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2025年、『本科コース』と『インターナショナルコース』の募集を開始
21世紀に活躍できる『世界市民』を育てます!

サレジアン国際学園高等学校

〒115-8524
東京都北区赤羽台4-2-14

TEL:03-3906-0054

学校情報 学校HP

 変化の目まぐるしい時代に必要な“正解のない問いへのチャレンジ”を重視し、「21世紀に活躍できる『世界市民』の育成」をめざすサレジアン国際学園高等学校。そのために、主体的に取り組む探究学習で能力を引き出す『本科コース』と、オールイングリッシュで英語力を伸ばす『インターナショナルコース』を設置して、それぞれのアプローチから社会に貢献できる人物を育てていきます。

本科コース

未来へ羽ばたく力をつける探究学習

尾﨑正靖先生 尾﨑正靖先生
・募集広報部部長
・本科推進部部長

『本科コース』の特色ある教育プログラムとして、論理的思考力を鍛えるPBL(Project Based Learning)(※)型授業をはじめ、“個人研究”と称する探究学習が挙げられます。“個人研究”は、『総合的な探究の時間』を利用して行われる探究型の授業で、週2時間の枠を設けて実施されます。

 最大の特色は、自分の興味・関心に基づいて8つのゼミナールの中から自身が所属したいと思うものを選択する点です。大学レベルの実験器具を備えた同校のサイエンスラボで実験に取り組んだり、フィールドワークを重ねたりしながら、深く掘り下げたいと思うテーマを設定し、研究を深めていきます。毎年の学園祭が定期発表の場となっており、生徒はポスター発表やプレゼンテーションで研究の途中経過を発表。そして集大成として高2で最終論文へと発展させていきます。

  • 1 PBL…Project Based Learning の略。生徒が自ら課題を見つけ、課題の解決策を探ることで、論理的思考力やコミュニケーション力などを身につけていく学習方法。

知識を与えるのではなく
考える余地を残す

「『個人研究』では、やりたいことが明確で、所属先のゼミもすぐに決まる生徒がいる一方で、自分の興味・関心を、どのゼミにつなげていいのかわからない生徒もいます。その場合は、“こうしなさい”と教員が指示するのではなく、“何がしたいのか”“どうしたいのか”をていねいにヒアリングする面談を重ね、生徒の意思を尊重することを大切にしています。

 また、テーマ変更を考える生徒も少なからず存在するため、その際は、『少し問いをずらしてみると、新たな角度でテーマを捉え直すこともできるよ』とアドバイスを送り、より良い探究のためにはテーマではなく、“問いの立て方を変える”ことも推奨しています。私たち教員は、生徒が粘り強くテーマに向き合えるよう導いていきます。

『本科コース』のコンセプトは、“研究者のように学ぶこと”です。すでに好きなことや夢中になれることがある人はもちろん、“どんなことを研究していきたいのか”“その研究によって、どのように社会を変えていきたいのか”という目標をこれから見つけていきたい人にも、ぜひ入学してほしいと思います。こうした研究活動を通して、一人の研究者として自分の視点をもって学んでほしいのです。そして進路だけでなく、自分の生き方を考えられる人に成長してほしいと願っています」(本科推進部部長/尾﨑正靖先生)

個人研究のねらい

■研究方法を知る

文章の書き方やデータ分析など、文系・理系問わず研究者としての視点を身につけていきます。

■研究課題を設定する

興味・関心に基づいて所属するゼミナールを選択。複数学年(中2~高2)による学び合いで課題意識を養い、独自の研究テーマを設定します。

■課題解決のために研究する

大学レベルの実験器具を備えたサイエンスラボでの実験や、フィールドワークを通して研究を推進。研究という社会貢献を通して、エージェンシーを養います。

多彩な分野から選択!
自ら学びを深める『ゼミナール』授業

ゼミナール名称 内容
文藝批評・文化論ゼミナール 国内外を問わず文学作品・作家の研究や文芸・音楽・サブカルチャー批評の実践、作品を通して社会や文化を考察していく表象文化論を扱います。多くの芸術に触れながら、現代社会における芸術の意味や新しい在り方も考えていきます。
Math-Lab~数楽研究室~ 方程式論や幾何学、確率統計学など、各個人が興味を惹かれる数学的テーマを取り上げ研究し、論文にまとめます。条件や見方を変えながら、新しい性質や命題を生み出せないか試行錯誤することで、数学の面白さに触れ、より専門的な知識や高い論理的思考力を身につけていきます。
プログラミングゼミ 「日常生活や社会をちょっと良くするアプリやレゴSPIKEロボットを作る!」がこのゼミの目標です。プログラミングの基礎やデザイン理論など関連する知識を幅広く学んだあと、最終的には一人一人が自分の目標に沿って制作をしていきます。
理論物理学研究室 数学やコンピュータを用いて、物理学を理論的に研究し、論文を作成します。様々な物理現象を理解するための基礎となる「力学」を中心に学び、必要となる数学や、コンピュータによる解析方法も学習します。
E研 21世紀の大きな課題である、環境問題やエネルギー開発について考える研究室です。様々な工作や実験を通し、基礎的な研究方法を身につけた上で、再生可能エネルギーの研究やエコな商品の開発などを行います。
野生生物研究室 身近な生物の生活や行動、形態の特徴に『なぜ』と迫り、地道な調査を行うことで、生物と環境、生物同士の関係を理解し、生物とヒトとが共存していく意味について考えます。
クラブ ヒストリア 絵画・日記・公文書などの文献史料や遺跡・遺物などの出土史料、統計資料などを駆使して、歴史の「なぜ」に迫ります。このゼミで培われた歴史を読み解く力を現在及び予測不可能な未来の諸問題の解決に生かすことを最終目標とします。
entrepreneur 養成講座 未来の日本・世界について、どのような社会が望ましいのか、現在の政治・経済・思想・哲学などを通して考えます。具体的に解決したい社会課題に対して、アントレプレナーシップを発揮し、実際に行動・解決に向かうことを最終目標とします。

インターナショナルコース

多様な生徒が刺激し合う
インターナショナルコース

英語科/久保敦先生 英語科/久保敦先生
・インターナショナルコース推進部部長
・グローバルスタディーズコース推進部部長

「インターナショナルコース」には、帰国生やインターナショナルスクール出身者など、高い英語力を有する生徒が学ぶAG(アドバンストグループ)と、日本国内のグローバル大学や海外大学への進学をめざすSG(スタンダードグループ)が用意されています。受験生にとってのトピックは、2025年度の入学生より、同校に通いながら海外の高校卒業資格も得られるデュアル・ディプロマ・プログラム(DDP)がAGに導入されることです。これにより、“世界を見据えた学び”がより本格展開されます。

 AGは、「英語」「数学」「理科」「社会科」の授業を、IT (インターナショナルティーチャー)がそれぞれの専門性を活かしてオールイングリッシュで展開していきます 。一方のSGは、「英語」の授業のみをIT が主導し、日本人教員がサポートするチームティーチングで実施されます。「国語」「数学」「理科」「社会科」とその他の教科は日本語による授業です。

「『インターナショナルコース』の教育理念の一つに、“多様性の受容”があります。各国からの帰国生と、日本で育った生徒、そして専門性の高い教員陣が一体となって学習環境を形成することで、生徒たちはアイデアを交換し、プロジェクト学習で協働し、互いのユニークな視点から学び合っていくのです」(英語科/久保敦先生)

AG生とSG生が英語で議論する
独自のSTEAM授業

カレブ・ライナード先生 カレブ・ライナード先生
・インターナショナルコース推進部副部長

「インターナショナルコース」では、AG生とSG生が共に英語で議論し、自分の考えを表現する教科横断型STEAM授業『iTime』が行われます。

「『iTime』の授業には、ビジネスの手法や芸術的要素、哲学的要素、ITスキルなど、生徒の興味・関心の幅を広げる多彩な学びを取り入れ、プレゼンテーションやポスター展示、ジオラマ制作といったさまざまな形態で探究テーマを発表する機会を設定しています。育てたいのは、“英語で考え議論する力”“幅広い知識と論理的思考力”“豊かな表現力”といったグローバル社会で活躍し、貢献できる力です。この『iTime』は、SG生がAG生とのディスカッションを通して、生きた英語を学ぶ場にもなります」(ライナード先生)

グローバル社会で主体的に生きる力を育む『iTime』

「『iTime』はインターナショナルコース独自の教科横断型STEAM教育です。「多様性の受容」「英語での学び合い」「英語で考え続ける」というインターの教育理念を体現するカリキュラムで、トリガークエスチョン(答えのない問い)を考え続け、想像力の火を消さないことを大切にしています。この時間では、世界に目を向け、社会貢献のためのビジネススキルも得られるテーマに取り組みます。異なる強み、弱みをもった多様な生徒たちが協働していくことで新しい何かが生まれる。それを体感し、世界市民へと成長していってほしいと考えています」(ライナード先生)

世界の大学への進学を可能にする
オーストラリアのDDPがスタート

 AGの注目すべき点は、2025年度より西オーストラリア州の高校卒業資格『WACE』(※1)を活用したDDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)(※2)が導入されることです。DDPとは、国内の学校へ通いながら海外校のカリキュラムも同時に学び、2つの国の、2つの卒業証書を取得できるプログラムです。

「日本の高校課程を履修しながら、オーストラリアの主要科目や『WACE』ならではの独自科目など世界水準の高度なカリキュラムを同時に学び、高3でオーストラリアの大学進学統一検定試験『ATAR』(※3)を受験できます。『WACE』を活用すれば、オーストラリアの大学はもちろん、日本を含む世界の大学を受験できます。一方のSG生は、高い英語力にさらなる磨きをかけながら、理系科目を選択することも可能です。海外大学に加え、国内の理系・文系の難関大学をめざすことができる環境は、まさにSGの魅力と言えるでしょう」(久保先生)

「『インターナショナルコース』では、優れた“世界市民”をめざし、英語で思考する力、その考えを英語で伝える力を鍛えていきます。『本科コース』の生徒が研究の成果によって社会をどう変えていくかを考えるように、『インターナショナルコース』の生徒は英語力によって社会をどう変えていくかを考えていきます。そこで『インターナショナルコース』を希望する受験生には、英語に対する深い関心や愛情とともに、『本科コース』を希望する受験生と同様に、明確な目標を胸に抱いて入学してほしいですね」(尾﨑先生)

 チャンスに満ちた世界の扉を開くことができるサレジアン国際学園に今、熱い視線が注がれています。

  • 1 WACE…「Western Australia Certification of Education」の略称。西オーストラリア州の高校卒業資格。指定の学科を履修し、試験や課題を通じて評価され、一定の基準を満たすことでこの資格を取得できます。
  • 2 DDP(Dual Diploma Program)…デュアル・ディプロマ・プログラムとは、国内の高校に通いながらオンライン授業を通して外国の高校課程を履修し、同時に2つの国の2つの卒業資格を取得できるプログラム。
  • 3 ATAR…「Australian Tertiary Admission Rank」の略称。オーストラリア大学進学統一検定試験の成績に高校での成績を加えてスコアを算出。

2025年度より
日豪の高校卒業資格が得られるDDPを導入

「AG生は、高1の2学期までに日本の学習指導要領に沿った学びを終え、3学期から西オーストリア州の教育カリキュラム『WACE』を履修します。『WACE』には主要科目に加え、『コンピュータサイエンス』『ビジュアルデザイン』『情報メディアデザイン』など、多様な選択科目を通してリベラルアーツ教育における幅広い知的基盤を築きながら、進路選択ができます。高3の2学期にオーストラリアの大学入学共通テスト『ATAR』を受験すれば、オーストラリアの大学に入学できるだけでなく、北米大学をめざす際には『SAT』や『TOEFL』のスコアが免除されます。イギリスの大学でもファウンデーションコース(※4)が受講不要になるなど、英語圏の学校を卒業した生徒と同じように世界の大学への進学が可能になります。また、日本の大学を帰国生枠で受験できるメリットもあります」(久保先生)

  • 4 イギリスのファウンデーションコース…イギリス国外からの留学生がイギリスの大学へ進学するために必要な1年間の大学進学準備コース。イギリスに留学する際、ATARのスコアが高いと受講が免除となります。

令和7年度に新校舎使用開始予定

 地下1階、地上5階建ての新校舎の建設が進んでいます。課題解決型の学びが活発な同校にふさわしく、生徒がプロジェクトを進めるために集える共用スペースや、理系ゼミの拠点にもなる「サイエンスラボ」、最新設備を備えた「データサイエンス室」などが完備されています。

新校舎完成予想図
サイエンスラボ サイエンスラボ
教室前の共用スペース 教室前の共用スペース
データサイエンス室 データサイエンス室

学校情報

共学
サレジアン国際学園高等学校

〒115-8524
東京都北区赤羽台4-2-14

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