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自分らしくありのままでいられる環境で
内進生と高入生が刺激し合い高め合いながら成長

「玉川聖学院は私たちの居場所」と話す卒業生のNさん(高入生)とHさん(内進生)。二人とも現在青山学院大学1年生です。吹き抜け横のベンチは、二人が休み時間や放課後によくおしゃべりしていたという思い出の場所。
玉川聖学院高等部

〒158-0083
東京都世田谷区奥沢7-11-22

TEL:03-3702-4141

学校情報 学校HP

 キリスト教の理念を土台に「かけがえのない私の発見」「違っているからすばらしいという発見」「自分の可能性・使命の発見」を教育方針に掲げる玉川聖学院(以下玉聖)。ミッションスクールの多くが中高6カ年一貫教育を行うなか、高等部からの入学枠を設け、幅広い生徒に学びの機会を提供しています。高等部では、内部進学生と高校入学生が同じクラスに混在し、お互いに刺激し合い高め合いながら充実した学生生活を送っています。その魅力を、現在青山学院大学1年に在籍中の内進生と高入生の二人の卒業生に語ってもらいました。

内進生が温かく迎えてくれて
あっという間に壁がなくなりました

Nさん(2024年3月卒業) Nさん(2024年3月卒業)
高等部から推薦で玉川聖学院に入学。在学時は演劇部に所属、広報スタッフ(説明会ボランティア)として活動。指定校推薦で青山学院大学経営学部マーケティング学科に進学。

Nさん(高入生)私は中学まで共学だったので、入学前は「女子校ってどんな雰囲気なのかな?」ってドキドキしてた。すでに3年間一緒に過ごしている内進生のグループに入っていけるか心配だったけれど、入ってみたらクラスメートも先生もみんな優しくて親切で、「玉聖を選んで良かった」って思いました。

Hさん(内進生)内進生も、これまで共学で過ごしてきた高入生は、自分の芯をしっかり持っているイメージがあって、正直言うとちょっと怖くて(笑)。でも、玉聖の先輩として色々と教えてあげよう、話しかけようって心がけていたよ。

Nさん(高入生)最初は少し壁があったけれど、内進生がそんなふうに接してくれたし、4月下旬の体育祭の練習を一緒にするうちに仲良くなって、6月の音楽会の練習でさらに仲が深まって、夏には壁がなくなっていた気がする。私たちは残念ながらコロナ禍で行けなかったけれど、キリスト教のオリエンテーションを兼ねたCFLキャンプでも親交は深まるよね。

Hさん(内進生)“推し”の存在も大きいよね。私は“K-POP”が好きで“共通の推し”があると内進生・高入生関係なくあっという間に仲良くなれた。高等部の修学旅行先が韓国だから、玉聖にはK-POP好きがたくさん集まっているよね(笑)。

Nさん(高入生)私も大好きな宝塚歌劇団を通して友達が増えました。学院祭では友達と先生と「宝塚歌劇団ブース」を出して、グッズのコレクションを披露したり、“推し”のスライドを作って観てもらったりしたことが楽しかったな。卒業生の“元タカラジェンヌ”も来てくれました。

異なる個性を認め合い
尊敬し合って自分らしくいられる場所

Hさん(2024年3月卒業) Hさん(2024年3月卒業)
中等部から玉川聖学院に入学。在学時はダンス部に所属、サーバントフレンズ(ボランティア活動)、広報スタッフ(説明会ボランティア)として活動。指定校推薦で青山学院大学コミュニティ人間科学部コミュニティ人間科学科に進学。

Nさん(高入生)こうして思い起こしてみると、“玉聖は温かくて親切な人ばかり”と改めて思うよね。その根底には「かけがえのない私の発見」「違っているからすばらしいという発見」という教育理念があると思います。だから異なる個性を認め合って尊敬し合える関係性が生まれるんだよね。

 私が玉聖を選んだのは、説明会で教育理念を聞いたから。以前は人と比べてしまうことがあったけれど、玉聖に入って“ありのままの自分”を認められるようになりました。キリスト教の世界観に立って、複数教科の先生と人間そのものについて学ぶ「総合科・人間学」での学びのおかげかな。

Hさん(内進生)自分らしくいられるのは、玉聖の魅力だね。そして一人ひとりが輝ける場所。行事や委員会活動が多く、例えば体育祭の実行委員だけでもいくつも係があって、さまざまな活躍の機会が用意されている。みんな自分の得意や強みを活かして何かしらの役割を担っているよね。そして、そんな生徒の背中を温かく押してくれる先生がたくさんいらっしゃる。卒業して気づいたけれど、玉聖は自分の一部、“居場所”だなって思う。

Nさん(高入生)わかる! 私も戻りたいって思うから(笑)。内進生はすでにさまざまな役割を経験しているせいか、リーダーシップのある人が多い印象。体育祭の目玉でもある高3の創作ダンスでは、リーダーとして率いてくれた同級生の多くが内進生で、ダンスを教えながら100人以上の高3生をまとめて「すごい!」って思いました。私が演劇部の部長を務めるようになったのも、玉聖に入ったからこその成長だし、内進生の影響があったと思う。

Hさん(内進生)女子校は男子がいない分、女子がリーダーの役割を担うから、自ずとリーダーシップが身につく気がします。内進生としては、受験を経て入学してくる高入生は学力が高いと思っているから、「勉強を頑張らなければ」とモチベーションが上がりました。

夢を見つけ、夢に向かって
切磋琢磨しながら頑張れる環境

Nさん(高入生)玉聖は英語教育に定評があるから、高入生としては「内進生は英語ができるだろうな、自分はついていけるかな」って不安でした。実際にみんな英語力が高く、だからこそ私も「英語を頑張ろう」と思えるようになったから、お互いに刺激し合える関係性だよね。

 私は演劇が好きで、「マーケティングを学んで、将来は演劇をもっと日本に広めてたくさんの人に楽しんでもらいたい」というのが夢で、青山学院大学の経営学部マーケティング学科に指定校推薦で合格できたのも、そんな環境のなかで勉強を頑張れたから。

Hさん(内進生)そう、切磋琢磨しながら夢に向かって頑張れる環境がある。私の夢は、地域のなかで子どもたちが家族以外の色々な人と関わり合いながら、安心して成長できる地域コミュニティを作ること。そのために今、青山学院大学で子どもの心理学的理解、コミュニティ文化継承概論を学んでいるけれど、きっかけは「TAP(玉聖アクティブプログラム)」のひとつ「自由が丘スイーツフェスタ」のボランティアに参加したこと。“おもちゃ博”という企画で、企業と連携して人気のおもちゃを子どもたちに紹介し、この経験から子どもが安心して暮らせる地域づくりに貢献したいと思うようになって……。その頃ちょうど、ロシアのウクライナ侵攻でウクライナの子どもがロシアに連れ去られ、ロシアの文化・教育を強制され、それによってウクライナの文化継承が途絶えてしまうというニュースを観て、子どものアイデンティティ形成と地域のつながりを考えるようになりました。だから「ウクライナとロシアのことを知って祈る会」というTAPにも参加したよ。

Nさん(高入生)私は「自由が丘綺麗な通り道プロジェクト」というTAPに参加し、産業能率大学の学生と一緒に、地域の清掃活動をしました。ほかにも「保育実習」や「大学の出張講義」、「被災地でのボランティアキャンプ」などの多彩なプログラムがあるのは魅力的だよね。TAPに参加して進路選択の道筋が見えてくる人も多いのではないかな。自主的に参加する課題解決型プログラムだから、学校推薦型選抜入試や総合型選抜入試にも役立つと思う。

Hさん(内進生)玉聖には、私たちが所属していた広報スタッフやTAPのように、自分から積極的に参加して活動できるチャンスがたくさんあるので、実りのある学校生活が送れるよね。受験生は今大変だと思うけれど、充実した高校生活が待っていることを楽しみにして頑張ってほしいです。

Nさん(高入生)「高校から入って馴染めるかな……」という心配は一切しなくて大丈夫。手厚いサポートをしてくださる先生方と、それぞれの個性を認め合える友達が待っています。

内進生、高入生それぞれ認め合える環境が整備された玉聖高等部での3年間は、二人にとってかけがえのない宝物になっているようです。

二人が所属していた広報スタッフの顧問、藤原先生と曽山先生と。久々の再会に歓喜の声があがりました。 二人が所属していた広報スタッフの顧問、藤原先生と曽山先生と。久々の再会に歓喜の声があがりました。

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女子校
玉川聖学院高等部

〒158-0083
東京都世田谷区奥沢7-11-22

TEL:03-3702-4141

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