内藤先生片山くんが高校受験をした頃、山村学園にどんなイメージをもっていましたか?
片山さん教育体制が充実していて、目標を叶えてくれる学校だと思っていました。
内藤先生行事については?
片山さん一番楽しかったのは文化祭です。2年生の時は“迷路”を作ったのですが、みんなで飾り付けや準備をするのが楽しかったです。3年生ではクラスで“シューアイス”を販売しました。
内藤先生それは私も食べましたよ。仕入れから自分たちでやったのでしたね。利益は出たのかな?
片山さん完売したので利益は出たと思います(笑)。
内藤先生「SAコース」で部活動に所属している人はどのくらいいましたか?
片山さん「軽音楽部」とか「サイエンス部」とか、文化系クラブに入っている人はいました。クラスの4割くらいは部活動と勉強を両立させていましたね。
内藤先生実は、山村学園には全国大会に出場している部が5部活あるんですよ。
片山さんそれは知らなかった!(笑)
内藤先生「ダンス部」「バトン部」「剣道部」「硬式テニス部」「少林寺拳法部」は全国レベル。片山くんは大学で剣道をやるんだね。みんなそれぞれ熱中していることがあって、それぞれの居場所で頑張っているようだね。
片山さん友達にはそれぞれ「すごいな」と思うことがありました。数学がよくできた友達は、数学科に進学しましたし。
そういえば内藤先生は物理が専門ですが、物理学をやるなら、数学もきちんと勉強すべきだと思いますか? 私は物理のほうが好きなんですけど・・・。
内藤先生それは間違いないね。私は学生の頃、数学に自信があったので、最初は数学を教えていました。でも好きなのは物理だったから、片山くんの気持ちはよくわかります。
高校物理で学習した「運動方程式」に関しても、大学数学の「微分方程式」をきちんと理解していないといけない。だから数学をまずきちんと学んで、物理の学習に役立てるべきだと思いますよ。数学という武器を持たずして挑むことができないのが、大学の物理ですからね。
そういえば、片山くんは夏休みに“チューター”として山村学園に来てくれるのですね。
片山さんはい。人に教える経験は貴重ですね。自分も勉強する気持ちで頑張ります!
内藤先生大学生活を謳歌してください。今度は対面できるわけだね。楽しみにしています(笑)
片山さんと内藤先生がリモートでつながっている時、当時の「SAコース」の仲間が母校を訪れていました。懐かしそうにリモート画面に見入っていた2人はサイエンス部に所属していたそうです。
よく自習していた進路指導室にて。3年間お世話になった担任の吉野翔太先生とともに。
文化祭でのワンショット。クラスTシャツには担任の吉野先生の名前が入っています。