英国のパブリックスクールを規範に「全寮制」の中高一貫校として創設された秀明高等学校。2016年より高校からの入学者を受け入れ、「寮制」と「通学制」を選択できるようにしました。2025年3月には新校舎が完成。設計者は同校の卒業生である建築家です。最先端の設備が整った館内をMさん(高1)とKさん(高2)に案内してもらいました。
記者プロフィール
東京都在住。中2の娘をもつ父親。娘を国公立大学の理系学部に進学させ、将来に役立つ資格を取らせたいと考えている。
左からKさん (高2)とMさん(高1)。
英国のパブリックスクールを規範に「全寮制」の中高一貫校として創設された秀明高等学校。2016年より高校からの入学者を受け入れ、「寮制」と「通学制」を選択できるようにしました。2025年3月には新校舎が完成。設計者は同校の卒業生である建築家です。最先端の設備が整った館内をMさん(高1)とKさん(高2)に案内してもらいました。
東京都在住。中2の娘をもつ父親。娘を国公立大学の理系学部に進学させ、将来に役立つ資格を取らせたいと考えている。
左からKさん (高2)とMさん(高1)。
Kさんはじめまして。今日は私たちが案内役を務めます。わからないことは何でも聞いてください。
記者今日は新しい校舎が見学できるのを楽しみにしていました。よろしくお願いします。
Mさんこちらが新校舎です。地上4階建てでWi-Fiが完備され、全教室がタブレット端末を活用したICT教育に対応できるようになっています。
記者きれいな校舎ですね。ところで、校舎の隣はまだ工事中のようです。何ができるのですか?
Kさん新しい食堂です。陽光があふれる全面ガラス張りの建物で、2026年春頃に完成する予定です。今から楽しみにしています。
Mさんこちらは玄関ホールです。省エネに配慮して、夜間は生徒が通るとセンサーが感知して、照明がつくようになっています。
記者広々とした空間ですね。秀明は寮生活をする生徒さんもいるので、夜間も校舎を使うのですね。
Mさんそうなんです。寮生は月曜日から木曜日の夕食後に、教室で『夜間学習』を行います。この『夜間学習』には通学生も参加できます。
記者Mさんは寮生なのですか?
Mさんはい。実家は伊豆大島で、中学からこの学校で寮生活を送っています。
記者入学当初、ご両親のもとを離れて寂しくなかったですか?
Mさん仲のいい友達がすぐにできたので、寂しくなかったですよ。
Kさん1階には『多目的ホール』があります。大型スクリーンを備え、音響設備が整った空間で、集会や学校説明会などで使用されています。これまで集会の会場は体育館で行われていましたが、新校舎が完成してからは、このホールで行われるようになりました。
記者こちらも『玄関ホール』と同じように広くて、木のぬくもりが感じられ、気持ちよく利用できますね。ところで、Kさんも寮生なのですか?
Kさん僕は通学生で、都内から通っています。通学に時間はかかりますが、そのぶん電車の中で単語を覚えたり、明日の予習をしたりして勉強しています。
Mさんでは、2階をご案内します。
記者ワクワクしますね。ところで、Mさんはどうしてこの学校に入ったのですか?
Mさん幼い頃から医師になるのが私の夢でした。そこで医学部の進学率が高く、卒業生の多くが医師になっている学校を探していたら、秀明が見つかったので受験しました。医師をめざしたのは、人を笑顔にしたかったことからです。将来は外科医になって、人の命を救えたらと考えています。
記者Mさんを遠く離れたこの学校に送り出したご両親は立派ですね。
Mさん私が夢を叶えられるように、両親は応援してくれています。私はそんな両親を尊敬しています。
Kさんこちらが職員室です。ここには、勉強していてわからないことなどを先生に質問できるカウンターがあります。
記者開放的な職員室で、生徒の皆さんもこれなら入りやすいですね。
Kさんしかも、カウンターの近くには『進路コーナー』があります。大学受験を間近に控えた高3の先輩方が、ここでパソコンや資料を使って進路について調べたり、勉強したりできます。
記者近くに先生方がいるので、質問があればすぐ聞きに行けますね。Kさんも来年の春には高3生です。将来の目標を教えてください。
Kさん僕の目標も医師になることです。そのために『医学部進学コース』のある秀明に入りました。将来は、患者さんの心に寄り添える精神科医になりたいと思っています。
記者秀明なら、医師になりたいという同じ志をもつ生徒が多いので、切磋琢磨しながら目標を達成できますね。
Mさん次に教室をご紹介します。2階が中学生の、3階が高校生の教室で、どの教室にもプロジェクターが備わっています。こちらは私が普段勉強している教室です。
記者壁がガラス張りになっていて、明るい雰囲気に満ちあふれています。のびのびと勉強に打ち込めそうです。
Mさん廊下がこんなに広いんです!
記者この廊下には驚きました。小さな教室くらいの広さですね。
Kさんこちらは高校生専用の自習室です。中学生専用の自習室は2階にあります。どちらも私語厳禁です。
Mさんこの自習室は私がいちばん気に入っている施設です。パーテーションで区切られているので集中できます。私は定期試験の前になると、朝と放課後はここにきて勉強しています。
Kさん僕は主に放課後、ここを使用しています。その成果として、高1の3学期に数学検定準1級に合格しました。
記者数検準1級はかなり難度が高く、数学が得意な高3生でも合格できないレベルだと聞いています。優秀ですね。
Kさん続いて4階にある『イングリッシュサロン』をご紹介します。秀明にはイギリス人の先生が5人いて、英語の授業を担当してくださっています。この『イングリッシュサロン』では放課後、イギリス人の先生方と英会話やゲームを楽しんだり、英語やビデオを鑑賞したりするアクティビティが開かれています。参加は自由です。
Mさん秀明には高1生全員が参加する『イギリス英語研修』が用意されています。期間は約3週間で、寮生活をしながらイギリス人の先生から英語のレッスンを受けます。ここの研修で身につけた英語力を、この『イングリッシュサロン』でさらに鍛えられます。
記者秀明が英語教育に力を入れていることがよくわかりました。英検の取得級は何級ですか?
Kさん高1の1学期に2級を取得しています。
Mさん私も高1の1学期に2級を取得しました。
記者素晴らしい!
Mさん4階には物理室や化学室、生物室などの実験室が並んでいます。
Kさんこの空間は「SHUMEI SCIENCE LAB BASE」と名付けられています。
記者医学部に強い学校ならではの設備ですね。
Kさん同じフロアに美術室と音楽室もあります。こちらは美術室です。
記者心地よい空間で、創造力が高まりそうです。
Mさん秀明では高1で美術、音楽、書道から1科目を選択できます。私は書道を選びました。
Mさん最後に制服をご紹介します。冬服は女子が紺色のブレザーとチェックのスカート。「リボンがかわいい」と人気です。
Kさん男子は紺のブレザーにグレーのスラックスです。
記者伝統が感じられる制服ですね。今日は新校舎の設備だけでなく、教育や校風を知ることもできました。お二人は秀明のどんなところが気に入っていますか?
Mさん寮生活が送れることです。協調性や自立心が養われるだけでなく、一緒に生活することで生徒同士の絆が強まり、一生親しくできる友人を得ることができます。
Kさん先生と生徒の距離が近く、いつでも気軽に質問したり、相談に乗ったりしていただけることです。安心して高い目標に向けて勉強に励むことができます。
記者理想的な学習環境ですね。今日はありがとうございました。
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