Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

高校時代の思い出のなかには
常に尊敬する先生方の姿があります

栄北高等学校

〒362-0806
埼玉県北足立郡伊奈町小室1123

TEL:048-723-7711

学校情報 学校HP

卒業生の先生が語る
栄北高等学校の今

 栄北高等学校は、緑豊かな環境のなかに校舎があります。最寄り駅から徒歩3分、正門前に停車するバスもあり、高い利便性を有しています。校舎内には20時まで開放されている自習室や、誰でも利用できるコンビニエンスストアがあります。周辺には硬式野球部の練習場である「ベースボールスタジアム」という本格的な野球場、その隣には人工芝でナイター設備も備えた3面のテニスコートもあります。このように恵まれた環境のなかで生徒は日々勉強や部活動に励んでいます。

 部活動では、エア・ライフル部・空手道部・ダンス部・自転車競技部といった部活動が注目ですが、最近できた「カルタ同好会」や「数学研究同好会」といった同好会もあり、生徒一人ひとりが熱中することを見つけて部活動に取り組んでいます。

 学習面のサポートについては、「学校完結型」が特色です。授業はもちろん、早朝学習から放課後演習、夏期講習などの各講習も含めて学校内で学びを完結させるサポート体制が敷かれています。

「生徒時代に尊敬する先生方に出会えたので、教員として本校に戻ってきました!」と話す卒業生の教員。現在、栄北高校には同校出身の教員も数多くいます。今回は、そんな卒業生でもある教員のお二人に、栄北高校の今を語っていただきました。

先生Voice1

私が国語教師をめざした理由

青山 未歩 先生 青山 未歩 先生
(国語科)
2017年度卒業生
大妻女子大学文学部出身

 高1の時、志望校に合格できず落ち込んでいた時に、国語の授業で先生に言われてハッとした言葉があります。「高校受験を失敗したと思うなら、大学受験では満足のいく結果を出せるように、一緒に頑張ろう」その言葉で、私は夢の実現のために、ここで頑張ろうと心を決めました。

 その国語の先生は、私が教員をめざすきっかけとなった先生です。説明することが難しい文章題の解説がわかりやすく、現代文をどう読み解けばいいのかを、論理的に教えてくださいました。そこで、「国語が苦手な生徒にも国語の面白さを伝えられる教員になりたい」と思い、教育学部ではなくより専門的な知識を学べる“文学部”を選んだのです。

 今は同僚となった先生方ですが、どのように授業を行うべきか、日々アドバイスをいただきます。国語は知識を与える時間が多い教科のため、生徒は受け身になりがちですが、ディスカッションやグループワークを行い、自分で考えて能動的に動ける授業展開を心がけています。

 ほかにも専門知識が豊富な先生、いつも面白いエピソードを語ってくださる先生など、個性豊かな先生方がたくさんいらっしゃいます。高校時代の印象深い思い出はたくさんあって、その全てに先生方の支えがありました。

 在学中、部活動は「硬式テニス部」に所属していました。栄北のある埼玉県南部地区はテニスの強豪校が多く、勝ち上がるのは大変でしたが、県大会に出場して2回戦まで進めたことは、貴重な体験となっています。就職した現在も硬式テニス部の顧問を務め、県大会出場を見据えて生徒と共に頑張っています。

 栄北には他校にない部活動もたくさんあります。例えば「エア・ライフル部」は、高校で初めてエア・ライフルを経験する部員ばかりですが、私の同級生のなかには、ジュニアオリンピックに出場した生徒もいます。また、全国レベルの「自転車競技部」にはトレーニングルームがあったり、専門の知識を有する職員が担当しています。今年は女子部員も入部したこともあり、期待と注目が集まっています。

今の高校生に必要な学びとは何か

 大学時代は近代史を研究していました。夏目漱石の『こゝろ』は、高校時代の国語の授業で興味をもち、卒業論文のテーマになりました。『こゝろ』は長編小説ですが、「この長い作品を短縮してまで高校の教科書で取り上げているのはなぜだろう?」 と疑問に思ったことがきっかけで、『こゝろ』の教材としての価値を研究対象として卒論を書きました。夏目漱石の作品は、人の心の繊細な動きや感情を細かく描いています。そのような他者の心の機微に注目し、文章を多角的に捉えることが今の高校生が学ぶべきことなのではないだろうかと感じています。

 私が担当する国語もまた、変革する大学受験をはじめとする教育現場において、重要な意味をもつようになりました。近年、若者の“活字離れ”というのをよく聞きます。活字に触れる機会が決して減っているわけではありませんが、学びにつながるような“活字を読む”機会は少なくなったと感じています。しかし、どんな科目においても長文の内容が理解できなければ、解答を導き出すことはできません。だからこそ、国語の文章読解の力は大切なのです。そこで私は教科を横断して、「読み書きする力」を育てることを意識して授業を行っています。

高校生活を楽しむことを諦めないで

 コロナ禍を経て、高校生の生活はずいぶんと変化しました。人とのコミュニケーションの取り方や、人間関係の築き方も変わってきたと思います。「黙食」を強いられてきた時期があり、食事の時間をコミュニケーションの場として捉えられないこともあったでしょう。多くの行事が中止となり、楽しむことを諦めさせられてきたことと思います。しかし、一生に一度の自分の人生です。楽しむことを諦めず、広い視野をもって不当なことに挑戦してほしいです。

 栄北では最近、生徒会を中心に、生徒主体で活動する機会が増えてきました。昨年は体育祭とは別に、「スポーツフェスティバル」を企画して成功させていました。「サッカー」や「リレー」など、競技内容を生徒会で決めて、審判も生徒が務めました。「自分たちの手で何かを成し遂げたい!」という生徒の主体性を感じました。

 教育実習の時に触れ合った後輩たちは、大学生の拙い私の授業を一生懸命に聴いてくれました。そんな真面目で優しい生徒がたくさんいるところは変わっていません。それぞれが思い描く将来をつかみ取るために、私も生徒たちを一生懸命サポートしたいと思います。

教科を横断して「読み書きする力」を育てることを意識して授業を行っている青山先生。『夏目漱石集』を手に。教科を横断して「読み書きする力」を育てることを意識して授業を行っている青山先生。
『夏目漱石集』を手に。

先生Voice2

ワクワクする日本史の授業

大見山 剛 先生 大見山 剛 先生(地理歴史科)
2008年度卒業生
中央大学文学部 人文社会学科
日本史学専攻出身

 大学では日本史学を専攻していました。もともと歴史が好きでしたが、さらに“日本史好き”になったきっかけは、栄北での日本史の授業です。当時も今も変わりませんが、先生方の授業はワクワクするような歴史の話や面白いエピソードが満載で、私もこんな生徒を惹きつける日本史の先生になりたいと思いました。

 本校の地歴科目にはそれぞれ専門分野をもった教師がおり、中国史が好きな先生、ヨーロッパの歴史に詳しい先生、熱い授業を展開する地理の先生など、知識の量も深さも多彩です。私は社会科研究同好会の顧問を務めていますが、生徒たちが興味をもって探求する分野もバラエティに富んでいて、ロシアの歴史や古代文明などを探求する生徒がいたりと、おそらく本校の教員の影響を受けているのだと思います。私自身は大学・大学院時代、日本の近代史を専門に研究していました。日本の近代の始まりの面白さなども生徒に伝えていけたらと思います。

 近年の大学入試問題は多様化しており、生徒にとって意義あるものにするため、問題演習の際にはじっ くりと問題を吟味したうえで生徒に提供することを心がけています。ありがたいことに授業を通じて日本史に興味をもち、大学の史学科に進んで日本史を学ぶ卒業生もおり、私自身が生徒や卒業生のそのような姿に励まされています。

硬式野球部で一戦必勝をめざした高校時代

 中学3年生の時に本校の学校説明会に参加した際、硬式野球部のコーチに連れて行っていただいたベースボールスタジアムを見て、「ここで野球がしたい!」と強く思ったのを覚えています。当時完成したばかりのベースボールスタジアムは、集中して野球ができる環境が整っていて、とても魅力的でした。当時も今も硬式野球部は“一戦必勝”を掲げていますが、ひたむきに勝利をめざす貪欲なチームでした。

 私は常にレギュラーに入れたわけではありませんが、監督やコーチに人としての在り方やマナーなど、社会で生きていくうえで欠かせないことを教わったのが何よりの財産です。 高校野球引退後は、勉強に専念して一般受験で大学をめざしました。部活動で培った諦めない姿勢や先生方の手厚いサポートのおかげで、一般受験でも合格を勝ち取ることができたのだと思います。

 高校卒業時にはすでに、「いつか栄北高校に戻って恩返ししたい」と考えていましたが、観光業にも興味をもち、大学院卒業後は旅行会社に5年間勤務しました。旅行会社では海外旅行の添乗の仕事も経験しました。英語が必須な仕事でしたが、高校時代のオーストラリアへの修学旅行で英語が好きになったこともあり、修学旅行で海外に行けてよかったなと思ったのを覚えています。 多くの失敗もしましたが、それでも仕事をこなすことができたのは、やはり栄北高校で培った“やり抜く力”のおかげだと思います。

「無駄な失敗はひとつもない」と伝えたい

 今の栄北高校は、生徒主体の活動が盛んです。今年から6月開催となった『栄北高祭』(文化祭)は、昨年以上に屋台販売が盛り上がりました。クラスごとに出店し、必要な機材をレンタルしたり、利益が出るかどうか計算したりと、ほぼ全て生徒主体で考えて運営していました。今年は5,000人を超える来場者を迎えましたが、混乱することなくしっかりと対応し利益を出していました。

 体育館や中庭のステージでは「ダンス部」や「吹奏楽部」が演技・演奏を披露するのが伝統で、今年も大いに賑わっていました。ミュージックチャンプ(カラオケ大会)では、普段おとなしいと思っていた生徒が司会を務め、上手に場を盛り上げていて驚きました。このように行事というのは、生徒の隠れた一面や才能が見られる大切な時間ということを改めて認識しました。

 私はよく生徒に「失敗してもいいからまずは挑戦してごらん」と言います。文化祭もそうですが、まずは我々教員が生徒の背中を押して挑戦させてあげることが大切だと思っています。最近はSNSなどで情報を得ることもできますが、やはり自分自身が実際に見たり触れたりといった体験をしないと本当の学びにはなりません。挑戦するなかでうまくいかないこともありますが、それでいいのです。私自身、過去に多くの失敗も経験しましたが、考えてみるとその全てが自分の糧になっていま す。失敗という過程があるからこそ、その先にある成功につながるのだと思っています。

 主体的に行動する本校生徒の活動は、日々加速度を増しています。私も本校の卒業生として、今の生徒に負けないように自分をアップデートしながら、今後も生徒の夢や目標を実現させるために尽力したいと思っています。ぜひ一度本校にお越しください。

幕末・明治維新を専門に研究していた大見山先生の好きな人物は、新選組の近藤勇です。幕末・明治維新を専門に研究していた大見山先生の好きな人物は、新選組の近藤勇です。

学校情報

共学
栄北高等学校

〒362-0806
埼玉県北足立郡伊奈町小室1123

TEL:048-723-7711

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

「生徒時代に尊敬する先生方に出会えたので、教員として本校に戻ってきました!」と話す卒業生の教員。現在、栄北高校には同校出...

この記事を見る

2023年春、2000(平成12)年の開校以来初となる東京大学合格者が誕生した栄北高等学校。「学校完結型」で手厚く大学進...

この記事を見る
高校時代の思い出のなかには常に尊敬する先生方の姿がありますインタビュー&メッセージ

「生徒時代に尊敬する先生方に出会えたので、教員として本校に戻ってきました!」と話す卒業生の教員。現在、栄北高校には同校出...

この記事を見る
開校以来初となる東大合格者が誕生!塾や予備校に通う必要がない手厚さで生徒一人ひとりの夢をかなえる栄北!進路・進学

2023年春、2000(平成12)年の開校以来初となる東京大学合格者が誕生した栄北高等学校。「学校完結型」で手厚く大学進...

この記事を見る
ページトップ