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私立中高進学通信

2023年特別号

注目!News and Topics

東京都市大学等々力中学校

「私が考える『深い学び』とICT」をテーマに
『等々力ICTフェア2023』を開催

ICTを活用した授業を見学できる『等々力ICTフェア』に今年も多くの受験生が足を運びました。

 2023年6月24日、今年も同校が主催するICTイベント『等々力ICTフェア2023』が開催されました。同イベントの開催に尽力された、ICT推進委員会委員長の鹿又裕毅先生にお話を伺いました。

中1から高2までの30クラス
60以上の授業を公開
ICT推進委員会委員長の鹿又裕毅先生の写真です。ICT推進委員会委員長/鹿又裕毅先生

 東京都市大学等々力中学校・高等学校は、『ノブレス・オブリージュとグローバルリーダーの育成』をモットーに掲げ、自ら考え探究できる姿勢をもった生徒の育成に力を注いでいます。同校は早くからICT教育に取り組んできたICT先進校としても知られており、ICTを駆使した先進的な授業を公開する『等々力ICTフェア』は、受験生から高い関心を集めています。

 第4回目となる今年は、『私が考える「深い学び」とICT』をテーマに、前半は公開授業、後半は教育関係者に向けたセミナーという構成で開催しました。

 この日は中1から高2までの30クラス、60以上の授業が公開され、昨年を上回る300人もの来場者が自由に各教室の授業を参観しました。各学年における主要5教科の他、保健体育や音楽に探究、なかには中1地理と中2地学のコラボレーション授業なども行われ、どの授業にもICTの有効活用が根付いている様子を見ることができました。

「本校のICT活用は、ただ生徒の関心を引いたり授業進度を効率的に進めたりするだけにとどまらず、各教科で『深い学び』に結びつけるような活用をめざしています。文部科学省の学習指導要領にも『主体的で対話的な深い学び』とありますが、それを本校の教員一人ひとりがどのように理解し、自ら考え、実践していくのか。そのためにどうICTを活用していくのか。ICTフェアはそうした本校の学びを、受験生や保護者の皆さんに体験してもらう機会になっているのです」(鹿又先生)

中1から高2まで多彩な授業を一斉公開。
多くの受験生と保護者、教育関係者が足を運んで、授業を参観しました。

自校にいながら他校の教員と交流し
情報交換をし、刺激を与え合う

「こうして授業の実態を広く公開することは、本校の教員にとっても大きな意味をもっています。
 後半の教育関係者向けセミナーでは、日本各地から招待した教育関係者や他校の教員とともに、ICT活用についての勉強会を行っています。ICT教育や『深い学び』の研鑽には、情報交換も大切です。ICTフェアは、自校にいながら学校や地域の枠を越えたさまざまな教育者と情報交換ができ、刺激し合う場にもなっているのです」

 教育関係者向けセミナーには、同校からも10名以上の教員が登壇しました。

「ICTフェアのような大規模なイベントとなると、私一人が頑張っていても成功させることはできません。先生方に『深い学び』を拡大していこうという意欲があるからこそ、成果につながったのだと思います」(鹿又先生)

公立・私立に関係なく
ICTの先端教育を拡大していく

 今年の教育関係者向けセミナーには、同校の生徒2名と世田谷区立尾山台中学校の生徒も登壇し、プレゼンテーションをしました。『出前授業』を行うなど、ICT教育を通じた交流が盛んな両校。今回のICTフェアを機に、「公立・私立問わずこの地域のICT教育の活性化をめざそう」と『LEG世田谷』を結成しました。

「『LEG世田谷』のLEGとは『LoiLo note Educators Group』の略です。『ロイロの活用例をたくさん学びたい』『他校の先生と情報交換をしたい』といったメンバーを募集しています。
 現在本校には21名の『ロイロ認定ティーチャー』(※)がいます。学校をあげてICTの活用に取り組んできたことが評価され、首都圏の私立中高では初めての『ロイロ認定校』にもなりました。
 本校の生徒が多く在籍する世田谷区・目黒区・品川区・杉並区・多摩市・横浜市では公立小学校に『ロイロノート・スクール(以下、ロイロ)』が導入されており、ほとんどの生徒がロイロに慣れ親しんだ状態で入学してきます。このような立地にある学校として、ロイロをはじめとするICTの教育活用を広げていくことも、私たちの責務だと感じています」(鹿又先生)

※ICTを効果的に活用し、生徒主体の授業をデザイン・実施できる教員のこと。「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」を育てる授業支援クラウド『ロイロノート・スクール』を提供する『LoiLo』が認定する。

『等々力ICTフェア2023』後半の教育関係者向けセミナーで
同校の生徒2名と世田谷区尾山台中学校の生徒も登壇。
東京都市大が主催する『等々力ICTフェア』を通して
先生同士、生徒同士、他校との交流も生まれています。

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