一人ひとりの目標達成を支援し、可能性を引き出す國學院高等学校。大学付属校としての利点を残しながら、幅広い進路志望に応えています。2年次より「文系クラス」と「理系クラス」を用意。選択科目によってクラスが編成されます。また、文系の生徒に向けた「チャレンジクラス」を開設。このクラスは國學院大學への学校推薦型選抜や他大学への学校選抜型推薦(指定校制)などを利用せず、一般選抜で難関大学合格をめざします。進路指導について小川澄人先生(国語科)と高2生4名に話を聞きました。
一人ひとりの目標達成を支援し、可能性を引き出す國學院高等学校。大学付属校としての利点を残しながら、幅広い進路志望に応えています。2年次より「文系クラス」と「理系クラス」を用意。選択科目によってクラスが編成されます。また、文系の生徒に向けた「チャレンジクラス」を開設。このクラスは國學院大學への学校推薦型選抜や他大学への学校選抜型推薦(指定校制)などを利用せず、一般選抜で難関大学合格をめざします。進路指導について小川澄人先生(国語科)と高2生4名に話を聞きました。
小川澄人先生(国語科)
本校は國學院大學の付属校ですが、約80%の生徒が首都圏の難関私立大学を中心とする大学をめざしています。今春は1学年609名のうち、東京学芸大学、東京都立大学、国際教養大学などの国公立大学に17名が現役合格を果たしました。難関私立大学では延べ人数で早慶上理に105名が、GMARCHに461名が現役で合格しています。なお、國學院大學に学校推薦型選抜で進学した生徒は180名でした。
こうした進学実績の背景には、本校のカリキュラムがあります。その特色は1年次より生徒全員が国公立大学や難関私立大学をはじめとする他大学をめざせることです。2年次になると「文系クラス」と「理系クラス」に分かれて学びます。ほかに原則として一般選抜で大学受験に臨む「チャレンジクラス」を設けていますが、カリキュラムも教科書も他クラスと同じです。ただし「チャレンジクラス」には学習意欲の高い生徒が集まるため、授業の進度は自ずと速くなります。また、夏休みや放課後に講習を開講しており、全クラスの生徒が希望に合わせて受講し、個別最適化された学習環境のなかで学べるようにしています。ですから「チャレンジクラス」の生徒だけが難関大学に合格しているわけではありません。
他クラスからは毎年、早慶上理やGMARCHに文系・理系を合わせて指定校推薦制によって進学しています。こうした大学に公募制の学校推薦型選抜や総合型選抜で進学する生徒も増え、指定校制も含めると半数以上となっています。なお、「理系クラス」からは今年、42名が医療系の大学や学部に進学しました。また、本校は生徒が満ち足りた学校生活を送れることに重きをおいており、毎日が充実しているからこそ、しっかりとした進路選択ができると考えています。
そこで用意しているのが、自分自身について理解を深めたうえで大学受験に臨めるような行事です。例えば、文化祭ではクラス全員が協力し合って一つの作品を創り上げ、修学旅行では仲間と学んだことや感動を共有しています。同様に部活動も大切にしており、勉強との両立に全力を注いだ生徒の多くが引退後に驚くほど成績を伸ばしています。
Kさん(高2)國學院高校を選んだのは、私立高校を調べているなかでこの学校が中高一貫校ではなく、初めて知り合った仲間と一緒にスタートラインに立ち、勉強や部活動など学校生活を楽しめる学校だと思ったからです。私が所属しているのは剣道部で、副部長を務めています。部の目標は都大会出場です。剣道の魅力は礼儀作法を学べることと、試合の相手から一本取れた時に、「今日まで稽古に励んできてよかった」と心から思えることです。
将来の目標は明確には決めていませんが、英語力を活かせるキャビンアテンダントやグランドスタッフといった航空系の仕事に興味があります。そのため難関私立大学の国際系学部に進学したいと考えています。そこで英検準1級取得をめざし、夏休みに「英検講習」を受講する予定です。また、英語力を活かせる職業に就いた時のことを考え、選択科目の地歴公民科では「世界史探究」を選びました。
私が学んでいる「チャレンジクラス」は、一般選抜で国公立大学や難関私立大学をめざす生徒が多く、勉強に対する意識やモチベーションの高さに特色があります。このクラスに入ってから刺激を受け、スキマ時間を復習や予習にあてるなど、勉強と部活動との両立にいっそう力を入れるようになりました。國學院高校は勉強や部活動だけでなく、行事も大切にしています。「チャレンジクラス」も同じです。私が楽しみにしている行事は北海道の修学旅行。新鮮な魚や貝を味わいながら、日本の魅力を再認識したいと思っています。
※2026年度より修学旅行先を九州方面に変更予定です。
國學院高校の最も好きなところは、温かな心をもち、友達を大切にできる生徒や、きちんと挨拶ができる生徒が多い点です。挨拶ができるのは当たり前のことですが、それをしっかりできる生徒が多い学校で学べていることに、私は誇りを感じています。
Aさん(高2)僕の姉は國學院の卒業生です。姉から國學院の楽しいスクールライフを聞いていたので受験しました。「理系クラス」を選んだのは、モノづくりに関わる仕事に就きたくて、そのなかでも建築が面白そうだと思い、理工学部の建築学科に進もうと考えたからです。
振り返れば中3の頃は高校受験を前に不安や焦りがあって勉強にも行き詰まっていましたが、國學院高校に入学して1年以上が経ち、心に余裕ができたと感じています。勉強にも部活動にも全力を注げるようになりました。僕が所属しているのは硬式テニス部です。シングルにしてもダブルスにしても、試合では精神的な強さが求められます。対戦相手だけでなく、自分の弱さとの闘いでもあるからです。心に余裕が生まれたのは、部活動が大きく影響しているのかもしれません。
「理系クラス」には僕のように難関私立大学をめざす生徒もいれば、国公立大学をめざす生徒もいます。「理系クラス」の特色は物理が週6時間、数学Ⅱが週4時間、数学Bが週3時間も用意されていること。定期試験は物理なら教科書の16頁から131頁までといった広い範囲から出題されます。また、数学は学力レベルによってAとBという少人数制のクラスに分かれて学ぶので、理系の学力が揺るぎないものになります。
「理系クラス」の生徒も行事に全力で取り組みます。なかでも好きなのは文化祭で、高1では演劇や展示など、高2ではゲームなど、各クラスが個性を打ち出した企画を用意して来場者を迎えます。この記事を読んでくれている中学生の皆さん、ぜひ國學院高校の文化祭に来てください。皆さんと会えるのを楽しみにしています。
Nさん(高2)國學院高校に入学したきっかけは、塾の先生が勧めてくださったから。また、中学の時に文化祭を見て、その楽しく明るい雰囲気に憧れたことです。そしてKさんと同じく、併設の中学がないため初めての環境で友達と一斉に勉強をスタートできる点も魅力に感じました。
将来の職業はまだ決めていませんが、難関私立大学の経済学部に進みたいと考えています。「社会へ出た際に税理士の資格をもっていると有利だ」と父から教えられたので、税理士資格を取得できたらと考え、経済学を学びたいと思うようになりました。その準備として、地理歴史科・公民科では「政治経済」を選択しました。また、大学に進学した時のことを考えて、少しだけ簿記の勉強をしています。
私が学んでいる「文系クラス」では、次の授業で小テストがあると、休み時間にみんなで問題を出し合ったりしながらお互いを高め合っています。また、普段はみんな真剣に授業を聞いていますが、行事になると心をひとつにして全力で取り組み、思い切り楽しんでいます。
高校生になって成長したと感じられるのは、バレーボール部で精神面が鍛えられたことです。中学時代に所属していた陸上部は個人競技でしたが、バレーボールは団体競技。チームプレーがいかに大切であるかに気づくこともできました。また、部活動との両立を図るために、計画を立てて勉強する習慣も身につきました。
國學院高校の良さは、先生方が熱心に教えてくださることと、進路に合わせた講座がそろっていることです。私は「土曜講座」で現代文の講座を受講しています。論理的な文章を事前に読み、先生が解説してくださる講座です。一般選抜での受験も視野に入れているため、先生に勧められて受講しました。一生懸命に勉強して、第一志望の大学に合格したいと思っています。
Yさん(高2)中学生の時、どんな高校があるのか調べていた際に國學院高校の学校案内を目にしました。読んでいて雰囲気の良さにひかれてめざすようになったのが入学のきっかけです。
「文系クラス」に進んだのは、選択科目の地理歴史科・公民科で「日本史探究」を選択したかったから。戦国大名が好きで、特に織田信長の生き方に憧れていた僕は、日本史の知識を深めたいと思い「文系クラス」に決めました。将来の目標は学校の教員になることで、難関私立大学の文系をめざしていますが、数学が好きなため数学の講習も受けています。
「文系クラス」の特色は、クラスメートとの絆が強く、みんなで切磋琢磨できることです。休み時間は一緒に授業で習った英単語を覚えたり、問題を出し合ったりしています。部活動は男子バスケットボール部に入っています。先日、先輩である高3生の引退試合があり、僕たちバスケ部は部長も変わって新しい体制となり、僕は副部長になりました。「理系クラス」のAくんは心に余裕ができたと話していましたが、僕はその逆で、プレッシャーを感じていました。先輩がいないバスケ部で僕たちが後輩の指導にあたらなければならないし、勉強にも力を入れなければならないことに焦りを感じていたのです。
でも、「バスケから学んだこと、得たことを糧に、この壁を乗り越えていきたい」と心に決めています。バスケの魅力は強い相手と対戦した時に、練習の成果がどれだけ通用するかを試せることにあります。相手の攻撃をディフェンスで防げた瞬間、「これまで練習に励んできてよかった」とうれしさが胸に込み上げてきます。また、勝った時の喜びをチームメートと分かち合える点もバスケの素晴らしさです。勉強もクラスの仲間と励まし合って頑張っていこうと思っています。
部活動だけでなく、クラスの団結力が強いのも國學院高校の特色です。なかでも6月の体育祭は部活動もクラスも大いに盛り上がり、ダンスなどのパフォーマンスが繰り広げられる応援合戦は圧巻です。
それぞれに目標をもって充実したスクールライフを送る4人
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