2024年度入試において、難関大学合格者総数123名、海外大学合格者総数9名、合格者総数690名という大学合格実績を出した実践学園高等学校。生徒一人ひとりの志望大学への合格に向けた「挑戦」を、細やかな「サポート」でアシストする同校の進学指導について伺いました。
2024年度入試において、難関大学合格者総数123名、海外大学合格者総数9名、合格者総数690名という大学合格実績を出した実践学園高等学校。生徒一人ひとりの志望大学への合格に向けた「挑戦」を、細やかな「サポート」でアシストする同校の進学指導について伺いました。
| 2024年度 主要大学合格実績(抜粋) | |
|---|---|
| 国公立大学・大学校 | 8名 |
| 早慶上理 | 17名 |
| GMARCH・関関同立 | 98名 |
| 成成明学獨国武 | 85名 |
| 日東駒専 | 111名 |
| 海外大学 | 9名 |
鈴木達也先生(英語科)実践学園高等学校には、『特別進学コース』(特進)、『文理進学コース』(文理)、『リベラルアーツ&サイエンスコース』(LA&S)、『スポーツ・サイエンスコース』(SS)の4コースが設置されています。多コース制を敷いているということは、入学者一人ひとりに最も適した大学進学への道が開かれているということでもあります。
「2024年度の大学入試において、各コースともにコースの掲げる目標に近い合格実績を記録することができました。このことは各コースに入学してきた生徒たちが勉強はもちろんのこと、本校の特徴でもある探究活動や学校行事、さらには大好きなクラブ活動を通して3年間、全力で高校生活に取り組んだ証として高く評価しています」(進路指導対策部長/鈴木達也先生)
同校の大学合格実績でまず特徴的なのは、海外大学への合格実績です。直近5年間の合格者総数は33名であり、2024年度だけでも9名が合格を果たしています。
「海外大学への進学ニーズは年々高まってきています。その核になっているのが『LA&Sコース』です。このコースではグローバルな視点、ローカルな視点、異文化適応力の養成に力を注いでおり、特に高1の3学期からは全員がカナダへ半年間留学をします。また、大学選びから出願指導まで、全面的にサポートできる環境も整備しています。今回、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学へ進学した生徒がいましたが、同大学は『THE世界大学ランキング』の上位50位の常連校であり、同ランキングにおいて東京大学と京都大学の中間に位置する超難関大学です」(鈴木先生)
| 2024年度 海外大学合格実績 | |
|---|---|
| ベルギー ルーヴェン・カトリック大学 |
1名 |
| アメリカ サンフランシスコ州立大学 |
1名 |
| アメリカ テンプル大学ジャパンキャンパス |
2名 |
| アメリカ オレゴン州立大学 |
1名 |
| オーストラリア 西オーストラリア大学 |
1名 |
| アメリカ ジョージメイソン大学 |
1名 |
| アメリカ セントルイス大学 |
1名 |
| アメリカ ドリュー大学 |
1名 |
「LA&Sコース」のカナダ留学の様子。
続いて、国公立大学への合格実績の特徴について伺いました。
「いわゆる“国公立ならどこでもいい”というような曖昧な進学希望ではなく、“絶対にここへ行く”と決めた生徒たちが、筑波大学をはじめとする最難関国公立大学への現役合格を勝ち取っています。大事なことは自分の目標を簡単に諦めない姿勢です。
本校では、模擬試験を活用した細やかな学習指導と出願指導、Jスクール(日常の授業とリンクした実践学園独自の補講)、大学研究室訪問(高1)、自己実現のための手帳の活用などを通して、強い意志で主体的に学び続ける生徒(=受験生)を応援しています」(鈴木先生)
| 2024年度 国公立大学・大学校合格実績 | |
|---|---|
| 筑波大学 | 1名 |
| お茶の水女子大学 | 1名 |
| 東京学芸大学 | 1名 |
| 都留文科大学 | 1名 |
| 東京都立大学 | 1名 |
| 防衛大学校 | 1名 |
| 防衛医科大学校 | 1名 |
続いて、最も大きなボリュームゾーンを占める私立大学です。2024年度は、合計673名が私立大学への現役合格を勝ち取りました。
「近年は人気の高いGMARCHを中心に、いわゆる“英語を使った入試”を実施する大学が増えつつあり、本校が英検やIELTS(アイエルツ)の資格取得に力を入れている理由の一つでもあります。実際に生徒のなかには大学中級レベルとされる“英検準一級ホルダー”が増えており、2024年度入試において、立教大学への合格者が過去最高の26名となった要因でもあると分析しています」(鈴木先生)
ここ最近の大学入試において、主に「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」による“年内入試”を希望するケースが全国的に見られるようですが、実践学園においてはどうなのでしょうか。
「確かに年内入試が増えているとは思いますが、例えば10年前と比べて大きな変化があったかというと、実はそれほどでもありません。その理由は基本、共通テストにあるからで、一般選抜を軸に受験勉強を続けながら、最後まで第一志望の大学、学部・学科にこだわる点を大切にしています。なお、国公立大学を含めて“文系2”に対して“理系1”という割合が続いています」(鈴木先生)
| 2024年度 早慶上理 合格実績 | |
|---|---|
| 早稲田大学 | 5名 |
| 慶應義塾大学 | 4名 |
| 上智大学 | 2名 |
| 東京理科大学 | 6名 |
| 2024年度 GMARCH関関同立 合格実績 | |
|---|---|
| 学習院大学 | 4名 |
| 明治大学 | 19名 |
| 青山学院大学 | 10名 |
| 立教大学 | 26名 |
| 中央大学 | 18名 |
| 法政大学 | 17名 |
| 関西学院大学 | 2名 |
| 立命館大学 | 2名 |
実践学園高等学校は2年後、創立100周年という大きな佳節を迎えます。そこで同校の先生方は決意も新たに生徒向けのスローガンを発表。『創立100年に向けて、伝統と品格を胸に挑戦の先へ 新たな一歩』です。ここからは進路指導部長を務めた経験もある野﨑啓太校長にお話を伺います。
「スローガンには、“生徒一人ひとりが自主的・自律的により高い目標を設定し、自己実現に向けて挑戦をし続け、未来の可能性を広げることを教職員が全力で応援します”という本校の決意を込めています。言い換えると、“3年間の高校生活の過ごし方がいかに大事か”ということです。
探究活動に全力で取り組むのもいいでしょうし、クラブ活動で頂点をめざす日々も貴重なものです。事実、東京都で準優勝を果たしたサッカー部の生徒たちも、東東京大会でベスト16に入った野球部の生徒たちも、勉学に励みながら難関の第一志望大学に進学しています」(野﨑校長)
大学進学に向けて、志も高く挑戦する生徒一人ひとりを細やかなサポートでアシストする、伝統校としての実践学園高等学校の魅力がここにあります。
「本校は大学受験に際して塾や予備校に通うことなく、学校完結型で挑戦できる高校です。生徒個々が頑張っている状況や具体的な夢や目標、さらには何につまずいているのかも全て知っているのが私たち教員です。このように整備された“寄り添う環境”での学びを通して、生涯にわたり社会で信頼される人材へと成長してほしいと願っています」(野﨑校長)
「きちんと挨拶ができる生徒を歓迎します」と語る野﨑啓太校長。校長職にあっても、世界史の授業を担当している“現場大好き”な先生です。
校長先生も昨年度まで「Jスクール」で世界史を担当していました。 この学校の掲載記事をピックアップしました。