Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

興奮と熱気に包まれる日大豊山女子の体育祭
今年度より、涼しく快適な東京体育館で開催

体育祭実行委員長のSさん(左)と副実行委員長のKさん(右)
日本大学豊山女子高等学校

〒174-0064
東京都板橋区中台3-15-1

TEL:03-3934-2341

学校情報 学校HP

 2025年6月12日、東京体育館で開催された日本大学豊山女子の体育祭。中1と高1、中2と高2、中3と高3がチームとなって学年同士で競い合う一大伝統行事です。コロナ禍以降、中高別々に行っていましたが、今年度より中高合同の体育祭が復活。また、暑さ対策としてこれまでの屋外グラウンドから東京体育館へと場所を移しての開催となりました。新形式の体育祭を率いた実行委員長と副委員長、担当の伊藤直之先生にお話を伺いました。

初めての外部開場での開催は
わからないことだらけでドキドキ!

まず、二人が実行委員に立候補したきっかについて教えてください。

Sさん(高3)・体育祭実行委員長 Sさん(高3)
・体育祭実行委員長

Sさん(高3・実行委員長) 高校3年間で特に目立ったことをしていなかったので、「何かに挑戦したい」と思い立候補しました。運動が好きで高2の時に体育祭実行委員になり、学年のリーダーを務めていたこともあって、今回の立候補は挑戦しやすかったです。

Kさん(高3・副実行委員長) 私も体育が好きなので、体育祭をより楽しくしたいと思い、高2で実行委員になり、学年の副リーダーを務めました。その流れで副実行委員長に立候補しました。

実行委員長と副実行委員長の役割について教えてください。

Kさん(高3)・体育祭副実行委員長 Kさん(高3)
・体育祭副実行委員長

Sさん先生や生徒会からの伝達事項をアナウンスしたり、役割分担を割りふったりなど、66名の実行委員をまとめるのが主な役割です。当日の朝はKさんと一緒に点呼をとり、それぞれの持ち場へ行くように指示を出すほか、私は選手宣誓と結果発表を担当しました。

KさんSさんをサポートしながら実行委員をまとめていきました。実施する種目は前年とほぼ同様でしたが、会場がグラウンドから体育館へ変わったので、徒競走の距離を短くするなど、東京体育館の仕様に合わせて少しずつ調整しました。当日は開会式での注意事項のアナウンスを担当しました。

初めての外部開催で大変だったことは何ですか?

Sさん会場の下見ができなかったので、どう動くのか想像がつかず、これまでの委員長がやってきた任務とはまた違う感じだろうと緊張していました。朝は慌ただしくて選手宣誓の練習ができず、途中でせりふが飛んでしまうハプニングもありました。でも校長先生がつないでくださり、その間にせりふを思い出して、なんとか終わらせることができました。恥ずかしかったですが、担任の先生が「おかげで会場が和んだよ」と言ってくださったので、結果的に良かったかな……と。

 結果発表では一の位から百の位までドラムロールとともに発表していくのですが、私自身も発表しながら盛り上がり、3年生が優勝とわかった時はうれしくて、興奮のあまり「優勝しなかったチームも称えましょう」という最後の締めのせりふを言い忘れてしまいました(笑)。

Kさん初めての会場で、体育祭がどう動いていくのか全くわからず緊張していましたが、当日を迎えたら不安よりも楽しさが勝って、「何を心配していたのだろう」という感じ(笑)。

 とはいえ当日の朝は、大人数の実行委員を把握して持ち場に配置するのが大変で、集合場所を間違えたり遅刻したりする実行委員もいてバタバタでした。事前に練習して覚えていた注意事項のせりふも急に変更となり、結局台本を見ながら読み上げることに。臨機応変な対応力が身についたと思います!

中高生が一致団結して全力で戦う姿に感動!
組織を運営する力、人前で話す自信、サポート力が身につきました

体育祭の感想を聞かせてください。また、実行委員長と副実行委員長を経験してどうでしたか?

Sさん初開催の会場による委員長だったので、ワクワクとドキドキの両方を感じていましたが、中高生が一致団結してお互いに応援し合い全力で頑張っている姿、白熱している様子を見て「開催できてよかった!」と心から思いました。

 中学生は学年ごとにマスゲームというダンスを披露するのですが、観客席から観ると団体のウェーブの動きがよくわかり、とても美しいです。グラウンドだと平面でしか見ることはできませんが、上から全体を見ることができるのはアリーナならでは。クオリティの高い体育祭になったと思います。

 実行委員長として、中高生1,100名ほどの前で選手宣誓するのは初めての経験で緊張しましたが、やってみると「どうにかなるものだな」と自信がつきました。また、これまでは指示されて動く側だったので、大人数をまとめるという責任ある役割の大変さも学べました。組織のトップを経験して物事を俯瞰する視点を養うことができたので、今後自分がトップではない時も、組織のなかで全体を考えながら動くことができるようになったと思います。

Kさんこれまでと違う雰囲気で、最初はみんな少し戸惑っているようでしたが、観客席から全体を見渡せる会場だったので、より競技を楽しむことができ、これまで以上に応援にも力が入ったようで、白熱して盛り上がりました。

 コロナ禍では中高別の開催だったので、私たちにとっては中高合同開催も初めての経験。それもどういう感じなのか想像できなかったのですが、学年間の交流が活発に行われたことで距離が縮まり、楽しい体育祭になりました。

 委員長がやりやすいように、副委員長として後輩たちの動きを考えながら双方をうまくつなぐ役割を担ったので、縁の下で組織をまとめる力、サポートする力がついたと思います。

次の代へバトンを渡すことへの想いを聞かせてください。

Sさん昨年の体育祭で、委員長の仕事ぶりや選手宣誓の姿を見て「かっこいいな」と憧れ、今回は自分もそうなれるように頑張ったつもりです。初めての経験は緊張するけれど、終わった時の達成感はすごくて、何物にも代えがたい貴重な経験となりました。皆が楽しんでいる姿を目の当たりにし、やりがいのある役割を担えて本当によかったです。来年以降も素晴らしい体育祭となるよう、今回の難しかった点や工夫したことなどを後輩に伝えていきたいです。

Kさん委員長や副委員長という肩書をもつとプレッシャーを感じるかもしれませんが、中高生が一致団結して一生懸命に取り組んだり盛り上がったりしている姿を見ることができるなど、うれしいことばかりでした。その一端を担えたことを誇りに思うし、いろいろな人と関わってさまざまな経験を積むことができました。一生の思い出となる役割にぜひ挑戦してほしいです。

最後に、受験生へのメッセージをお願いします。

Sさん体育祭以外にも日大豊山女子には中高合同で行う多くの行事があります。他学年と関わることで色々な刺激を受け、自分が高学年になった際に「後輩にはこうしてあげるのがいいのだ」ということが学べます。そんな素晴らしい機会がたくさんあるステキな学校です!

Kさん行事以外に部活動も中高合同でやることが多いので、先輩や後輩への接し方など、人間関係を築くうえでも大きな学びがあります。そしてみんな楽しくて良い人ばかり。この学校に入学したら、楽しい学校生活が待っています!

伝統を受け継ぎながら
時代に合わせた形で実施していきたい

伊藤先生より一言

体育祭担当の伊藤直之先生 体育祭担当の伊藤直之先生

 近年の気温上昇を受け、今年度より外部の体育館で開催することとなりました。生徒が涼しく快適な環境で競技へ参加できることに加え、保護者の方からは「雨天延期の心配がないので休みが取りやすくなった」と好評です。

 一方、初めての会場で下見をする時間が取れず、さらに5年振りの中高合同開催が復活したので大変な部分もあったと思います。教員が下見に行き、情報を仕入れて生徒たちと一緒に作り上げた体育祭でした。今まで先輩たちがやってきたことを新たな場所で、さらに彼女たちにとっては初めての中高合同という部分で苦労はあったと思いますが、中高合同開催の一体感は素晴らしく、大変な盛り上がりを見せ、大成功だったのではないでしょうか。

 学校としては上級生が下級生を先導して団結する姿を見て、自分たちが先輩となった時には後輩を導いてほしい、その伝統を受け継いでいってほしいという想いがあります。そして、普段から勉強に部活動に頑張っている生徒にとって、体育祭が息抜きになってくれたらいいと思っています。

 体育祭では過去2回、高2が優勝したこともありますが、基本的に1年生、2年生、3年生で対抗すれば、やはり3年生が勝利するケースがほとんど。高3生は体育祭で勝利を手に入れ、その流れで受験勉強に突入していく勢いづけの意図もあります。今後もそうした良き伝統を踏襲しつつ、生徒や保護者の意見も取り入れながら、時代に合わせて体育祭を進化させていきたいですね。

体育祭の伝統、中学生全員による集団ダンス「マスゲーム」。ぴったりと動きが合ったダンスは圧巻! 体育祭の伝統、中学生全員による集団ダンス「マスゲーム」。ぴったりと動きが合ったダンスは圧巻!
2025年6月12日、東京体育館で行われた体育祭。生徒約1,100名、保護者約970名が集い、体育館は熱気に包まれました。 2025年6月12日、東京体育館で行われた体育祭。生徒約1,100名、保護者約970名が集い、体育館は熱気に包まれました。
体育祭の種目のなかでも大きな盛り上がりを見せるリレー。生徒同士、保護者からの声援が会場中に響きわたります。 体育祭の種目のなかでも大きな盛り上がりを見せるリレー。生徒同士、保護者からの声援が会場中に響きわたります。
例年行ってきた「棒引き」が、会場の仕様に合わせて今年度は「縄取り」に。中央に置かれた綱を早く多く自分の陣地へもっていく競技で、会場からは大声援が送られます。 例年行ってきた「棒引き」が、会場の仕様に合わせて今年度は「縄取り」に。中央に置かれた綱を早く多く自分の陣地へもっていく競技で、会場からは大声援が送られます。
結果発表では、ドラムロールの効果音とともに各チームのスコアが一の位から読み上げられ、その度に生徒たちは大盛り上がり! 今年も優勝は高3生でした。 結果発表では、ドラムロールの効果音とともに各チームのスコアが一の位から読み上げられ、その度に生徒たちは大盛り上がり! 今年も優勝は高3生でした。

学校情報

女子校
日本大学豊山女子高等学校

〒174-0064
東京都板橋区中台3-15-1

TEL:03-3934-2341

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

2025年6月12日、東京体育館で開催された日本大学豊山女子の体育祭。中1と高1、中2と高2、中3と高3がチームとなって...

この記事を見る

私が教員をめざしたきっかけは、中1の時に担任をしてくださった恩師との出会いにあります。その先生は生徒一人ひとりの気持ちに...

この記事を見る
興奮と熱気に包まれる日大豊山女子の体育祭 今年度より、涼しく快適な東京体育館で開催行事

2025年6月12日、東京体育館で開催された日本大学豊山女子の体育祭。中1と高1、中2と高2、中3と高3がチームとなって...

この記事を見る
豊かな人生の選択ができる力を身につけた女性を育てるインタビュー&メッセージ

私が教員をめざしたきっかけは、中1の時に担任をしてくださった恩師との出会いにあります。その先生は生徒一人ひとりの気持ちに...

この記事を見る
ページトップ