Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

自主性やチャレンジ精神を養う
約17日間の『カナダ研修』

日本大学豊山高等学校

〒112-0012
東京都文京区大塚5-40-10

TEL:03-3943-2161

学校情報 学校HP

『強く 正しく 大らかに』を教育目標とする日本大学豊山高等学校(以下、日大豊山)。『自主創造』の精神を養い、将来、国際社会に貢献する人材を育成するためグローバル教育に力を注いでいます。そのひとつが高1から高3までの希望者を対象とする『カナダ研修』です。期間は夏休みの約17日間。参加者はオンタリオ州南西部にあるゲェルフという街の家庭に2人1組でホームステイしながら、ゲェルフ大学で行われる英会話レッスンを受けます。今回、同じホストファミリーのもとで約2週間を過ごした高1生2名、そして広報主任・英語科の梅田雄一先生にお話を伺いました。

言葉も習慣も違う海外で、大きな自信を

O.Rさん(高1) O.Rさん(高1)

 僕は家族でシンガポールやマレーシアを旅行した経験はありますが、その時は両親と一緒でした。今度は生徒だけで海外を訪れ、好きな英語を学んだり、実際に英語が通じるかを試したりしたいと思ったことが、『カナダ研修』に参加した理由です。

 僕とY.Kくんがお世話になったホストファミリーは、フィリピン出身のフレンドリーなご夫婦で、すぐに打ち解けることができました。また、そのご家庭には僕たちとほぼ同年代のホストシスターとホストブラザーがいて、特に親しくできたのは、ホストブラザーの男の子です。英語でゲームの話をしたり、家の地下にあるトレーニングルームで筋トレに励んだりしました。

 僕たちと同様に、ホストファミリーも英語が母国語ではありません。そのため僕もY.Kくんも、小さなミスや発音を気にせずに英会話を楽しめました。そして英語が世界共通語であることを改めて実感できました。ホストファミリーと満ち足りたひとときを過ごせただけに、ホームステイが終わった時は寂しさを感じました。

 一方、ゲェルフ大学では午前中にネイティブの先生方から英会話のレッスンを受け、午後は先生方とさまざまなアクティビティを楽しみました。アクティビティのなかで心に残っているのは、トレジャーハンティングやフリスビーを使ったディスクゴルフ、そしてアメフト教室です。アメフト教室ではサプライズで元アメリカンフットボール選手の方がコーチに来てくださり、日大豊山アメフト部に所属している僕としては大感激でした。

 この『カナダ研修』を通して自分で成長したと思えるのは、英語を聞き取れるようになったことです。英検対策するなかで、力がついたことを強く感じました。また、親元を離れ、言葉も習慣も違う海外での生活をY.Kくんと協力して乗り切ったことで、大きな自信を得られました。

 日大豊山にはこのほかにも有意義な海外研修が用意されています。そのひとつが僕たちの学年から始まる『ベトナム修学旅行』です。これを読んでくださっている皆さん、ぜひ日大豊山に入って貴重な体験をしてみませんか?

ゲェルフ大学のキャンパスにて。写真左から2番目がO.Rくん。 ゲェルフ大学のキャンパスにて。写真左から2番目がO.Rくん。
元アメフト選手の指導を受けて満面の笑みを浮かべる、アメフト部員のO.Rくん。 元アメフト選手の指導を受けて満面の笑みを浮かべる、アメフト部員のO.Rくん。

海外で学ぶことの素晴らしさを実感

Y.Kくん(高1) Y.Kくん(高1)

 僕もO.Rくんと同じく家族で海外旅行をしたことがあります。中2の時で、訪問先はアメリカのロサンゼルスでした。両親は現地の人たちと英語で会話を楽しんでいたのに、僕だけが話せずに悔しい思いをしました。その経験から英語の勉強に力を入れるようになったのです。その結果、英語の成績がアップし、日大豊山に入学してから英検2級の1次試験にパスできました。次回受検する際は1次の筆記試験が免除されるため、2次試験の面接に合格すれば2級を取得できます。こうして身につけた英語力を試したかったことも、今回『カナダ研修』に参加した理由です。

 ゲェルフ大学での英会話レッスンは少人数制のクラスで、カナダの歴史や自然に関することをネイティブの先生方から英語で学べました。英語力を鍛えられただけでなく、カナダについて深く知ることができ、この研修がさらに有意義な体験となりました。

 午後のアクティビティで特に思い出に残っているのは、アメフト教室とクロフォード湖保護区への訪問です。アメフト教室では元アメフト選手の方からボールの持ち方や投げ方を教わった後、実際にみんなでプレーしました。クロフォード湖保護区では雄大な自然のなかをハイキングして、絶滅危惧種やカナダ先住民の文化や暮らしについて学びました。また、カナダの名産品であるメイプルシロップのテイスティングも楽しみました。

 ホームステイ先ではホストファミリーの方々に親切にしていただき、休日はみんなで近くの森を散歩したり、ショッピングモールに買い物へ行ったりしました。言葉だけでなく心も通じ合え、本当の家族になれた気がしています。約2週間を過ごしたホストファミリーとのフェアウェルパーティーでつらい別れをした後は、参加者全員でナイアガラの滝を訪れました。遊覧船に乗って、水しぶきを浴びるほど滝の近くまで行き、その大迫力に感動したことを覚えています。

 今回の研修を通して、私もO.Rくんと同じようにリスニング力が伸びた気がします。でも、もう少しホストファミリーに英語で多くのことを伝えたかったという残念な気持ちも残っています。そのため帰国してからは、さらに英語の勉強に力が入るようになりました。また、家族のありがたみを改めて知ることができ、家でも料理をしたり、両親の手伝いをしたりするようになっています。この『カナダ研修』を通して海外で学ぶことの素晴らしさを知ったので、大学に進学したら1年間の留学を経験したいと思っています。また、海外大学への進学も視野に入れています。

英語のレッスンを担当したネイティブの先生方と、Y.Kくん(中央)。英語のレッスンを担当したネイティブの先生方と、Y.Kくん(中央)。

英語の力で、輝ける生徒を

梅田雄一先生(広報主任・英語科) 梅田雄一先生(広報主任・英語科)

 この『カナダ研修』を必修ではなく希望制にしたのは、生徒の自主性を育むためです。例えば、本校ではグローバル教育の一環として放課後にネイティブ教員と英会話を楽しんだり、英検の面接に向けたトレーニングをしたりできる『フリートーキングプログラム』を設けています。このプログラムも必修ではなく、希望者が対象です。すると、この場にいる2人のように『身につけた英語力を海外で試してみたい』というチャレンジ精神が芽生えてくるのです。こうして訪れた海外では、日本とは違う価値観に触れたり、世界における日本の位置づけを知ることができたりして視野が大きく広がります。これもグローバル教育の目的のひとつです。

 そこで『カナダ研修』の参加者には英語力を試す選抜試験は行いません。実力が伴わなくても、英語や海外研修に興味のある生徒にチャンスを与えたいからです。さまざまなタイプの生徒が在籍する本校には、勉強から部活動まで、一人ひとりが輝ける場所があります。『カナダ研修』をはじめとする海外研修がそのひとつです。現地で英語が伝われば自信がもてます。また、伝わらなかった経験も重要視しています。Y.Kくんのように英語の勉強にもっと力を入れようという気持ちが生まれ、英語力で輝くことができるからです。

 ある生徒は海外研修をきっかけに、英語だけでなくほかの言語も使って日本の文化を海外に発信したいと思うようなり、総合型選抜で早稲田大学の文化構想学部に進みました。また、ある生徒は海外の同年代の生徒たちが自分を堂々とアピールしている姿を見て、「僕も恥ずかしがることなく、自分の気持ちや考えを表に出していいのだ」と気づけたそうです。彼はこの体験を糧にして、以前よりも積極的に行動するようになりました。

 このように海外での体験は、生徒を大きく成長させます。そこで、一人ひとりの可能性をさらに広げるため、高2の修学旅行先を来年からベトナムに変更することになりました。O.Rくんが話していたように、『ベトナム修学旅行』がスタートします。ベトナムには日本企業もたくさん進出し、私たちにもなじみが深い国です。また、急成長を遂げた途上国でもあり、アジアの勢いを肌で感じることができます。ベトナム戦争の史跡もあり、平和についても学べます。本校はこうしたグローバル教育によって、これまで以上に世界規模で物事を考えられる生徒を育てていきたいと考えています。

ホストシスターやホストブラザーとの思い出の1枚。左から2番目がY.Kくん、3番目がO.Rくんです。 ホストシスターやホストブラザーとの思い出の1枚。左から2番目がY.Kくん、3番目がO.Rくんです。
アクティビティでゲェルフ美術館を訪れた、O.Rくん(左)とY.Kくん(右)。 ゲェルフ大学でのO.Rくん(左)とY.Kくん(右)。
トロント市内班別自主研修の様子。トロント市庁舎の前で集合写真を撮りました。 トロント市内班別自主研修の様子。トロント市庁舎の前で集合写真を撮りました。
英語レッスンの最終日に開かれたフェアウェルパーティーの様子。 英語レッスンの最終日に開かれたフェアウェルパーティーの様子。

学校情報

男子校
日本大学豊山高等学校

〒112-0012
東京都文京区大塚5-40-10

TEL:03-3943-2161

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

『自主創造』の精神を養い、将来、国際社会に貢献する人材を育成するためグローバル教育に力を注いでいます。そのひとつが高1か...

この記事を見る

現在、同校には日本大学の各学部・学科への進学をめざす「進学コース」と、難関大学合格をめざす「特進コース」などがあり、どち...

この記事を見る
自主性やチャレンジ精神を養う約17日間の『カナダ研修』グローバル

『自主創造』の精神を養い、将来、国際社会に貢献する人材を育成するためグローバル教育に力を注いでいます。そのひとつが高1か...

この記事を見る
バレーボールでも勉強でも目標に向かってアタック!インタビュー&メッセージ

現在、同校には日本大学の各学部・学科への進学をめざす「進学コース」と、難関大学合格をめざす「特進コース」などがあり、どち...

この記事を見る
ページトップ