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「好き」という気持ちを力に
第一志望の合格を勝ち取る

上野学園高等学校

〒110-8642
東京都台東区東上野4-24-12

TEL:03-3847-2201

学校情報 学校HP

 フィールドワークや探究学習を取り入れ、主要教科の学びを深める教育を実践する上野学園高等学校。中高6年間の多彩な経験を通じて進路の種を見つけ、高校から「総合進学コース」と「特別進学コース」に分かれ、一人ひとりの進路目標の実現をサポートしています。特に「総合進学コース」では、個々の適性を伸ばすきめ細かなフォロー体制を敷き、2024年度は東京大学をはじめとする国公立大学や難関私立大学にも合格者を輩出。今回は2025年3月に「総合進学コース」を卒業し、第一志望への合格を果たした卒業生に話を聞きました。

努力を重ね
自分を変えた高校時代

遠藤礼温さん ・上智大学外国語学部 ドイツ語学科1年 遠藤礼温さん
・上智大学外国語学部
ドイツ語学科1年

まず、遠藤さんにとって上野学園での学校生活はどのようなものでしたか?

 フィールドワークを通して“学びを体験できる”という点が上野学園の大きな魅力です。実際に体感するからこそ学びが自分のものとなり、可能性を広げられる環境が整っている学校だと思います。

 小学校時代は自分の居場所が見つけられず、「新しい環境に飛び込みたい」という強い気持ちから、中学受験で上野学園を受けました。でも、入学後は新しい環境に満足してしまい、中3で成績が大きく下がってしまったんです。そのことが転機となり、「高校からは自分をリセットしよう」と決意しました。先生方やチューターに相談し、高1ではターム留学にも挑戦。少しずつ勉強に対して前向きになり、成績も伸びていきました。勉強ができるようになると、クラスの仲間とも支え合える関係ができていきました。

「ここしかない!」という強い想いで進路を切り拓く

進路を意識したきっかけは?

 第一志望は上智大学外国語学部ドイツ語学科でした。きっかけは中学の歴史の授業でドイツに興味をもったことです。高2になると文学や語学ではなく、歴史や政治といった切り口からドイツについて学びたいと考えるようになり、最終的にドイツ語学科が自分に最も合っていると確信しました。オープンキャンパスで上智大学を訪れた際に感じた雰囲気や教育方針も、「ここしかない!」と思えるものでした。

合格までの道のりは、どのようなものでしたか?

 決して順風満帆ではありませんでした。11月の推薦入試に向けて9月に受験した第二志望の一次審査に落ちてしまったんです。強いショックを受けましたが、その時に先生が「その大学は君を見る目がなかったんだ。やはり第一志望に行くべきだよ」と声をかけてくださり、気持ちを切り替えることができました。先生の言葉が背中を押してくれ、「ここで落ち込んでいる場合じゃない、上智に合格するんだ!」と決意を新たにしました。

 推薦入試では、自己推薦書と課題レポートの作成が大きな山場でした。何冊も文献を読み込み、自分の考えを整理しながら文章に落とし込み、先生に何度も添削してもらいました。面接の練習も繰り返し行い、表現の仕方や伝え方を徹底的に磨きました。塾や予備校には通わず、学校の先生方のサポートだけで乗り越えられたのも、自分にとって大きな自信になりました。

合格の決め手・原動力になったものとは?

 自己推薦書やレポートを作っている際、「これは好きな人に振り向いてもらうためのラブレターみたいだ」と思いました。自分も上智大学に恋をしていたので、その“愛”をどう伝えればいいかを必死で考えました。だからこそ合格を勝ち取った時には「想いが届いた!」と心から実感できました。

学生生活に活きている上野学園での経験

大学生活を送るなかで、上野学園で得たものを実感することはありますか?

 高1の3学期に参加したオーストラリアでのターム留学(10週間)は大きな財産です。外国人が当たり前にいる環境で英語を使って生活した経験は、大学での学びにも大いに役立っており、大学生活がより豊かなものになっています。国際系の進路を考えるなら、多少の困難にも挑戦する価値があることを実感しています。

 上野学園には文化祭実行委員など、行事の運営を通して人と関わりながら成長できる環境があります。実際に実行委員を務めて大変でしたが、仲間と一緒にやり遂げた達成感、充実感は格別でした。言葉にしきれないほど価値のある経験をしたと思います。

憧れの大学生活はどうですか?

 今は塾講師のアルバイトをしながら、幅広い教養科目を学んでいます。そのなかでキリスト教にも関心をもち始めました。内容の豊かさや自由な思想に触れることで、世界の見方が広がっています。

 サークルは、中高時代から続けている合唱に入っています。仲間と声を重ねる楽しさ、支え合う温かさは大学でも変わりません。将来的にはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)や外務省のプログラムなど、国際的なフィールドで活動したいという新たな夢も見つかりつつあります。

ちょっとした出来事が
のちに「自分の道」となる

高校受験生へのメッセージをお願いします。

 中学・高校の6年間は大学進学のためだけではない、自分の興味や関心を広げるための大切な時間だと思います。一つひとつの授業や行事、ボランティアや部活動といった経験を通して、「面白い」「もっと知りたい」と思える瞬間が必ずあって、その積み重ねが将来の進路選択につながっていきます。私自身も中2の歴史の授業でドイツに関心を抱いたことが、結果的に今の学びに直結しました。

 だからこそ、受験勉強ばかりに縛られるのではなく、ぜひ目の前のことに積極的に挑戦してみてください。ちょっとした出来事が、のちに「自分の道」となることがあります。興味をもったことがあれば、それに向けて一歩を踏み出してみる。その行動が受験の際に「自分はこれがやりたい」という強い思いとなり、大きな支えになるはずです。高校時代は勉強も部活動も行事も友人との時間も、全力で楽しんでください。その経験は必ず次のステージにつながります。

「自分を変えたい」と決意し、高校から勉強に打ち込んだ遠藤さん。定期テストや大学受験の準備で多くの時間を過ごしたのが、この自習室。職員室の隣にあり、先生方もよく勉強に励む姿を見守っていたそうです。「自分を変えたい」と決意し、高校から勉強に打ち込んだ遠藤さん。
定期テストや大学受験の準備で多くの時間を過ごしたのが、この自習室。職員室の隣にあり、
先生方もよく勉強に励む姿を見守っていたそうです。

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東京都台東区東上野4-24-12

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