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国際社会に貢献できる
主体性にあふれた人材を

盈進学園東野高等学校

〒358-8558
埼玉県入間市二本木112-1

TEL:04-2934-5292

学校情報 学校HP

Profile

平井 廣治 校長

 1978年生まれ、神奈川県出身。中学校ではサッカー部に、高校ではテニス部に所属。中央大学文学部史学科では主に古代史を研究する一方、テニスのサークル活動に勤しむ。卒業後は日本大学第二高等学校などで教職経験を積んだ後、2012年からは東野高等学校で「世界史」を中心とした授業を担当。同校主幹教諭を経て2025年1月、校長に就任。趣味は読書。

生徒との触れ合いが
私の人生を豊かに

平井 廣治 校長

 幼い頃から歴史が好きだった私は高校に入学後、「世界史」に強い関心を抱くようになりました。メソポタミア文明を築いたとされるシュメール人の“シュメール”という耳慣れない言葉の響きに魅せられたことがきっかけです。以来、「世界史」を研究したいという思いをもち続け、大学では「西洋史学」を専攻しました。卒論に選んだテーマは『古代イスラエルのダビデ王とソロモン王の比較』です。

 歴史が好きになったのは、恩師の影響もありました。中学校時代に学年主任で「社会科」を教えてくださった先生と、高校で「世界史」を教えてくださったお二人です。特に高校時代の恩師は歴史上の人物をどこまでも深く掘り下げ、教科書に記載されていない内容までテストに出題するような先生でした。私は小学生の頃から「教員になりたい」という夢がありましたが、その具体的道筋を示してくださったのがこの先生方でした。

 念願の教員になれたのは、一般企業に短い期間勤めた後のことです。都内私立高校の教壇に立ち、2012年、本校に赴任しました。生徒に「世界史」を教え、進路・進学指導に力を注ぐかたわら、テニス部の顧問を務めました。テニスは高校から大学まで夢中で打ち込んだスポーツです。本校で教えて今年で14年目。生徒と過ごした日々は、私の人生をより豊かにしてくれました。校長になって授業を担当することがなくなり、寂しさを感じながら、これからも生徒との触れ合いを大切にしていきたいと考えています。

これまで以上に「安心できる学校」へ

「ひろげて、つなげて、そして…」を今年度もキャッチフレーズとして掲げる本校は今年で開校40周年を、また、本校の母体である学校法人盈進学園は創立100周年を迎えました。本校の建学の精神は「知識は第一の宝・品行は最高の美・忍耐は無上の力」です。私はこの精神の素晴らしさゆえに、本校がここまで長い歴史を紡ぐことができたのだと思います。

 今後10年、20年、30年と歴史を積み重ね、さらに発展していくためには、この建学の精神を礎にしながら時代に即した取り組みを実践していく必要があると考えています。それは、国際社会に貢献でき、主体性にあふれた人材を育成するための取り組みです。これを今まで以上に推進していき、生徒や保護者の方々から“選ばれる学校”にしていきたいと思います。

 では、どうすれば選んでいただけるのか。そのために必要なのはこれまで以上に“安全で安心できる学校”になることではないかと思うのです。“安全で安心”であるためには登下校や防災面での安全はもちろんのこと、卒業までの3年間で生徒を大きく成長させ、自らが進むべき道を切り拓けるようにしっかりとサポートすることが大切です。これができてこそ、生徒が安心して通え、保護者の方々が安心してお子さんを任せられる学校になるのだと考えています。

 本校では今年度より新たに「特進コースI&Sクラス」(以下、I&Sクラス)を開設しました。「I」は「International」、「S」は「Smart」の略です。これまで本校には英語に特化した「特進コースIクラス」と高い目標をめざす「特進コースSクラス」がありました。「I&Sクラス」はこの2つを融合させ、国公立大学や難関私立大学、海外大学への現役合格と、グローバルな世界で活躍できる人材の育成をめざすクラスです。ホームルームにネイティブ教員も参加し、日常的に英語に触れる機会を数多く設けています。また、合格に向けたサポート体制のもと、高い志を抱いて入学した仲間たちと切磋琢磨できます。なお、希望制の「カナダ中期留学」に参加した生徒の中から、2年連続で早稲田大学現役合格者が出ています。

 一方、中堅私立大学への現役合格をめざす「進学コースAクラス」でも、英語教育にこれまで以上の力を注いでいきます。その土台となるのが「英検WEEK」です。「I&Sクラス」の生徒と同様に1週間、集中的に目標級の課題に取り組みます。目標は本校卒業時までに“準2級以上”を取得すること。チャレンジ精神を養ったり、合格することで達成感や自信を得たりすることも目的としています。また、「カナダ修学旅行」のほか、希望者に向けて「オーストラリア語学研修」などを用意しています。

「選べる土曜日」や「チーム担任制」も導入

 主体性の向上に向けた取り組みとしては、今年度より“選べる土曜日”と題し、希望した生徒が土曜日に登校して講習と課外活動の両方もしくはどちらかを選んで参加できるプログラムを用意しました。なお、選べる土曜は出席すべき日数に含まないので、家でゆっくり体調を整えることも可能です。さらに“チーム担任制”を導入するなど、生徒一人ひとりがこれまで以上に主役となれる環境づくりを進めています。高校時代に養った主体性が本格的に試されるのは、大学入学後だと思います。小中高は決められた時間割のなかで学校生活を送ってきましたが、大学では自分で授業やゼミを選択し、スケジュール管理をする必要があります。

 武道や茶道には「守破離」という言葉があります。師から学んだ基礎を忠実に守ることが「守」、そのうえにほかの方法も取り入れることが「破」、そしてこれまで学んだことから独自の方法を生み出すことが「離」です。人生でいえば小学校・中学校・高校時代は「守」の段階。そして18歳成人となった後の大学時代が「破」にあたるのではないでしょうか。大学では高校時代に高めた主体性を大いに発揮して、自分で興味を持ったさまざまな分野にチャレンジし、成功したり失敗したりする経験を積み重ねてほしいと思います。「破」の段階では必ずしもうまくいかないこともあるとは思いますが、それが「離」として社会に出ていくうえで重要なステップになるはずです。

 そこで、本校では大学進学を中心とした進路指導にこれまで以上に力を入れていきたいと考えています。現在、生徒の80%近くが大学や短大に進学しています。ここ数年は、特進コースを中心に国公立大学や早稲田大学、GMARCHクラスの大学に現役合格をする生徒も増えてきています。目標を高く掲げ、その達成に向けて努力すればするほど主体性は高まります。自ら学習計画を立て、時間を管理しつつ、勉強に取り組まなければならないからです。本校では「放課後講習」、長期休業中の「講習」「勉強合宿」などを用意するとともに、生徒の目標達成を全教員がサポートしながら、主体性を高めていけるように導いていきます。

本校で飛躍的な成長を遂げてほしい

 最後に、本校での学びを通して「成長したい」「自分を変えたい」と強く願っている受験生についてお話ししたいと思います。

 本校では行事や部活動・委員会活動も充実し、生徒一人ひとりが活躍できる居場所を用意しています。例えば、2024年度より主体的な学びを促す「三種のWEEK」が始動しました。一つは先ほど述べた「英検WEEK」で、あとの二つが将来の選択肢を広げる「探求WEEK」、そして「盈華祭」(文化祭)と「合唱祭」「芸術鑑賞祭」が開催される「芸術WEEK」です。

特に「探求WEEK」では1年生が高尾山をハイキングしたり、体験型英語学習施設のTOKYO GLOBAL GATEWAYを訪問したりします。2年生は留学生と浅草を歩いたり、「大学キャンパスツアー」に参加したりします。1学期中間考査のかわりに設定したものですが、教室での学習だけでは得られない貴重な学びを得ることができる行事です。

「成長したい」「自分を変えたい」という思いをもった生徒なら、こうした取り組みのなかで可能性を大きく広げることができるはずです。本校の校風と“こうありたい”という願いとの相乗効果により、飛躍的な成長を遂げて卒業していった多く生徒をこれまで間近に見てきました。生き生きとした学校生活を送り、笑顔で巣立っていく生徒を目にするたびに、「教員になってよかった」と心から思いました。これからも本校で大きく成長していく生徒の姿を見ることが校長としての私の喜びです。

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