東京高等学校では2023年度、有志の生徒たちによる『PR委員』が発足しました。PR委員メンバーとして活動する生徒たちに、活動内容について話を聞きました。
東京高等学校では2023年度、有志の生徒たちによる『PR委員』が発足しました。PR委員メンバーとして活動する生徒たちに、活動内容について話を聞きました。
本村さんPR委員は「東京高校の魅力をもっと多くの人に知ってほしい」という生徒が、学年に関係なく自由に参加できる活動です。受験生に向けて学校見学会の運営や、メディアを通じた情報発信を行っています。私はPR委員が発足した2023年からメンバーとして活動しています。
現在は高1生3名、高2生5名、高3生4名の計12名で活動していますが、PR委員はいつでも新しい仲間を歓迎しています。活動は強制ではなく、自分のやりたいことに取り組めるのが魅力です。部活動やほかの委員会と違い、“自由さ”がPR委員の良いところです。
放課後に集まって話し合ったり、お弁当を持ち寄ってランチミーティングをしたりする時間も楽しいですよ。また、活動を通じて受験生や他学年の先輩・後輩と広く交流できる点も大きな魅力です。
阿久津さんPR委員は、校内イベントとして毎月1回“スイーツ販売”を行っています。昼休みに先生や生徒向けに販売するほか、保護者会などの機会にスイーツを提供しています。スイーツは卒業生が働くさまざまなお店から仕入れており、それが先輩との交流の場にもなっています。また、有名店や“地元に愛されるお店”の商品も扱っており、とても人気があります。スイーツを買いに来てくれる先生や生徒、保護者の皆さんとのコミュニケーションも楽しく、スイーツ販売の際に皆の笑顔を見られるのが何よりもうれしいです。
活動は説明会だけではなく、メンバーが興味をもって楽しんだり挑戦したりできるのが特徴です。例えば、スイーツ販売のメニュー表をデザインしたり、オリジナルのシールやステッカーを制作したり、自分の得意分野を活かして活動しているメンバーもいます。
稲葉さん中学時代、学校説明会でPR委員の先輩方のスピーチを見て、「自分も挑戦したい!」と強く思いました。そして、入学後すぐにPR委員に参加しました。これまでにスピーチを1回、スイーツ販売を2回経験し、とてもいい機会を得られたと思っています。
本村さん高1の夏休みに、学校説明会の場で初めてスピーチをしたことです。「学校生活の魅力を自分の言葉で伝えたい」という思いを込めて、ていねいに言葉を選び原稿を作成し、たくさん練習して臨みました。個別に中学生や保護者の皆さんと話す機会もあり、貴重な経験になったと思っています。
会場には約100人もの中学生が集まり、大勢の聴き手を前に話すのは初めてでとても緊張しましたが、先生や友達がフォローしてくれたおかげで、無事にスピーチを終えることができました。
さらに、同じ中学校の生徒が私を見つけて、「先輩と話せたおかげで、学校に親しみを感じることができました」と声をかけてくれたことが何よりもうれしかったです。そんな出会いがあると、PR委員をやっていて本当に良かったと思います。
阿久津さん私も高1の時から説明会でスピーチをしてきたので、それなりに上達したと感じています。東京高校は校舎の構造が複雑で初めて訪れた方は迷いやすいので、積極的に話しかけて案内することで行動力も身につきました。
中学時代は大勢の前でスピーチをすることはありませんでしたが、回を重ねるごとに自信がつき、成長を感じています。また、先生にスピーチ原稿を見直していただくことで、文章力や表現力の向上にもつながりました。スイーツ販売では、混雑を解消するためにチケット制を導入したり、商品の見せ方を工夫したりすることにやりがいを感じています。
稲葉さん先日、初めてスピーチをしました。うまくできたので自信がつきました。中学生の時はスピーチが苦手で、授業でも低い評価を受けていました。社会へ出る際に必要となる力なのに自信がもてず、なかなかきっかけがつかめませんでした。そんな僕に成長の機会を与えてくれたのがPR委員です。
スピーチ原稿を作る際、先生や先輩からたくさんのアドバイスをいただきながら原稿を完成させ、練習を重ねるうちに「きっとできる」と思えるようになりました。おかげで本番では手応えを感じることができました。でも、当日は緊張のあまり原稿を何度も見てしまいました。次回は聴き手の表情を見ながら話せるようにしたいと思います。
本村さん最近、学校ではSNSの公式アカウントを開設し、学校行事の様子などをリアルタイムで配信しています。メディアを通じて学校の魅力を広く伝えたいと考えていますが、やはり実際に学校へ足を運んでほしいと思います。そのために、魅力的な情報発信に取り組んでいます。
『いちょう祭』(文化祭)では“スイーツ販売”も行う予定です。スイーツを通じて学校の雰囲気や活気を感じていただければうれしいです。ぜひ、この機会に学校へ足を運んでいただき、実際の学校生活を体験してください。
阿久津さん東京高校はとてもアットホームです。先生、生徒が気さくに挨拶をしてくれる学校です。私は中学時代、職員室が怖かったのですが、東京高校は違います。勉強や進路のことを一人で悩まず、先生に相談できる安心感のある学校です。
稲葉さん先生や先輩が優しくてなじみやすいところが東京高校のいいところ。中学時代は先輩との関わりが少なく、部活動もあまり楽しめませんでしたが、東京高校に入ってからはソフトテニス部に所属し、部活動を楽しんでいます。生徒数も多いので、気の合う仲間が必ず見つかります!
この学校の掲載記事をピックアップしました。