2025年8月30日(土)・31日(日)の2日間、女子美術大学付属高等学校で説明会が開催されました。年々人気が高まる同校だけに、会場の体育館には多くの受験生親子の姿が見られ、在校生と先生方が温かく迎えました。
2025年8月30日(土)・31日(日)の2日間、女子美術大学付属高等学校で説明会が開催されました。年々人気が高まる同校だけに、会場の体育館には多くの受験生親子の姿が見られ、在校生と先生方が温かく迎えました。
熱く語りかける石川校長。
受付ではオリジナルデザインのスタイリッシュな布バッグが配付され、早くから訪れた受験生親子は、生徒作品や卒業生のデザイン展示に熱い視線を注いでいました。
最初に登壇した石川康子校長は、エネルギッシュな言葉で受験生に語りかけます。
「本校には“芸術の道で生きる覚悟”をもって入学してください。そこには苦しみや悩みもありますが、それらを乗り越えた先には必ず“楽しさ”があります。内部進学の生徒に加え、高校から入ってくる皆さんが新しい風を吹き込み、互いを高め合う場になることを期待しています」
続いて学校生活や入試に関する詳細が説明されました。高1では週7時間、高2・高3では週10時間以上の美術授業が行われており、普通科課程に美術教育を重ねた独自のカリキュラムで、生徒たちは大きな成長を遂げていることが紹介されました。
同校では卒業生の約9割が美術系大学へ進学する一方で、慶應義塾大学や青山学院大学などの一般大学に進む生徒もいます。美術大学以外への進学をめざす高3生のために、美術の授業数を受験のための学科にあてる「学科選択」の制度も用意されている点は、大きな魅力と言えます。
特筆すべきは、絵画、立体、デザイン、情報表現など多様な分野に対応する「11の美術室」と、多様な分野に対応する「18名の専門教員」が配置されている点です。これにより、“生徒一人ひとりの創作活動を多角的にサポート”できることが強調されました。
入試概要では実技試験が「デッサン」または「水彩」から選択できることや、合格のポイント、注意すべき点についての解説が行われ、受験生は真剣な眼差しで聴き入っていました。
説明会後半では、卒業制作受賞者のメッセージ動画が上映され、制作に秘めた思いが伝えられました。さらに、生徒会組織「鏡友会」のメンバーが登壇し、“女子美ライフ”を紹介。「特別週間」での「長野研修」や「TOKYO GLOBAL GATEWAY体験」、応援団の振り付けや曲、衣装づくりまでを生徒自身が手がけ、芸術の力を活かした華やかな運動会の応援団活動。そして、アートの発想を活かして楽しむ調理実習など、学校生活を彩る行事の様子が伝えられました。
最後に、「美術の授業はもちろんですが、仲間と一緒に過ごす日々が何よりも充実しています」と締めくくった「鏡友会」メンバーの笑顔が印象的でした。
生徒会組織「鏡友会」のメンバーも登壇し、プログラム最後は、女子美生の制作環境を体感できる校舎見学が行われ、キャンパス全体に漂う活気や、仲間と切磋琢磨しながら学ぶ雰囲気を感じ取ることができました。
説明会を通して伝わってきたのは、生徒たちが「美術を学ぶ真剣さ」と「高校生活を楽しむ明るさ」を両立している点です。芸術に本気で取り組みながら、行事や日常生活も思いきり楽しむ——そんな“魅力あふれる学び舎”であることが、受験生の心に強く刻まれた一日となりました。
校舎見学は10名ほどのグループに分かれて実施。生徒は最後部に付き、補足説明や質問に対応します。
地下1階のカフェテリアは生徒たちに人気の空間。アート関連の書籍やデザイナーズ家具に彩られ、卒業生がデザインに関わった設備も見られました。
見学の終点は作品が並ぶメインエントランスギャラリー。熱心に作品を眺めたり、教員や生徒に個別で質問したりする保護者の姿も。
広報部主任・並木憲明先生
説明会では、とにかく生徒の作品や成果を直接ご覧いただくことを大事にしています。会場の壁面いっぱいに展示を並べていますし、校内見学においても、あらゆる場所で制作物を見ることができます。
卒業生の活躍も紹介していますが、決して遠い世界の話ではありません。例えば『サンリオ』のように、中高生にとっても身近な企業で活躍している卒業生が多くいます。“誰もが知っている商品を通して社会に貢献している”——そうした面を、ぜひ知っていただきたいと思います。
近年、受験倍率の上昇に伴い、熱心に情報収集するご家庭が増えています。本校ではそうしたニーズに応え、受験生・保護者の視点に立った学校選びを支援するため、相談の機会を豊富に設けています。11月には校長を含む全教員でお答えする『女子美なんでも質問会』を実施しします。気軽にご参加ください。
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