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特進クラスから第一志望の大学へ
大学受験を振り返り、母校の魅力を語る

立正大学付属立正高等学校

〒143-8557
東京都大田区西馬込1-5-1

TEL:03-6303-7683

学校情報 学校HP

 立正大学付属立正高等学校では、難関大学への進学を目標に、高度な学力を養成する「特別進学クラス」(特進)を設置しています。特進クラスで学んだ4名の生徒が、自らの進路をどのように決め、どんな挑戦を乗り越えたのか、それぞれの夢や目標に向けた道のりを振り返ります。

座談会出席者

  • 小川暁大さん(早稲田大学 教育学部 英語英文学科に進学)
  • 小野澤拓海さん(一橋大学 法学部に進学)
  • 後藤和貴さん(北海道大学 総合理系学部に進学)
  • 橋詰龍一さん(早稲田大学 創造理工学部 総合機械工学科に進学)
  • 司会/尾﨑雄一先生(特進クラス担任)

第一志望校に合格!
大学生活を楽しみにしています

尾﨑先生 尾﨑先生

尾﨑先生卒業を目前に控え、皆さんそれぞれの進路が決まりましたね。どのような思いで進路を選び、決断したのかを振り返ってもらおうと思います。

小川さん 国際系に興味があり、英語を使って海外の方と交流することをめざし、進路として早稲田大学教育学部英語英文学科と、立教大学異文化コミュニケーション学部を考えていました。そんな中、担任の尾﨑先生が早稲田大学教育学部英語英文学科の卒業生で、大学時代の学びや思い出を楽しそうに語るのを聞き、「自分も早稲田に行きたい」と思うようになりました。

尾﨑先生小川さんの進路希望を聞き、英語英文学科が適していると感じ、大学の校風も合うと思って勧めました。小川さんはスピーチコンテストでの頑張りが特に印象的で、練習の様子からも、その行動力が素晴らしいと感じていました。

小野澤さんもともと法律に興味があり、「公共」の授業で裁判の判例を学ぶうちに関心が深まり、大学でより専門的に学びたいと思うようになりました。高1の終わりに進路を考え始めた際、数学が苦手だったため私立大学を志望していましたが、担任の先生から「今の成績を活かして選択肢を広げてみては?」と助言を受け、国立の一橋大学も視野に入れることにしました。苦手な数学への不安はありましたが、振り返るとその決断は正しかったと思います。一橋大学は比較的学生数が少ないため、周囲と密な関係が築けることを期待しています。

尾﨑先生私は卓球部顧問として小野澤さんと関わっていましたが、担任の教員とも「彼はもっと上をめざせるのでは」と話し合っていました。その結果、国立大学が選択肢に加わったことはうれしく思います。

後藤さん小さい頃から動物が好きで、実は小学生の頃、父に競馬場へ連れて行ってもらったことがあり、ずっと馬を眺めているような子どもでした。動物についてもっと学ぶため、高2の冬までは私立大学の獣医学部を志望していましたが、「国立大学もめざせるのでは?」という可能性に気づき、高2の冬に国立志望へ変更しました。
 北海道大学の総合理系学部は、獣医学部への道が開かれているだけでなく、ほかの選択肢も広がる点が魅力でした。さらに、「せっかくなら東京を出てみたい」と考え、「どうせ行くなら北海道だ!」と決断しました。寮生活には不安もありますが、新しい環境での生活が楽しみです。

尾﨑先生後藤さんの決断は高2の冬でしたね。心のどこかで「国公立大学をめざしたい」「東京を出てみたい」という思いを感じていたので、こちらから強要はせず、自ら決めるのを待っていました。面談で「北海道大学へ行きたい」と聞いた際は、「そこだよ!」と思い、とてもうれしかったですね。

橋詰さん幼い頃から自動車や飛行機などの乗り物が好きで、進路選択の際は機械工学や物理学を学びたいと考えていました。高2の12月までは筑波大学を第一志望としていましたが、自習室で勉強をしていた際、数学の先生に「ほかの大学にも挑戦してみないか?」と声をかけられたことがきっかけで、早稲田大学創造理工学部を受験することを決意。合格後に詳しく調べたら、より自分の興味・関心に合っていると感じ、進学を決めました。

尾﨑先生早稲田大学の受験はサプライズでしたね。橋詰さんはずっと筑波大学をめざしていましたが、それに向けてコツコツと努力していたからこそ、最後の最後で選択肢を広げることができたのだと思います。

大学受験成功の要因とスランプの克服法

小川さん 小川さん

尾﨑先生大学受験がうまくいった最大の要因は何だったと思いますか? また、スランプはどのように乗り越えましたか?

小川さん無理に頑張りすぎず、適度にリフレッシュすることが大切だと思います。勉強が手につかない日は銭湯に行ったり野球観戦をしたりして、勉強から完全に離れる時間をつくるようにしました。スランプに陥る前に適度な息抜きをすることで、勉強自体が嫌にならずに済みました。

小野澤さん勉強と遊びのメリハリをつけることを意識しました。勉強する時は集中し、塾にいる間は勉強に専念。帰宅後はスマートフォンに触れる時間を確保し、気持ちを切り替えていました。やる気が出ない時は音楽を聴いて気分を上げて勉強していました。高1の冬に入塾したことが、学習習慣を確立するきっかけになったと思います。

後藤さん高3の夏休みまではモチベーションを維持していましたが、2学期から落ちてしまいました。ただ、塾やクラスに勉強している仲間が多く、そんな姿を見て「やらなければ」と思えたことは良かったです。家ではどうしてもだらけがちでしたが、スマートフォンのアプリで勉強時間を測るようにしたことで、意識的に学習時間を確保できました。

橋詰さん「勉強の悩みは勉強で解決するしかない」と考え、とにかく取り組み続けました。ただ、精神的にキツイ時は得意科目に絞って勉強して、うまく切り替えていました。

特進コースの環境を活かし、自らの成長につなげる

小野澤さん 小野澤さん

尾﨑先生学校での学びは、受験勉強にどう影響しましたか?

小川さん先生方によく言われていたのですが、学校の環境をできるだけ活用することが大事だと思います。高1の頃は周りに流されがちでしたが、改めて学校を見渡してみると、活用できるものがたくさんあることに気づきました。そうした環境を積極的に活かせたことは良かったと思います。例えば、英検での面接練習を繰り返し指導していただいたおかげで準1級を取得でき、その過程で学習習慣や粘り強く取り組む姿勢が身につきました。

小野澤さん受験勉強を通じて、向上心をもつことの大切さを実感しました。最初に高い目標を設定しないと、行動の質も変わってしまいます。無理そうに思えても、諦めずに挑戦し続けることの重要性を学びました。特に、学校生活のなかで周りの友人も上をめざしていることが刺激になりました。

後藤さんやはり目標やゴールを設定すると勉強もしやすいですね。何もないと、なかなかやる気が出ません。私は国語が苦手で、国語の勉強をあまりしていなかったのですが、「少しでも成績が上がってくれたらいいな」くらいの気持ちで取り組んでいました。結果的に、「ほかの科目でカバーすればいい」と前向きに考えられるようになっていきましたね。

橋詰さん何かをやる際に、基礎をしっかり固めることの大切さを痛感しました。特に受験勉強を通じて、その重要性を改めて感じました。中3の時、「特進クラス」の数学が苦手で、このままではまずいと思い、計算問題のテストだけは満点を取ろうと決めて、徹底的に基礎を固めました。そのおかげで、学年が進むにつれて成績も上がっていきました。

一番の思い出は高2の修学旅行!
「特進クラス」だからこそ大学受験も楽しく乗り越えられた

後藤さん 後藤さん

尾﨑先生「特進クラス」の雰囲気はどうでしたか?

小川さんピリピリした雰囲気はなく、授業中も楽しく過ごせました。学校が楽しいと、オンとオフの切り替えが自ずとできるようになっていきますね。

小野澤さんクラスメートとは昼休みに気軽に話したり、受験の相談をし合ったり、また、卒業生の先輩から大学生活について話を聞く機会もあり、とても充実していました。

後藤さんリラックスできる雰囲気があって、ごく自然にクラスメートから刺激を受けていたと思います。

橋詰さん受験直前でも緊張感が張り詰めることのない雰囲気が好きでした。クラスの仲間と自習室で勉強することで、モチベーションも維持できました。

尾﨑先生みんなの一番の思い出は?

一同高2の「九州修学旅行」(3泊4日)です!

小野澤さんとにかく楽しかったですね。班ごとで自由に昼食をとる時間があり、「海鮮丼」がおいしかったのを覚えています(笑)。

小川さん「海鮮丼」もおいしかったし、「ハウステンボス」も楽しかったです。アトラクションも堪能できて、良い思い出になりました。

後藤さん本当に楽しかった!

橋詰さん特定の行事というより、全体として楽しかった思い出がたくさんありますね。

尾﨑先生バスの中でカラオケをしたりして、みんなで盛り上がる貴重な時間でしたね。

熱心な先生方と、可能性を広げられる環境が自慢!

橋詰さん 橋詰さん

尾﨑先生最後に、この学校の良さはどんなところだと思いますか?

小野澤さん校内は清掃員さんのおかげで常に清潔さが保たれており、特にトイレがきれいです。施設・設備が充実しており、特に『行学ホール』(多目的ホール)は素晴らしいです。約600席の電動式収納椅子があり、学校行事や講演会、コンサートなどで活用されています。

橋詰さん先生方は個性豊かで、多様な指導をしてくださるのがいいですね。例えば、数学の先生はとても熱心で、独自に問題集を作成して教えてくださるので、その情熱に触れ、勉強にも意欲的になれました。

小川さんやりたい時にやりたいことができる環境が整っているので、いろいろな人と話し、触れ合い、交流することで自分の幅を広げることができます。

後藤さんこの学校には、さまざまな分野を志す生徒が集まっています。芸術系をめざす生徒もいて、一人ひとりの進路に寄り添ってしっかりとサポートしてくれる点が魅力です。

尾﨑先生本校では、教員が一人の生徒を複数でサポートしています。受験についても、ちょっとした会話のなかで、生徒の状態を共有し合っています。クラス担任だけでなく、複数の教員が連携して一人ひとりを見守る体制が整っています。特に教員間での協力は熱心で、生徒のことを深く考えながら支え合っています。これからも生徒一人ひとりの夢や進路をしっかりと応援していきます。みんなも、これから始まる大学生活を謳歌してください。

左から、橋詰龍一さん、後藤和貴さん、小野澤拓海さん、小川暁大さん、尾﨑雄一先生が九州修学旅行の話題で盛り上がっている様子の写真です左から、橋詰龍一さん、後藤和貴さん、小野澤拓海さん、小川暁大さん、尾﨑雄一先生。
九州修学旅行の話題で盛り上がります。

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立正大学付属立正高等学校

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