Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

コロナ禍を乗り越え
全力で打ち込んだ実行委員長が語ります

東京家政学院高等学校

〒102-8341
東京都千代田区三番町22

TEL:03-3262-2256

学校情報 学校HP

完全復活した三大行事

 東京家政学院で“三大行事”といえば6月の合唱祭、9月の体育祭(『常磐祭』第1部)、10月の文化祭(『常磐祭』第2部)です。合唱祭を目前に控えた5月、2023年度における三大行事の実行委員長を務めた3人が集まってくれました。

 高3になる彼女たちは、中1の3学期にコロナ禍が始まり、感染症に罹患しないよう気遣いながら高校受験に臨み東京家政学院に入学。高1の時には合唱祭が中止となり、体育祭ではマスクと手指消毒が必須。『常磐祭』(文化祭)も来場者の受け入れに制限がかかり、食品販売は全て個包装となっていました。

 それぞれが実行委員長となった高2では、コロナ禍による制限が緩和され、三大行事も通常開催となりましたが、途切れてしまった伝統もあり、前年度を踏襲することが難しかった学年でした。

「合唱祭の運営は先輩から引き継ぐことができなかったので、先生に聞きながら計画を進めました」(合唱祭実行委員長)

「前年度の体育祭は完全中止ではなかったけれど、私は本部の仕事を知らずに実行委員長になったので、先輩からいろいろと教えていただきながら頑張りました」(体育祭実行委員長)

「『常磐祭』は執行部で受け継がれてきた『引き継ぎノート』があったので、なるべくコロナ禍以前の『常磐祭』を再現するように努力しました。前年度まで途切れていたのは校庭に設置したステージ企画です。私の代ではステージを復活させて仮装大会を開催しました。先生も含め、多くの有志が“本気”の仮装をして盛り上がることができました」(文化祭実行委員長)

 5月現在、次の代に実行委員長を引き継いだ3人。『常磐祭』では有志団体として企画を考えているとのこと。行事に全力を出し切ったら、それぞれの目標に向かって歩み始めます。

生徒Voice1

果たすべき責任を果たせた合唱祭

2023年度 合唱祭実行委員長 M.Mさん(高3) 2023年度
合唱祭実行委員長
M.Mさん(高3)

 中高合同で行う合唱祭は毎年6月に開催されます。賞は3つあり、各学年の優秀クラスに送られるのが『KVA賞』、中高それぞれ優れたクラスに送られるのが、創立者・大江スミ先生の名を冠した『大江賞』、そして全校生徒の投票によって決まるのが『ベストソング賞』です。

 2023年度はコロナ禍を経て4年ぶりの合唱祭。校舎の各階に設置されたピアノを使い、各クラスが練習する期間はにぎやかになります。ピアノ演奏者がいない場合は、アカペラ曲を選ぶこともあります。2023年度はアカペラで童謡を歌ったクラスが『ベストソング賞』を受賞しました。クラス替えをしたばかりの高2でしたが、曲決めに苦労したからこそ一つになれていたのが印象的でした。

 私のクラスはアルト、ソプラノのパートがある少し難解な曲でした。それぞれのパートがピアノ伴奏者と一緒に練習を重ね、楽譜にはぎっしりとメモを書き込みました。受賞は叶いませんでしたが、全員が達成感に胸を張っていました。

 合唱祭実行委員会は執行部と各クラスから選出された実行委員で組織されています。私は部活動の代わりに「何かをやり遂げたい」と思って実行委員長に手を挙げました。会場でのリハーサルはできないため、当日の運営は大変でしたが、“自分が果たすべき責任”を果たし、4年ぶりの合唱祭が成功したことで自信がつきました。この経験を大学受験にも活かしたいと思います。

成績発表をする合唱祭実行委員長。「堂々としているように見えますが、内心はドキドキしていました」(実行委員長) 成績発表をする合唱祭実行委員長。「堂々としているように見えますが、内心はドキドキしていました」(実行委員長)
実行委員長のクラスは『栄光の架橋』を選曲。指揮者を務めるのは吹奏楽部員です。 実行委員長のクラスは『栄光の架橋』を選曲。指揮者を務めるのは吹奏楽部員です。

生徒Voice2

100周年に彩られた記念体育祭に

2023年度 体育祭実行委員長 S.Rさん(高3) 2023年度
体育祭実行委員長
S.Rさん(高3)

『常磐祭』第1部となる体育祭は、毎年9月に足立区の『東京武道館』で開催します。2023年度は創立100周年となるメモリアルな体育祭だったので、100周年記念競技として“先生VS生徒”で競う玉入れを作ることにしました。昼のアトラクションの際、玉で100という数字を表現して、学校全体で盛り上がることができました。

 もう一つ工夫したのは、人数が増えた中学生みんなが安全に楽しめる新しい競技です。内容は“段ボールリレー”なのですが、漫画部の人にお願いして、プログラムにイラストを入れてわかりやすくしました。

 東京家政学院の体育祭の特徴は、みんなが全力で競技に挑んでいること。特に騎馬戦は白熱していて、2023年度は延長戦にまでなりました。体育祭の伝統はプログラムのラストを飾る、高3生による『荒城の月』の演技です。ちょうど今、私たちも練習を始めたところですが、全校生徒が「いつか自分も『荒城の月』を踊るんだ!」と注目しているはずです。

 体育祭実行委員は運動部の代表者が執行委員となっているので、数年間続ける委員が多く、申し送りがしやすい組織です。体育祭が終わった時点で反省会を行い、その内容をもとに次年度の会議が始まります。私はソフトテニス部の先輩に推薦されて実行委員長になったのでわからないことも多く、しかも100周年記念の体育祭なのでとても緊張していました。何よりも気を配ったのは安全面です。新しい競技を考える際には、ソフトテニス部の中学生に実際に試してもらい、危ないところがあれば考え直すことを繰り返しました。

 さまざまなプレッシャーのあった2023年度の体育祭でしたが、事故もなく、100周年記念体育祭を無事に終えることができて自信がつきました。私は将来、幼児教育の道に進みたいので、この経験は将来に生きる貴重な経験となりました。

体育祭実行委員長は最初に注意事項などを述べて挨拶を行いました。100周年記念の体育祭実行委員のTシャツには「百折不撓」という文字を入れました。 体育祭実行委員長は最初に注意事項などを述べて挨拶を行いました。100周年記念の体育祭実行委員のTシャツには「百折不撓」という文字を入れました。
全校生徒が憧れをもって見つめる、高3の『荒城の月』の演技 全校生徒が憧れをもって見つめる、高3の『荒城の月』の演技

生徒Voice3

定例の模擬店で賑わった100周年記念文化祭

2023年度 文化祭実行委員長 M.Nさん(高3) 2023年度
文化祭実行委員長
M.Nさん(高3)

 毎年10月に開催される『常磐祭』。大切にしているのは“お客さまをもてなす気持ち”です。2023年度は人数制限も緩和され、久しぶりにオープンな『常磐祭』となりました。

 教室展示では「お化け屋敷」や「駄菓子屋」「縁日」などが企画され、舞台発表も多彩です。注目はグラウンドに長い列を作る模擬店です。本来の模擬店はお蕎麦やアイス、パンなどが定番で、アイスは新幹線で販売されているような硬めのアイスを取り扱っています。2023年度は「チョコバナナ」を企画したクラスがありました。基本的に生徒が食品を扱うことはできず、出来合いのものを発注して仕入れるので、「チョコバナナ」も利益を考え、どのくらい仕入れたらいいかなど細かく考えながらの模擬店でした。企画段階では冷蔵庫などのリース代を考えていなかったので、結果的に赤字となってしまったのですが、いい社会勉強になったそうです。

 2023年度は『常磐祭』も100周年記念の文化祭だったので、100個以上のビニール傘を使って“アンブレラスカイ”を作りました。ほかにも校門の装飾や各フロアの装飾など、委員たちがそれぞれの得意を活かし、前年度までの『引き継ぎノート』を参考にしながら運営しました。理工系をめざす私にとって、サイズやバランスを考えながら発泡スチロールで校門装飾を作るのは、まさに“得意分野”でした。大変だったのは、人の意見をていねいに聞きながら準備を進めること。人を動かすことがいかに大変なことかと思い知らされましたが、生徒会と協力し合って運営した100周年記念文化祭は大成功に終わりました。高3生の『常磐祭』は有志団体としての参加ですが、全力でやり切って受験勉強に臨みたいと思います。

レインボーカラーがそろったアンブレラスカイ。前日に先生と職員の方が全力で設置してくれました。 レインボーカラーがそろったアンブレラスカイ。前日に先生と職員の方が全力で設置してくれました。
文化祭実行委員が勢ぞろい。それぞれの得意を活かしながら『常磐祭』を成功させました。 文化祭実行委員が勢ぞろい。それぞれの得意を活かしながら『常磐祭』を成功させました。
左からS.Rさん、M.Nさん、M.Mさん。三大行事を全力でやり切って受験勉強に臨みます!左からS.Rさん、M.Nさん、M.Mさん。三大行事を全力でやり切って受験勉強に臨みます!

学校情報

女子校
東京家政学院高等学校

〒102-8341
東京都千代田区三番町22

TEL:03-3262-2256

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

東京家政学院で“三大行事”といえば6月の合唱祭、9月の体育祭(『常磐祭』第1部)、10月の文化祭(『常磐祭』第2部)です...

この記事を見る

東京家政学院高等学校の制服は、2014年にリニューアルされました。このプロジェクトの中心的な役割を担ったのが『制服向上委...

この記事を見る
コロナ禍を乗り越え、全力で打ち込んだ実行委員長が語ります行事

東京家政学院で“三大行事”といえば6月の合唱祭、9月の体育祭(『常磐祭』第1部)、10月の文化祭(『常磐祭』第2部)です...

この記事を見る
伝統と品位と可愛らしさにあふれた制服インタビュー&メッセージ

東京家政学院高等学校の制服は、2014年にリニューアルされました。このプロジェクトの中心的な役割を担ったのが『制服向上委...

この記事を見る
ページトップ