東星学園小学校 エビデンスに基づくアプローチを学ぶ
エビデンスに基づくアプローチを学ぶ
教師は人間関係のプロでなくてはなりません。さらに、教育や子ども心理に関する最新の知見も知っている必要があります。経験や人柄によっては、ある程度やっていける教師もいますが、何か問題が起こった場合、子どもや保護者と良い協力関係を築くことが難しい時代になっています。経験よりも大切なのは、エビデンスに基づくアプローチであることが医療・福祉・心理などの多くの分野でいわれています。教育もそうです。これを学ぶために、校内研修を実施し外部の研修にも参加するよう出張依頼をしています。
ふさわしい教員像
東星学園小学校は当校にふさわしい教員像を下記のように想定しています。
- 人間関係のプロであること。
- 建学の精神の「いま」を考えることができること。(建学の精神に基づけば、目の前で起きている出来事にどう対応すればいいかを考えられるという意味)
- 適切な自己開示力を身につけること。(構成的グループエンカウンターに参加できること)
- 一定レベル以上の教養を身につけていること。
- 教育に関することで何か一つ専門分野を研究し続けていること。
- 自分や他人にふりかかるすべての出来事に意味があると考えることができること。
- 援助希求できること。そして、援助希求されること。(困ったときに助けを求めることが出来る人。困ったときにあの人ならば助けてくれると思わせる人)
この教員像に各教員を導くため研修の目的を
- 「東星学園の」教師としての力量を高める
- 各テーマに関するコンセンサスの形成
- 教師のメンタルヘルス維持と促進
と設定しています。
校内研修は、対面、講義、エンカウンターの手法で進められ、研修後はふりかえり用紙を配布し回収後、各教員のフィードバックがあります。
本物の生きる力を育む
プロの教員集団が日々子どもたちに実践する指導は、与えられた知識だけでなく、身についたものを活用することのできる本物の生きる力を育むものとなります。東星学園はそのような教員集団であることの努力を続ける学校です。
小学校受験新聞で東星学園小学校の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/ (外部サイト)