育館からです。3階建ての体育館棟のメイン施設で、バスケットコートなら2面取れる大きさがあります。冷暖房も完備しているので、講演会などの行事でも使用されています。
記者ラグビー部の生徒さんたちですか?
先生彼らは『文系Ⅲ類』という体育大学への進学を希望する生徒を対象としたカリキュラムを選択している生徒たちです。将来もアスリートとして活躍したい、体育教師になりたい、得意な競技・種目で指導者になりたいと、本校にはスポーツ分野で、具体的な目標を持った生徒も大勢学んでいます。
記者第1があるということは、第2体育館もあるのですね。
先生そうです。体育館棟の半地下部分にあります。3階の外周部分にランニングコースがあるので、雨天でも安心して運動ができます。
先生第1体育館の中に、ちょっとおもしろい緞帳があります。実はデザイナーの芦田淳さんに寄贈して頂いたものです。芦田さんも本校の卒業生でいらっしゃいます。
記者なんと! 世界的なデザイナーではありませんか。確かに、しっかりとお名前がここにあります。感動します。
先生十代の生徒たちは「ふーん」ですけれども、社会に出ればどこかで必ず、その名前と出合う時が来ると思っています。それほどすごい先輩も学んでいたんだと、そんなサプライズがあるのも伝統校の良さではないでしょうか。
先生こちらは体育館棟の半地下にあるトレーニングルームです。日々身体を鍛える若者たちの熱気であふれている場所です。
記者皆さん、気は優しくて、力持ちですか?
先生そのとおりです。本当に優しくて、気さくな生徒が多いのが本校の特徴のひとつです。私がもの運びで困っていたりすると、進んで手伝ってくれたりします。「何とかクラスの〇〇でーす!」と、自分アピールは忘れませんけど(笑)。