サレジアン国際学園高等学校は、21世紀に活躍できる“世界市民の育成”を教育理念に掲げ、情報革新、グローバル化が加速する今、“自ら課題を発見し、最適解を構築して解決する能力”を育成しています。探究活動や英語教育に力を注ぐ「本科クラス」と、オールイングリッシュで学ぶ「インターナショナルクラス」を設置し、全教科においてPBL(課題解決)型授業を導入。「LOGICAL(論理的)」「CRITICAL(批判的)」「CREATIVE(創造的)」の3つの思考力を強化する教育を実践しています。
サレジアン国際学園高等学校は、21世紀に活躍できる“世界市民の育成”を教育理念に掲げ、情報革新、グローバル化が加速する今、“自ら課題を発見し、最適解を構築して解決する能力”を育成しています。探究活動や英語教育に力を注ぐ「本科クラス」と、オールイングリッシュで学ぶ「インターナショナルクラス」を設置し、全教科においてPBL(課題解決)型授業を導入。「LOGICAL(論理的)」「CRITICAL(批判的)」「CREATIVE(創造的)」の3つの思考力を強化する教育を実践しています。
インターナショナルコースは、帰国生など高い英語力を有する生徒から成るアドバンストグループ(以下AG)と、入学後に英語力を鍛えたい生徒のためのスタンダードグループ(以下SG)に分かれ、AGは数理社英の主要科目を外国人教員(以下IT)から英語で学び、SGは英語以外の教科を日本人教員から日本語で学びます。
「進学先については、AGが海外大学と国際系の国内大学も視野に入れた国際併願を、SGは高い英語力を武器に一般選抜入試で国内最難関大学を狙うことも可能ですし、総合型選抜入試による国際系大学も想定しています」と募集広報部長の尾﨑正靖先生は話します。
海外大学をめざすAGへの入学希望者が多い同校では、サレジアン国際中学の1期生が高1となった2025年度より、AGを対象とするDDP(Dual Diploma Program)を導入しています。
「本校で西オーストラリア州の教育カリキュラム『WACE(Western Australian Certificate of Education)』を履修することで、日本とオーストラリア双方の高校卒業資格を得ることができます。WACEの多彩な選択科目を通じて、リベラルアーツ教育における幅広い知的基盤を築きながら、自分の進路を世界規模で選択できるようになります」(尾﨑先生)
AGの授業風景
「WACE」には、「ビジュアルデザイン」「情報メディアデザイン」といった、
年に数回、同校で行われる海外大学フェアは、AG生は高1の2学期までに、文部科学省が定める日本の指導要領に沿った学習内容を学び終え、現地の新学期に合わせて高1の3学期からWACEをスタート。数理社英に加え、「情報」も主要必須科目となり、高2・高3になると希望進路に合わせて選択科目から必要なコマ数を履修します。
WACEを履修後、オーストラリの大学共通試験に相当するATAR(※)を受験することで、オーストラリアの大学と国内大学の国際系学部はもちろん、世界の大学に挑戦することができます。最大の特徴は、海外大学の理系に進む道も開かれている点です。
「WACEの必須科目である『数学』と『情報』に加え、物理・化学・生物から1科目を選択することで理系認定が得られます。さらにSAT(※1)やTOEFL(※2)の指導、イギリスの大学出願を管理するオンラインシステム『UCAS(Universities and Colleges Admissions Service)』(※3)の認定校になるなど、世界を見据えた生徒の希望進路を強力にサポートする環境を整えています」(尾﨑先生)
※1…アメリカの大学進学を主な目的とし、英語力に加え数学的論理力など総合的な学力を測る試験。
※2…主に海外大学への留学に必要な英語能力(アカデミックな読解力やリスニングなど)を測る試験。
※3…イギリス全土の大学やカレッジへの出願を一括管理できるオンラインプラットフォーム。日本のように大学ごとに個別の願書を出す必要はなく、最大5校まで同時申請できる(医学・獣医学・歯学部は最大4校まで)。
同時に、エッセイ指導や奨学金獲得、国ごとに異なる出願方法などのサポートも万全です。
「26名のITが国ごとにチームを作り、各国の大学出願時のサポートを行います。また、世界97カ国にネットワークをもつカトリックの学校である本校には、姉妹校との交流や、奉仕活動の機会が数多くあります。こうした機会に参加して得た経験は、課外活動が重要となる海外大学への出願、国内大学の総合型選抜入試や帰国枠入試、英語入試において大きなアドバンテージとなるはずです」(尾﨑先生)
現地と同様のカリキュラムを実施しているため、留学がしやすい点もDDPの魅力です。
「高1の3学期、WACEのスタートと同時に、西オーストラリアの現地校に1年間留学する制度を整えています。AG生の希望者は参加が可能で、現地での学習の続きをそのまま本校で継続する形になります。SG生と本科生には別途、3カ月・6カ月・12カ月の留学プログラムを用意しています」
全員が修士号を有し、教員経験をもつITが専門性の高い授業を展開しています。高校の全学年でDDP実施となる2027年までに、ITは30名に増員予定。
世界97カ国のサレジアンネットワークを活かした国際交流も盛んです。2025年5月にはイギリスの姉妹校から10名の生徒が、10月には香港と韓国の姉妹校から各校5~15名の生徒が来校し、学園祭に参加。フィリピンの姉妹校とはオンラインでディベートも行いました。
AG生とSG生、そして本科生が同じホームルームに所属する“ハイブリッド学級”である点も同校の特徴で、学年の運営も学年担任制を採用しています。
本科とインターの壁を越えた友人関係が培われ、生徒たちに大きな成長をもたらしています。また、固定担任制ではないことが生徒と教員のコミュニケーションを流動化させ、さまざまな視点でアドバイスを受ける機会が増えています。
AG生がどんな授業を受けているか、本科生がゼミでどんな研究をしているか、日常的に話しをすることで多様な意見や価値観、学習スタイルを生徒たちが共有し、刺激し合いながら高め合う関係も生まれています。本科生はAGの英語に刺激を受けますし、AG生が本科生とSG生から国語を教わることもあります」(尾﨑先生)
高校3年間を通して個人研究を進め、研究者のように学び、テーマについて掘り下げる本科生と、世界を見据えたインター生が共に学ぶことで生まれるグローバルかつアカデミックな学習環境も、同校ならではの魅力と言えるでしょう。
地下1階、地上5階建ての新校舎の建設が進んでいます。
カフェ
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