東京家政学院高等学校の制服は、創立75周年を迎えた2014年にリニューアルされました。このプロジェクトの中心的な役割を担ったのが『制服向上委員会』。校内に意見箱を設置し、生徒全員の声を集めたそうです。最終デザインも、試作品の中から生徒の投票で決めたといいます。
こうしてリニューアルされたスカートやリボン、ブラウスには、それぞれカラーバリエーションが用意され、その日の気分に合わせてコーディネートできる点が魅力です。
濃紺のブレザーは、同校の“らしさ”である伝統と品性を表しています。正装では鮮やかな赤のリボンをつけます。このリボンが表現しているのは「真紅のバラ一輪が胸元に花開いている様子」です。愛と純潔を表すバラは同校のシンボル。そこで同校の校章は、建学の精神である『Knowledge(知性)』『Virtue(徳性)』『Art(技術)』のイニシャルをバラの形に意匠化されたものになっています。制服には同校の“心の中にある一輪のバラ”を咲かせられるような女性へ成長したいという想いが込められているのです。
リボン
入学式や始業式などの式典では赤のリボンをつけます。このほか、オプションである紺とグレーのリボンも人気。グレーのリボンには生徒の意見を取り入れ、ストライプ柄が入っています。3種類のリボンに共通するのが、学校のイニシャルである「TK」があしらわれている点です。
カーディガン&ベスト
清楚な純白のカーディガン(左)とベストを用意。カーディガンは年間を通じて着用できます。半袖のブラウスも「可愛い」と好評です。
セーター
先輩たちがデザインしたセーター。左腕の白い2本ラインがアクセントになっています。伝統を大切に受け継いでいます。
スラックス
今年から仲間入りしたスラックス。夏冬問わず正装として着用できます。アクティブに動けて、冬に温かく過ごせるのが魅力。このニューアイテムの誕生により、着こなしの幅が大きく広がりました。
校章
建学の精神のイニシャル「K」「V」「A」をバラの形に意匠化した校章。ブレザーの襟につけます。
スカート&ソックス
スカートは3種類。左から、オプションのスカート、正装のスカート(夏用)、正装のスカート(冬用)です。ソックスとハイソックスには白と紺の2カラーが用意され、どれも校名のイニシャルが入っています。
通学カバン(正カバンとして使用できます)
シンプルなデザインの通学カバン。ショルダーバッグとしても使え、小物が収納できるポケットが複数あるなど機能性が追求されています。
バッグパック(正カバンとして使用できます)
校外での行事に便利なバックパック。体育着も入り、収納力は抜群です。