2学期が始まったばかりの土曜日、十文字高等学校の説明会で「高校3コースEXPO」が開催されました。このEXPOの見どころは、各コースに在籍する生徒たちが校内を案内したり、コースの特徴をテーマに座談会を行ったりすること。学校HPや学校案内では得られない十文字の魅力を、生徒広報委員会のメンバーが語ります。
2学期が始まったばかりの土曜日、十文字高等学校の説明会で「高校3コースEXPO」が開催されました。このEXPOの見どころは、各コースに在籍する生徒たちが校内を案内したり、コースの特徴をテーマに座談会を行ったりすること。学校HPや学校案内では得られない十文字の魅力を、生徒広報委員会のメンバーが語ります。
Fさん(高2)「高校3コースEXPO」を主導するのは生徒広報委員会です。メンバーは中2から高2までの生徒で組織され、SNSの運営や学校説明会の際に受験生向けの企画を立案して実行するなど、活発に活動しています。SNSでは3コースの特徴から制服のこと、部活動や普段の授業まで、十文字生の学校生活の様子を発信しています。
プログラム最初の校内見学では、広報委員が旗を持って校内案内を担当。間近に控えた文化祭の準備に励む校内をFさんが案内してくれました。
昨年、新しい自動販売機が設置されました。これは在校生からの「軽食の自動販売機を設置してほしい」
授業でも活用される図書館の蔵書は約8万冊! カウンター奥にはDVDコーナーもあります。
通称「シンデレラ階段」は、文化祭で装飾される象徴的な場所。
小体育館では、剣道部が熱心に稽古に励んでいます。
和室では文化祭に向けて「箏曲部」が練習中。部活動の合宿に使われることもあります。
屋内プールでは今年、インターハイ出場を決めた「水泳部」が練習中。
お手頃価格で定食が食べられるカフェテリア。「定食はボリュームがあります。アイスも人気です。「軽音楽部」は高校から入部できる部活動で、私は高校からベースを弾き始めました。1学期に1回行うライブや文化祭で演奏を披露しています。中入生も高入生も仲良く活動しているので、興味のある人はぜひ入部してください。
私は生徒広報委員を務めSNSで情報発信などをするうちに、情報系の分野に興味がわいてきました。情報を受け取る側にとって何が必要なのか、皆さんに見てもらえるにはどんなデザインにするのがいいのかを考えるのは大変ですが、そこが楽しいところでもあります。
以前、学校説明会で「制服を試着したい」という声を聞いた際には、等身大のパネルを製作したこともあります。今は学校周辺の情報も含めて、受験生に必要な情報を精査して発信しようと考えています。
受験生に優しく語りかける横尾康治校長 校内見学の後は説明会が行われました。登壇された横尾康治校長は、冒頭で受験生に向けて熱く語ります。
「生徒たちへ常に話すのは、『自分の頭で考え、挑戦すべく行動を起こそう!』ということです。機能的なリュックサックも、制服にスラックスやポロシャツを導入することも、全て生徒のアイデアから始まり、外部の方との交渉も生徒主体で行いました。今日の説明会を手伝ってくれるのも、皆、自ら手を挙げてくれた有志の生徒たちです。本校の教育理念の柱に据えているのが『主体性』なのです」
高校3コースEXPOは、まさに「生徒が主体」となって開催する説明会。学校案内やホームページだけではわからない「十文字高等学校」を実感できるイベントなのです。
制服のスラックスやポロシャツの導入も、全て生徒のアイデア 続いてコースの説明が行われました。
髙塚砂江子 教頭
高い山を自力で登る人たちのコースで、国公立大学受験に対応しています。入試の際に「人文」または「理数」が選択でき、「理数」は必修だけで大学入試に必要な科目をほぼ網羅するカリキュラムが特色で、「人文」は文系科目が充実しているので、より専門性の高い授業が展開されます。学びを深め、難関大学への進学をめざしたいと考える人向けのコースです。
学外の人とも関わる探究を中心とする独自プログラムで深く学んでいくコースです。英語で自己発信力を鍛えながら、何か一つのことを集中して追求し、進路を切り拓きたい人向けのコースです。
幅広い視野を育て、将来の選択肢を開拓するコースで、多彩な選択科目に加え、「社会問題スタディーツアー」や「グローバル交流プログラム」など、希望制のプログラムも充実しています。幅広い教養を身につけ、将来の可能性を見つけたい人に対応しています。
十文字では、このように特色が異なる3コース制により、生徒一人ひとりが可能性を広げ、進路実現を果たしていきます。同校では3年間、“コース変更”がないため選択に迷いそうですが、髙塚砂江子教頭は「今は学問を文系・理系で選ぶ時代ではありません。そこで“自分はどんなスタイルで学びたいか?”で選んでほしい」と語ります。
司会のTさん(高2)司会Tさん皆さん、まずは各コースの特長について教えてください。
特選Oさん「特選コース」の「人文」は、一般選抜で大学入試に挑戦する人が多く在籍するコースです。演習や小テストがこまめに実施されるので、常に自分の学力を確認できますし、進学意識の高い人たちが集まっているため、良い刺激が受けられ、勉強へのモチベーションが上がります。
自発Gさん「自己発信コース」では週4回、「J-Lab.」という授業があります。これは探究学習に取り組むというもので、探究や研究のスキルを学べます。最終的に英語でプレゼンテーションすることを目標にしています。
リベUさん「リベラルアーツコース」は課外活動の多さに特長があります。例えば、ジェンダー問題や働き方をテーマに社会問題について深く考える取り組みなどはとても刺激を受けますし、視野が広がり勉強になります。
特選Oさん「特選コース」の「人文」では、社会とのかかわりに目を向けることも重視していて、博物館や研究所の見学、キャンパスツアーなども行っています。国立科学博物館や理化学研究所、防衛省などを訪れましたし、キャンパスツアーでは早稲田大学、明治大学、中央大学などに行き、とても刺激を受けました。
自発Gさん「自己発信コース」では、2泊3日でブリティッシュヒルズ英語研修に参加しました。自分の知っている単語を駆使してのコミュニケーションは、私にとって大きな力になりました。このコースは体験型プログラムが充実している点に特色があります。
特選Oさん「特選コース」の「人文」では学期末に行われる集中勉強会や、年度末には勉強合宿も行われるので、目標達成に向け、ここで自分の壁を乗り越えることができると思います。
Uさん(高1)司会Tさん皆さんが十文字高等学校(各コース)を選んだ理由について教えてください。
リベUさん「リベラルアーツコース」は幅広い分野を学べるコースなので、将来自分のやりたいことを高1段階から時間をかけて見つけることができると考えて選択しました。
特選Oさん私は「女子校に行きたい!」という強い思いがあって十文字を選びました。「特選コース」には同じ目標をもつ仲間がいるので、お互いに刺激を受け合いながら成長していけると思いました。
リベUさん女子校は、素のままの自分を出せるのがいいところです。
特選Oさんそれと、男子の目を気にせず素直に自分を出せるので、友情が深まりやすいですね。
自発Gさん「自己発信コース」は自分を表現できるコースです。一人ひとりやりたいことはさまざまですが、やりたいことを見つけるために、探究活動に取り組みながら自己表現力を磨いています。
Oさん(高1)司会Tさん学校の好きな場所はどこですか?
リベUさんカフェテリアが気に入っています。お勧めメニューは「台湾まぜそば」です。
特選Oさん私はコモンスペースです。上下に稼働する机が機能的で、自習の際によく使っています。ここでは友達と議論を交わすこともあります。
自発Gさん自慢は人工芝のグラウンドです。砂のグラウンドとは違いクッション性があるので、ケガのリスクを軽減できますから、思いきり体を動かせます。
Gさん(高1)司会Tさん軽食が買える自動販売機も便利です。これは生徒の要望で設置されたものですね。ところで、私は中学から進学した中入生で、高校から入ってきた人たちと仲良くなれるか最初は不安でしたが、皆さんはどうでしたか?
リベUさん実は私も不安でした。でも、生徒広報委員には中入生も高入生もいて、みんなで切磋琢磨しています。広報委員は説明会で学校見学ツアーも担当していて、受験生に自慢の施設・設備をたくさん知ってほしくて頑張っています。
特選Oさん私は「特選コース」を選んだので、高校生になって授業についていけるかが不安でした。でも、特選コースの「人文」は中入生と高入生が協力し合って勉強しているので、不安はすぐに払拭されました。
自発Gさん中入生と高入生が互いに協力し合うことで、日々の授業のなかで出てくる“疑問”はその場で解消できます。
特選Oさん日々の授業といえば、私は小テストが行われることに不安を抱いていました。でも、実施されるリズムに慣れてくると、何をすべきかを考えて計画が立てられるようになりました。
自発Gさん私は探究の取り組みと普段の授業を両立させるため、「タスクノート」(※)を活用して管理できるようにしています。そのおかげで計画性が身につきました。
(※)やるべきことをノートに書き出し、整理・管理することで抜け漏れを防ぎ、作業効率を上げるためのノート。
リベUさん部活動をやっている人は受験勉強との両立が大変だと思いますが、今しかできないことなので、頑張ってやり遂げてください。
特選Oさん自分の選択を後悔しないようにやりきってください。高校生になったら新しい友達はすぐにできるけれど、今の友達も、ぜひ大切にしてください!
自発Gさん夜遅くまで勉強を頑張りすぎず、気分転換を上手に取り入れて受験生活を送ってください。
司会Tさん健康に気をつけてベストを尽くしてください。十文字で会えるのを楽しみにしています!
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