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期間もスタイルも多彩な
国際交流プログラム

大東文化大学第一高等学校

〒175-8571
東京都板橋区高島平1-9-1

TEL:03-3935-1115

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異なる文化や価値観を知るきっかけとなった留学

 大東文化大学第一高等学校には、さまざまな国の人々と交流する多彩な国際理解教育プログラムが用意されています。なかでもカナダとニュージーランドの姉妹校との交流は、長年にわたり同校のグローバル教育を支えてきました。

 1年次から始まる探究学習では、日本に滞在する留学生と共に取り組み、同じく1年次から参加できるカナダやニュージーランドへ行って行う海外研修プログラムでは、「3カ月」「半年間」「1年間」、そして春休み・夏休みを利用した2週間の留学など、それぞれの高校生活に合わせたプログラムが用意されています。半年留学は、ホームステイしながら現地で高校生活を送ります。ステイ先には日本以外の国からの留学生もいて、異なる文化や価値観を知るきっかけにもなります。

 また、国際交流委員会とグローバルコミュニティ(GC)部が中心となって留学生をおもてなしする『大東ホスピタリティプログラム』もあります。これは留学生の書道体験をサポートしたり一緒に掃除をしたりするなど、留学生と共に学び合います。今回、半年留学に参加した高2生もGC部の所属です。半年留学に参加した2人が現地での体験を語ってくれました。

生徒Voice1

多様な価値観と自由に自己表現する生徒と接し
選択肢の幅が広がりました

Tさん(高2) Tさん(高2)

 私が半年間通ったウエストサイドセカンダリースクールには、14歳から18歳、日本でいう中学2年生から高校3年生までの生徒がいました。ホームステイ先にはドイツからの留学生がいて、私よりも半年前から1年間の予定でステイしていました。ヨーロッパからの留学生はみんな英語が上手です。留学生が集まるイベントに参加しても、ヨーロッパ人と日本人の英語力の差を痛感しました。ヨーロッパ諸国の言語の成り立ちは“英語に近い”からだと思いました。

 現地校では『英語』『フード(家庭科)』『アート』『日本語』の授業を選択しました。日本語の授業では“ティーチャーアシスタント”としてリスニングのお手本になることもありました。授業は最初、アイウエオから始まったのに、最後にはきちんとした文章で会話したり質問し合ったりしていて、生徒たちの上達の速さに驚きました。

 英語の授業は、私たちが日本の高校で学ぶ国語です。『ロミオとジュリエット』を半年間かけて読んだのですが、最初は全く理解できませんでした。そこで先生が私のためにプリントを作って個別指導をしてくださったので、文法の小テストでは満点を取ることができました。

 苦労したのは“自分の気持ちを伝えること”でした。まだ現地での生活に慣れないうちはホストファミリーの“ハウスルール”もよくわからず、申し訳ない気持ちを伝えられなくてもどかしい思いをしていました。授業の内容を理解するのに時間がかかって落ち込むこともありました。

 ある日、どうしたらいいかわからなくなって泣きながら学校に行って、一緒に留学していた同級生のSさんに話を聞いてもらったことがあります。思い切ってホストマザーに話すと、「大丈夫、ずっと味方でいるからね」と言っていただいて、それからは気持ちが楽になって楽しい留学生活を送れるようになりました。

 留学して感じたのは、日本には“察する文化”があるということです。「はっきりと言葉で言わなくてもわかるよね」というようなものです。でも、さまざまな人種がいて、多様な価値観をもつ人たちのなかでは、「言葉にしなければ通じない」ことがありました。最初はストレートな言い方に傷ついたこともありましたが、「それは文化の違いからくるものであって、悪気があるわけではないのだ」と理解することができました。

 そもそも私が留学に参加したきっかけは、小学生の頃に通っていた英会話教室です。世界にはさまざまな文化があり、多様な価値観をもつ人がいることを知り、「いつか自分も海外に行ってみたい!」と思っていました。そこで高校も海外留学制度が整った大東文化大学第一を選んだのです。

 半年留学で得たものは“自立心”です。親元から離れて日本語の通じない環境での生活を通して、何でも自分で判断し、解決する力をつけることができたと思います。また、現地の人の自由なファッションを見ていたら、自分も好きなファッションを楽しんで「自己表現をしてもいいのだ」という気持ちになりました。

 大学受験は留学の経験を活用した総合型選抜も視野に入れています。留学以前は理系の生物分野に進もうと思っていましたが、今は文理融合型の学部にも興味をもっています。将来の選択の幅が広がった半年留学でした。

週末のアクティビティでは Logan Lakeを訪れたときの写真 週末のアクティビティでは Logan Lakeを訪れました。
Tさんは日本のゲーム「はないちもんめ」を留学生に教えている写真 Tさんは日本のゲーム「はないちもんめ」を教え、留学生とともに楽しみました。
学年末のイベント「Year End Celebration Party」の写真 学年末のイベント「Year End Celebration Party」でドイツ人留学生と一緒に。
ボランティア活動での写真 カムループス市内にあるKamloops Japanese Canadian Association (KJCA)という日系人会でのボランティア活動での一コマ。日本とカナダのハーフの子ども、移住してきた純日本人の子どもなどがメンバー。写真は、カナダではあまり馴染みのない「雑巾の絞り方」についてレクチャーしています。

生徒Voice2

半年間の留学は本当の自分を知るチャンス
海外でやり残したことを確かめるために、将来、留学に再挑戦します

Sさん Sさん

 子どもの頃から英語に親しみ、「留学して世界を見てみたい」と思っていた私にとって、ウエストサイドセカンダリースクールでの半年留学は、自分自身を見つめるいい機会になりました。

 ホームステイ先には台湾からの留学生もいて、「同じアジア人だからこそ共通する部分」と「同じアジア人でも違う部分」がありました。共通していたのは“英語のアクセント”で、違うと思ったのは、ちょっとした生活習慣と、英語の資格試験が英検ではなくIELTSやTOEICが主流ということ。台湾人のルームメートとはとても仲良くなって、一緒に通学し、放課後は一緒に映画を観に行くこともありました。

 授業は『アート』『体育』『歴史』を選択しました。私は世界史が好きなので、カナダの学校で受ける世界史の授業はとても興味深かったです。例えば日本で受ける歴史の授業の場合、日本史を学ぶ時間があるので世界史の授業に日本史はあまり出てきません。でも、カナダでは世界の歴史とともに、その時代に起こったカナダでの出来事を紹介していました。私は留学中、ちょうど第二次世界大戦について学んでいたのですが、当時のカナダはイギリス領だったので、世界大戦もイギリスの歴史と関連づけられていました。国が違うと歴史の視点も違うのだということを、とても面白く感じました。

 歴史の授業では課題に取り組むことが多く、グループ発表は1~4人で行うことになっていたので、私は1人で取り組みました。日本の学校ではグループ学習のメンバーがあらかじめ決められていることが多いけれど、そこも生徒の主体性に任されているのだと思いました。

 日本語の授業では、一緒に留学したTさんと一緒に生徒5人の授業をお手伝いする機会がありました。「制服がある」「校則がある」「メイクは禁止」など、先生が日本の学校について紹介する場面で、「そんなの嫌だ!」という生徒たちの反応が印象的でした。“差別を許さない”という意識の高さも印象的でした。体育の授業で、ふざけて人種差別発言をしたクラスメートに対して、生徒も先生も「それは絶対にいけないこと!」と厳しい姿勢でした。実際のところ、クラスメートたちのルーツはヨーロッパからアジア、アフリカまでさまざまですから、カナダは本当に移民の国であることを実感しました。

 半年間の留学で強く感じたことは、「今まであまり本当の自分自身を表現せずに生活していた」ということです。臆病な自分、積極的な自分の両面を感じる機会があり、本当の自分自身を知ることができたと思います。言語に対する興味・関心も深まり、志望進路は語学系の学部とともに、海外の大学も視野に入ってきました。まだまだ海外でやり残したことがあるような気がするので、もう一度、留学に挑戦して“やり残したこと”を確かめたいと思います。

友達とランチ中の写真友達とランチ中
放課後はルームメートである台湾人の留学生と外出したSさんの写真
放課後はルームメートである台湾人の留学生と外出したSさんの写真
放課後はルームメートである台湾人の留学生と外出したSさん。
週末のアクティビティでホットドックを作った時の写真週末のアクティビティでは、ともに留学したTさん、ほかの留学生とホットドックを作りました。

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